プラスの感想や意見を伝えよう
新スタッフさんに、「社長(私のこと)はいつも元気ですね」と言われた。
私は「今日も一日ガンバルゾーーー」と吼えるとこもないし、忙しく動き回わるタイプではない。
私は、のんべんだらりと1日を過ごしている。
だから社員から見ると、むしろ「この社長はなにもしないで、なにをやってるんだろう?」と思われても当然。
それで、一瞬社員の言った言葉の意味がつかめず、「おれのこと?元気ってどういう意味?」って聞き返してしまった。
「そうですよ。社長が疲れたとか、体がだるいとか、きついとか言ったことないですよ」と言う。
そう言われれば、そうかもしれない。
しかし、私は腰痛持ちで、朝は起き上がるときはすんなり起きることができない。
起きてしばらくは、痛くて腰が伸ばせなかったりする。
それに、毎日の睡眠時間は5時間くらいで、慢性睡眠不足状態だ。
しかし、言われてみると、私はキツイとかだるいとか疲れたとか言っていない。
「暑い」「寒い」も余り言わない。
「暑い、寒い」については、私のブログの「テレビの功罪」のカテゴリーでテレビが「暑い」「寒い」と大騒ぎするのを、度々批判している。
暑い、寒い、なんてことは生きている人なら、言われなくてもわかっている。
ことさらに暑いシーンや、寒い映像をかき集めてみせつけられると、暑さや寒さが倍加するだけだから、貴重な放送の時間を費やして報道するな、というのが私の自論。
そう思っているから、私は、あまり「暑い」「寒い」と大騒ぎしない。
それと似たような理由で、病気で体調が悪くても、あまり「キツイ」とか「苦しい」とかは言わないようにしている。
「だるいとか」「疲れた」という言葉も同様に、余り口にしない。
それは、私が男らしくて我慢強いからではない。
私は、ヒトが(例えば妻が)風邪をひいて熱っぽいときなんかに、「キツイ、苦しい」という言葉を聞くのが好きではないからだ。
熱があってキツイというのは、かわいそうだと思う。
大変だなと同情する。
だから、「大変だね」「病院に行って薬をもらってきなさい」「ゆっくり寝てなさい」というような言葉をかける。
それでも、ヒトは「キツイ」「キツイ」と言う。
私にはそれを治せないから、「キツイ」「キツイ」と言われると、自分の気が滅入ってくるのだ。
そして、それがそのうち怒りにも似た心境に陥るのだ。
私は、自分が人にしてもらいたくないことをヒトに対してもしないのを心情としている。
長くなりましたが、これが、冒頭の「私が疲れたとか、だるいとかキツイ」とか言わない理由なのだ。
社員さんに「そんなに元気に見えるのかなあ?」と言ったら、「すごいと思います。入社して2ヶ月になるけど、一度も疲れた顔を見たことがないですもの」などと言う。
言われてみると、大きな病気はしたことはないし、そんなに疲れたとか体がだるいとか思ったことない。
俺は人に比べると丈夫なんだなあと自信が湧いてきた。
世の中、プラス思考という言葉が大流行り。
なにごとも前向きに考えて生きることが大事だということは良く聞く話であったが、相手に対してプラス志向の言葉をかけることも大事だなあと思わされた、「なにげなく自信をつけられた言葉」だった。
« 増税法案採決に民主党議員57の反対票 | トップページ | 終わっていた。「アーティスト」 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 厳罰の必要性をていねいに説明してもらいたい(2024.09.18)
- 警察からの電話(2024.09.16)
- 憲法 どうなっているの?(2024.09.15)
- 憲法(2024.09.12)
- 河野さんを総理大臣にしたら大変だ!(2024.09.06)
コメント