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2012年5月24日 (木)

家族葬 延岡葬祭会館 甲斐花輪

 あなたが、家族と本当に近しい人だけで故人を送る「家族葬」を希望するのだったら、「延岡葬祭会館」をお勧めする。

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 家族だけでの家族葬

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●白木高級祭壇(写真花、盛物付) 105,000円
●平寝棺(布団、仏衣、位牌、骨壷セット付) 52,500円
●ドライアイス(10kg) 8,400円
●会館使用料(通夜宿泊、精進明け会場料) 52,500円
●寝台車(病院より自宅、会館まで) 21,000円
●火葬場使用料(市内在住者) 15,000円
●遺影写真(白黒額入、リボン付) 21,000円
●霊柩車(国産バン型) 39,900円
合計 315,300円
※価格表示は総額表示(税込価格)となっております。

私の知人がやっている会社だからお勧めするわけではない。
良心的だと思うから勧めする。

 大きな葬祭会社ではなく、延岡市だけでやっている葬祭場だ。 

 私の知人である社長と奥さん、長男、次男、そして長女の家族全員と、社員数名で経営している。

 私も、父と母の葬儀をお願いした。

 大きな葬儀社と違って、宣伝広告の派手さはないが、儲け主義にはしらず親身に葬儀のお手伝いをしてくれる、いい葬儀社だと思う。

 なぜ、ここをブログで紹介しようと思ったのかというと、私は先日、ある葬儀社に家族葬を依頼する場に遭遇した。

 テレビや新聞で、「家族葬」を積極的にとりおこなっているような広告をしている葬儀社だった。

 しかし、遺族の思っていた「家族葬」とはまったく違うものだった。

 カタログを取り出し、通常通りの段取りで葬儀の打合せを進めていく。

 「祭壇はいくらのものにしますか?」「お通夜や葬儀に参列された方へのお礼状は何人分用意しますか?」「お棺は?骨壺は?」と、カタログを取り出し通常の葬儀の打合せとなんら変わりはない。

 相談役としてその場に居合わせた私は、思わず「家族葬と通常の葬儀とは何が違うのか?」と口をはさんでしまった。

 担当者の答えは、「結局同じことです」というものだった。

 結局100人分のお礼状と会葬お礼の品を用意し、費用は100万円近いものになった。

 「家族だけで見送る小さな家族葬」のキャッフレーズはどこにいったのだろう。

 カタログを出されて、まず祭壇をどうするかという質問に、遺族がとまどっているのがわかる。

 遺族は、「家族葬」の表示例の価格がセット料金になっていると思っていた。

 相談者として同席してた私は、「一番安いのでいいのではないか」と助言した。

 しかし、人の心理として一番安いものは選べないようで、下から2番目か3番目のものにした。

 曰く「このくらいのものにはしてあげたい」

 その言葉で、私は以後の一切の助言はやめた。

 遺族の心情を尊重すべきだと思ったからだ。

 結局、葬儀費用は100万円程度になった。

 私には、当初遺族が考えていた「家族葬」とは少し違ったものになったように思えた。

 それで、今日紹介する延岡葬祭に「家族葬」について尋ねてみることになったというわけだ。

 その答えは、「延岡葬祭」では、家族だけを中心とした「家族葬」を希望するのであれば、お通夜と葬儀で315,000円でできるというものだった。

 お通夜に使う会場には、寝具も用意しているし、お風呂も使える。

 これにはお通夜の時の飲食代は含まれていないから、そんな費用をプラスしても30万円代で収まると言う。

 私は、知人の経営者を信じているが、思いもかけない家族の死に直面してどうしていいかわからない遺族は、つい葬儀社のペースで想定以上の費用になってしまうことがあるかもしれない。

 そんなときは、相談してもらえれば、本当に希望する予算で収まるよう私の方から進言することもいとわない。

 私のブログを見たと言えば、さらになにかをおまけしてくれるはずです。

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コメント

人の死は、重病で余命の大まかな推測が出来る場合を除いては、ある日、突然やってきます。

私が喪主になっての葬祭は、亡父の一回だけでしたが、その時の体験で葬儀費用について興味がわき、友人などが喪主になった葬祭費用について聞いたりして、色々分かったことがあります。

一般的な葬祭場で行い、弔問客が150名位の場合では、私のリサ-チの結果ではJA「プリ-エ-ル」が最も良心的な費用でした。

これが例えば、80歳後半以上の年齢で、知人・友人も鬼籍に入っていて、社会活動などを特に行っていない場合、弔問客は50名を少し超えるくらいかなという地味な葬祭では、JA[プリエ-ル」とそれ以外の葬祭場では費用が2倍近く違います。

ご近所で80歳前後の方が、相次いで亡くなり、一人はJA,もう一人はJA以外の葬祭場を使った際に、弔問客数も殆ど同じ、使ったホ-ルも同規模で費用を聞いたところ、丁度倍の開きがありました。

JAが安いのか、JA以外が高いのかは分かりませんが、その時の現実がそうだったのです。
近年、葬祭場も増えて、核家族化社会を前提に家族葬を売りにした小さな葬祭場も散見されます。

私は、友人などから相談を受けた場合、今までJAプリエ-ルを推薦してきました。

しかし今回のブログ内容を考えると、延岡葬祭会館の葬儀内容と費用は極めて良心的な設定になっていると思います。

私自身は無宗教ですし、死んだ後の私の事より残された家族が心穏やかに健やかに生活してくれれば十分ですので、家人には

「葬祭場での葬儀不要、一晩家に棺桶を置いておいて、火葬場直行で十分。神主の祈祷なんかも自分には聞こえないから、不要。」

と言ってあります。

これほど地方経済が衰退し、経済格差が広がり、葬儀代より残された家族の生活優先になり、近い将来、火葬場手続き、遺体運搬などに特化した葬祭サ-ビスも当たり前になると思っています。

プリエールにも知り合いがおりますが、確かに良心的です。

 経営母体が協同組合組織ですからね。

 私は個人的には無宗教で、寺の葬儀も墓も不要だと思っています。

 ただ、父母はお寺を大事にしていまして、私は長男で檀家として父母は仏式で葬儀をあげ、お寺の墓に埋葬し、お寺に供養してもらっています。

 私は離檀してお寺の墓には入らなくてもいいと思っているのですが、仏教を信じていた両親やご先祖さんのことを考えるとそうもいかないと思っています。

 先祖代々の墓となっていますので、私の一存で処分できないので、子どもに葬式費用のこしておかなければいけないのでしょうね。

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