理解できない孤立死
このところ毎日のように孤立死の報道がある。
私が経営しているアパートに、70歳代、80歳代の独居高齢者が住まわれているから気になるのかもしれない。
そんなニュースの中で、私の想像を超える、理解のできない孤立死の報道があった。
一つは、埼玉県蕨市での事件。
家賃が入らないので管理会社が訪問したところ、死後2年以上経過していると思われる白骨化した遺体が見つかったという事件だ。
家賃が2008年ごろから支払われていなかったという。
2年以上の家賃滞納があるのに放置していたということの理由が、私には想像もつかない。
なぜそうなったか、解説をしてもらいたいと思ってその後のニュースを気にかけていたのだが、これを掘り下げる報道にはお目にかからなかった。
疑問が解決できずに、もやもやした気分が消えない。
もう一つが、茨城県つくば市の有料老人ホームで、入居者の女性が死後1週間たって発見された事件。
老人ホームで孤立死が起こるという事態が理解できない。
この女性は、要介護者ではなかったそうだが、万一のときに備えた安心した生活をするためにあるのが老人ホームではないのか。
24時間ずっとつきっきりというわけではないから、知らない間に亡くなることがあるのは仕方がないとしても、死後1週間も気がつかないという事態が理解できない。
« 子どものいない相続。事実婚で籍に入っていない夫婦間の相続。 | トップページ | 亀田興毅さん大勝。ルールのないスポーツは面白くない。 »
コメント
« 子どものいない相続。事実婚で籍に入っていない夫婦間の相続。 | トップページ | 亀田興毅さん大勝。ルールのないスポーツは面白くない。 »
孤立死について調べているものです。
蕨市のケースについてひとつだけコメントを残します。
このケースは、大家さんが入退院を繰り返しており、大家さ
んの確認が遅れたようです(入金の詳細をあまり見ていなかったようです)。
投稿: 通りすがり | 2012年4月28日 (土) 15時09分
ありがとうございます。
そういうことだったんですね。
ひとつ疑問が晴れました。
投稿: johokan | 2012年4月29日 (日) 21時16分