年の差婚と遺言
年の差婚が大流行りのようにある。
加藤茶さん、中本工事さん、ラサール石井さん。
そのほかにも、年の差カップルの話は枚挙にいとまがない。
男として、うれしいような話のようの気もするが、一般庶民男子にはあまり縁のない話だろう。
加藤茶さんの奥さんも、ラサール石井さんの奥さんも、お金とは関係なく人柄や見た目がタイプだったって言ってるけど、やっぱり経済的な裏付けがあってこその人柄であり、容貌なのである。
経済的に困窮している老人の人柄を知ろうとするはずはないし、経済的に余裕のない老人の容姿容貌が女性の心を射止められるはずがない。
私も気持ちだけは若いのだが、そんなチャンスに遭遇しそうになったことは皆無だ。
どう見たって前期高齢者予備軍のおじさんでしかない。
もっとも、長年いっしょに苦労を背負わせている妻がいる身で、そんな不遜なことを考えることはないと弁明しておこう。
ただ、昨今のテレビや新聞でも、結婚相談諸などで10歳以上年上の男性との結婚を容認している女性が増えていると報じられている。
年の離れた男性は経済的に余裕があり、女性に対して包容力があるというのがその理由のようだ。
さらには、相手が再婚者でもいいという女性も少なくないそうだ。
双方が幸せになることだから喜ばしい話ではあるが、子どもがいる再婚の場合は相続でもめごとが起こりがちだということに注意が必要だと思う。
巨額の財産がある場合はもちろんのことだが、大した財産が無いと思っている家庭であっても、相続となるともめごとはつきものだ。
父親が再婚した瞬間に、子どもの相続財産の半分になってしまうのだ。
すなわち、新しい奥さんは結婚すると同時に夫(子どもにとって父親)の財産の2分の1の相続権者になるわけだ。
自分の死後に争いをおこさないために、早めに遺言を作っておくことが必須事項だ。
遺言は、残る人への最大の心遣いなのだ。
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