小沢さんは、消費税増税法案の採決から逃げ出さないか?
来る26日に消費税増税法案の採決が行なわれる予定だ。
昨日書いたことだが、小沢さんは次の選挙を見据えて、あがいている。
民主党が大勝し政権交代を果たした前回の選挙は、小沢さんの功績だと言われているが、私は当時からそうは思っていなかった。
あの選挙は、政権交代が壊れかかった日本を救ってもらえるという国民の期待の結果だった。
私の選挙区から当選した民主党の候補者も、小沢さんの選挙戦術で選挙を戦ったらしい。
その人の選挙事務所は、私の会社から数百メートルのところに構えておられた。
選挙事務所が駅前の商店街にあるにもかかわらず、選挙演説をする姿を見たことがなかった。
私の事務所と同じ商店街といってもいい場所だったのに、選挙前、選挙中、選挙後も候補者の顔を見たことも声も聞いたこともなかった。 それでも私はこの人に投票した。 私も政権交代を期待したからだ。 しかし、選挙民としての私も、私の家族も、私のまわりの多くの人も、候補者に投票したのではなく、政権交代を期待しての民主党に投票したのだ 私は、小沢さんの力であの選挙に勝ったのではないと思っている。 私は昨日、小沢さんの何がすごいのわからないと書いた。 自分と対立する政策を否定はする。 自分なら国民を幸せにすると言う。 しかし、その具体策を丁寧に説明する姿を見たことがない。 今回も、「増税はいけない、その前にやることがある」と言っているが、それは政権政党の要職に3年近くもいた人の言う言葉ではない。 政権をとってからの小沢さんの印象は、党内での政権争いに終始してたことしかない。 争いが大きくなりそうになると、姿をくらますのが小沢さんだったような気がする。 反対を表明しながら肝心のときには自分は国会を欠席する、ということもあったような記憶がある。 はたして今回、消費税増税法案の採決に小沢さんは反対票を投じるのだろうか。 よもや、小沢さんが採決を欠席するようなことはないだろうなあ。
水面下で小沢さんが選挙応援をしていたせいで当選したのかもしれない。
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