雨の日は天気が悪い?
今年の梅雨は、梅雨らしい梅雨だ。
このところ、ずーっと雨だ。
おかげでバイクを乗り回せない。
私が所有している建物は古いものばかりなので、ひどい雨だと雨漏りするものがある。
それで、最近私は雨が嫌いになってしまった。
以前は、雨は嫌いではなかった。
子どもの頃から活動的でなかった私は、雨の日に家に閉じこもるのが、むしろ好きだった。
だから、天気予報で「明日は天気が悪い」とか「天気がくずれる」という言葉に違和感を抱いていた。
なんで、雨の日を天気が悪いというのだろうと思っていた。
晴れの日が良い日で、雨の日を悪者扱いするのは間違いだと思っていた。
日照りが続いて雨がまったく降らなければ、渇水で給水制限されたり、凶作になる。
自然の天候だけに頼っていた昔は、日照りによる大飢饉もあった。
そんなときは、雨乞いをした。
神様を頼って、どうか雨を降らせてくださいとお願いすることになる。
生きるのにかかせない水の供給を雨に頼っているはずなのに、どうして雨のことを「悪い天気」というのか、子どもの頃からの私の疑問だった。
今朝のワイドショーで、外国仁は雨でも傘をささない人が多いという話をしていた。
雨の日にどうしているかというと、少々の雨だとレインコートの襟をたてて雨をしのぐだけで傘をささない人が多いというのだ。
日本に来ている外国人で、少々の雨では傘を射さずにいる人をインタビューしていた。
雨が降ると涼しくて気持ちがいいと言って、平気で濡れている。
それに、例えばアメリカは国土の半分くらいは雨がほとんど降らない地域があって、それに慣れているから、雨は空気をきれいにして草木をよみがえらせてくれる天からの恵みだと思っているのではないかという解説もあった。
私がずっと思っていた、「雨」のことを「天気が悪い」というのは、なんか違うよなというのは、あながち間違いではないのではないなあと思ったワイドショーだった。
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偶然こちらを見かけました。
私も本日雨について載せたので興味深く拝見いたしました。
その他の記事も共感できるもので朝からうれしいです。
時々お邪魔します。
投稿: 藤按 | 2012年6月20日 (水) 08時25分
藤按さん、コメントありがとうございます。
藤按さんのブログを拝見しました。
心のあたたかさを感じる、いいブログですね。
また、ときどきおじゃまさせていただきます。
投稿: johokan | 2012年6月20日 (水) 09時25分