補助金にたかるのはやめよう。中学生の正義感。
また、やってしまった。
中学生の正義感。
先ほど、不動産の組合で流通委員会の会議があった。
その業事業計画の中で、補助金を利用しての事業計画の話が合った。
補助金を受けるためには、とりあえず事業計画案を提出しないといけないということで、仮の事業計画案を作っていた。
そこで意見を求められての私の意見。
「補助金目当てで事業をつくりだすのはおかしい。」
やりたいことがあって、それをやるのに補助金が使えるから使うというのならいい。
しかし、「補助金があるからそれをつかわないと損だという考え方には反対」
と主張した。
すると、「使えるものは使わないと損じゃん」と来た。
これで、プッツン。
「国会議員や官僚の無駄遣いはいかんというが、自分たちのたちには金を配ってくれ。自分のためにつかう金ならいくら使ってもいいという選挙民ばかりだから、政治家は選挙民のためにばらまく。それが1,000兆円という借金を作ってきたんじゃないか」という自論を叫びまくってしまった。
ここ数十年、高度成長経済の中で、いくら借金しても返せるという理屈で「ばらまき」を続けてきた。
経済が拡大し続けて膨れ上がって閉塞状態に陥った現在、どの国も背負った借金をどうするかで四苦八苦している。
ここから抜け出すためには、使わなくて済むものは辛抱するしかないと総論的には全員がそう思っている。
しかし、各論となると、自分たちにはこれが必要で、そのためには国の予算をつかってくれとなる。
痛みを分かち合おうという政治屋さんたちは、自分たちが傷むことは避け国民にばかり痛みを押しつける。
それに群がっている選挙民は、自分たちのためには予算を勝ち取って来いといっているのだから、国民にも政治屋さんたちを責める権利はない。
ギリシャやフランスの選挙結果が、それを如実に物語っている。
国がつぶれかかって、借金を他の国に肩代わりしてもらってなんとか命を救われたギリシャ国民は、緊縮政策の痛みに耐えることを拒否し、財政拡大を要求している。
フランスもまた同様だ。
これが人間の本質。人間救いがたし。
と、ついつい興奮が尾を引いたままのブログになった。
新入スタッフさんに、こんな話をぼやいてみたら、「正しいと思うけど、言い方が良くないですね。優しく話をしないと相手が受け入れないですよ」と言われてしまった。
その通り!
わかっちゃいるけどやめられない。
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