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2012年6月 1日 (金)

普通自動二輪免許取得、さんざんな軌跡①

 ①自動二輪の免許を取る動機

 普通自動二輪の免許を取るために教習所に通い始めて10日になる。 

 この歳で(といっても年齢は公表していないが)自動二輪免許の教習に行っているという話をすると、みんな一様におどろく。

 そして、口を揃えて「その年でどうして?」と質問される。

 どうしてって、自動二輪に乗りたいからに決まっている。

 どうやら一般的には、おじさんが自動二輪に乗ってはいけないようなのだ。

 「おじさんが自動二輪に乗ったら悪いのか?!」と聞くと、「いや、その歳でバイクに乗りたいという気持ちがすばらしい」と言う。

 概ね、ほとんどの方がこのような反応を示すのだ。

 その反応を私は、感嘆と称賛されているのだと思っている。

 

 ところで、どうして自動二輪の免許を取ろうと思ったのか。

 突然、自動二輪に乗りたいと思ったわけではない。

 私は、長年、原付バイクを利用している。

 仕事で一人で動くときに、バイクの方が便利な場面が少なくない。

 仕事がら市役所に行くことも多いのだが、こんなときはバイクに限る。

 市役所の駐車場が狭いので、駐車場待ちになることも少なくない。

 私の会社は、歩いても10分ちょっとの距離しかないので、わざわざ大きな車(愛車はハリアー)で行くよりバイクの方が手軽でいいのだ。

 お客様のお宅にお伺いして商談するときも、駐車場の心配をしなくて済む。

 売買の取引(決済)は銀行で行なうことになるが、この場合、売主・買主・当社・相手方の不動産会社・司法書士のそれぞれが車で来ると4台になる。

 銀行の駐車場に余裕がなくて、すぐに車が停めにくいときも多い。

 それで、駐車場の狭い銀行で取引をする場合には、私はバイクで行くようにしている。

 そんなわけで、私は長年バイクを愛用しているのだが、20年ほど前から、原付バイクは交差点で2段階右折をしなければいけなくなった。

Nidanusetu  2段階右折というのは、右折しようと思う交差点にさしかかったら右のウインカーをあげてそのまま直進する。

 直進するのにウインカーをつけるのは後続の車が戸惑うんではないかと思うんだが、右折のウインカーをつけたまま直進して交差点を渡り、単体側の待機枠まで行ったら、そこでバイクを右に方向転換する。

 当然、目の前の信号は赤。

 その信号が青に変わるのを待って、青になったら直進する。

 という、2段階の手順をふんで右折するという方法。

 無視して違反をしようと思ったこともあるのだが、違反キップがこわくて真面目に2段階右折を実行している。

 交差点の反対側まで行って向きを変えて、信号が変わるのを待っている時間は、私にとってなかなか屈辱的な時間なのだ。

 自意識過剰の私は、待機している私のすぐわきを次々と通過していく車が、窓越しに侮蔑の視線を投げ掛けているように感じる。

 そして、方向転換した自分の後で信号待ちをしている車から、「かったるいことをしているよな」とバカにされているように感じるのだ。

 もう一つの原付バイクの不満は、制限速度30㎞ということ。

 車を運転していて、30㎞制限を守っている原付バイクの後ろを走るといらいらする。

 道路が狭いと追い越せなくて、ずっと追い越すタイミングをはかることになる。

 そして、対向車の切れ間を見計らっていっきに追い越すのだが、次の対向車のことを考えるとすれすれで追い抜くこともある。

 そんな経験をしているから、ほとんどの原付バイクが車の流れに乗って走っている。

 ただ、運悪く白バイに遭遇してしまったら、すぐに20㎞以上の速度違反になる。

 私も、白バイに後ろにつかれた経験がある。

 その白バイの警察官さんがいい人で、次の赤信号で私の横に白バイを並べ、「お兄さん35㎞オーバーだよ」とメータを指さした。

 私は内心観念していたが、「えっ?」ととぼけた。

 「お兄さん。原付バイクの制限速度は30㎞だよ。あんたのバイクは65㎞以上でちょった。35㎞オーバーは1ヶ月の免停だよ」と言う。

 「えー。免停?どうしよう」と困りかけていた私に、「安全運転で行きなよ」といって白バイは去った。

 なんという、意気で人のいい警察官なんだろうと感謝したものだ。

 それ以来、スピードは控えめにしている。

 2段階右折と、制限速度30㎞。

 この二つの理由で、私はこの5年間自動二輪を取りたいと思っていた。

 車の免許をとるときに、私を悩ませたのがクラッチ操作。

 バイクのクラッチ操作でまた悩むのはいやだと思って、自動二輪を取るのをあきらめていた。

 それがだ、5年前に自動二輪者オートマ限定免許というのができた。

 私は、それ以来ずっと自動二輪免許を取りたいと思っていた。

 それに、町を走るビッグスクータは私の美的感覚を刺激するのだ。

 原付バイクをビッグスクータに乗り換えて自分の足にして、うろちょろしたい。

 と、思い続けること5年。

 このところのガソリン高騰も、きっかけのひとつ。

 私のハリアーの燃費が悪く、リッター6㎞くらいしかはしらない。

 お客様を乗せないときにバイクで動くようにすれば、ガソリン代が浮いた分でバイク代がでるのではないかと思うようになった。

 人気のビッグスクータは70万円くらいする。

 安い中古バイクはないかと探していて、インターネットオークションを見つけた。

 ビッグスクータもたくさん出品されていた。

 10万円ちょっとで買えないかなとおもって、何回か入札してみたが、当然のごとく落札できない。

 ほとんどのバイクが、落札価格30万円超。

 そんなことをして遊んでいたら、なんと12万円ちょっとで落札してしまった。

 免許もないのにバイクが届いてしまうはめになった。

 そこで、あわてて自動車学校に行って入学申込みをしたという次第。

 本当は、自動二輪の教習の悲哀を書こうと思って書き始めたのだが、入学動機だけでこんなに長くなってしまった。

 引き続き続編として、おじさんの自動二輪教習秘話を書くので、興味のある方は読んでいただきたい。

 

 

 

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