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2012年6月26日 (火)

増税法案採決に民主党議員57の反対票

 消費税増税法案が衆議院を通過した。

 自民党、公明党の賛同を得て賛成多数で可決されたのだが、反対票96票の内民主党の議員の反対票が57票だったそうだが、これってどう考えてもおかしい。

 おかしいのは、なにもかもおかしくて、人間が自分のことしか考えないからおかいしのであって、政治家だけがおかしいのではなくて、そんな政治家をつくったのは国民であって、国民という集団も、国民というひとくくりになると国のための政治をしてくれと言うのだけど、いざ選挙となると自分の選挙区のためだけには予算をできるだけおおくもってくる人にしか投票しないぞと脅かすもので、政治家はそれにおびえて、借金まみれの財政なのに、自分の選挙区や自分が頼りにする組織のためにせっせと税金を投入する努力をし、選挙民は赤字財政はいかんといいながらも、さらに自分のためには税金を投入しろと政治家を脅迫してきたのだ。

 それは、冷静に考えると共犯であって、これはなにも日本に限ったことではなくて、ヨーロッパでもアメリカでも同じことが行なわれていて、世界規模で人間社会がおかしくなりつつある。

 しかし、テレビの画面にさらされている政治屋さんたちの人相は、これは私の先入観かもしれないけど、みんな卑しくて、国家、国民のことを考えて政治をしているという感じはまったく感じられなくて、自分の政治屋さんという式久場を確保しようとしているようにしか見えない。

 昨日、野田総理が民主党議員に法案の異議を説明して、理解を求める演説をする姿が放映されていたけど、そこで民主党の議員の一人が大きな声で「私の命がかかっているんだ。どうしてくれるんだ!」と叫んでいたが、これが国会議員という職業で生計を立てている人たちの本音の言葉で、国民の命を守ることは二の次で、自分の命を守るのが先なのだ。

 それは、父として進まない東日本大震災復興や原発事故の対処のドタバタ劇をみていて重々感じていることだけど、衆目にさらされるテレビカメラの前で、臆面もなく、(消費税増税をしたら、次の選挙に落ちてしまう。そうしたら生活に根気ゅする)そんな気持ちが「私の命がかかっているんだ!どうしてくれるんだ!」という悲痛な叫びになったのだろう。

 私たちは、なんとも情け無い人たちに政治をまかせている、なさけない国民だなといたく悲しい気持ちになった。

 それに、それを非難するテレビにも、それ以上に腹立たしく感じている。

 テレビは、民主党の小沢さんの処分問題ばかりを取り上げていて、他人の舵と喧嘩は大きければ大きいほど面白いとばかりに、民主党のごたごた問題ばかりを取り上げていて、消費税増税が与える今後の影響についての考察や、対策等に言及する報道はない。

 心配性の私としては、こんな不景気なときに増税を打ち上げると、ますます不景気になるのではないかと心配でたまらないし、私は不動産業に従事しているのだけど、消費税増税前の駆け込み需要があるのか、それに便乗して大手不動産会社が攻勢をかけてきて、零細の私の会社はますます大手にシェアを奪われて救急とするのではないかとか、消費税アップ後には今でも低迷している不動産取引がさらに冷え込んでしまうのではないかと不安におちいってしまう。

 いつもは、読みやすいように意識的に文章を短くしていたのだけど、もうぐだぐだでいやになってしまって、文章もぐだぐだになってしまった今日は6月26日火曜日。

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