普通自動二輪免許取得、さんざんな軌跡②
②入校式
ということで、(ということまでを知らない方は昨日のブログをご覧いただきたい)昼休みに自動車学校に普通自動二輪の入学申込みに行った。
申込みの書類に必要事項を記入し、講習料を前払いして手続きを済ませた。
受付の職員さんに「今日5時半から入校式がありますけど、来られますか?」と聞かれた。
なんのこっちゃ?と思ったら、入校日は週に3日しかなくて、今日が入校日だとのこと。
早く免許が取りたい私は、迷わず「はい」と答えて、いったん会社に戻って時間まで通常通りに仕事をしていた。
夕方、携帯に登録無しの電話が入った。
だれだろうと思って電話に出ると、「延陵学園(自動車学校)ですけど、赤池さん(私)ですか?」
私は、一瞬に事態を理解した。
入校式の時間を5分ほど過ぎている。
「すみません。すぐに出ますけど、いいですか?」
「いいですよ。すぐに来てください。」
あわてて駆けつける。
私の事務所から自動車学校までは、車で5分。
15分の遅刻。
校長が挨拶と簡単な説明をしているところに走り込んだ。
入校者は、私以外には2人。
簡単な説明が終り、先に来ていた2人の方といっしょに適正テストを受けることになった。
このテストは運転免許の合否には関係ないというもので、知能テストのようなものだった。
1問目の問題は、図形の問題。
似たような図形が沢山並んでいて、そのなかから設問と同じ図形を探しなさいというものだったが、遅刻して動揺していたのか、正解が見つからない。
あれーー?と思って見つめていたら、一問だけわかったところで、「次の問題をを開けてください」と来た。
「思っていたより時間が短い」私は、すっかり気が動転してしまった。
ペーパーテストを得意としている私としては、こんなテストで低い点数をとってしまうとプライドが傷ついてしまう。
あせった私は最後までペースをつかめなかった。
知能テストだったとしたら、幼児並の点数になったかもしれない。
私の試験経歴に汚点を残すテストになってしまった。
そのテストが入校式の主行事だったようで、他の2人の人はそれにて終了。
遅れて来た私だけ、校長先生から申込み内容の確認と、これからの講習についての説明を受けた。
「赤池さんは、オートマチック限定の普通自動二輪ですね?普通自動車の免許をもっているから、実技だけですね。オートマチックで簡単だから、誰でも2週間で免許がとれますよ」と言われた。
私は、日ごろから原付バイクを乗り回しているから、オートマチック限定ならバイクの車体がちょっと大きくなるだけだから簡単に取れると思っていた。
校長先生の言葉は、私の考えを後押ししてくれるものだった。
しかし、実技講習の初日、この校長先生の言葉を恨みに思うことになるとは、その時には気づかなかった。
実技講習は、私にとって実に悲惨なものとなるのだった。
またまた長話になってしまったので、おじさんの悲惨なる実技講習については続編にて話をさせてもらいたい。
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