« オフィシャル・ホームページもよろしくお願いします。 | トップページ | 何のためだったのか、地デジ移行。新サービスも、周波数の有効活用も進んでいない。 »

2012年7月24日 (火)

一瞬たじろいで、そして嬉しくなった、梅雨明けのできごと。

 今日、九州地方が梅雨明けしたという発表があった。

 私は、梅雨ってのは南から開けていくものと思っていたもので、関東その他で梅雨明けしたというのを聞いて、九州も梅雨明けしているものだと勘違いしていた。

 今年は、九州南部の梅雨明けが一番最後になってしまったようだ。

 梅雨が開けて、久し振りにからっと晴れたので、今日の外出の用事はすべてバイクで出かけた。

 太陽の日差しを感じながら走るのも久々のこと。

 空気が乾燥しているから、日差しは暑いが、走行中は身体に過ぎる風が心地よい。

 免許を取るのに悪戦苦闘したバイクだが、免許を取って1ヶ月、だいぶ運転にも慣れてきた。

 今日は、それでちょっとした事件があった。

 市街地の交差点でのこと。

 私は信号待ちをしていた。

 信号が青に変わり、その交差点を左折しようとしたのだが、左折方向の横断歩道を若い男女が渡り始めていた。

 二人とも髪を金色に染め、はではでな服装をしている。

 後ろ姿で「ヤンキー」ってわかるような風体だった。

 じゃれ合うように横断歩道を歩いている。

 クラクションをならそうとしたが、その異様な格好に気後れして、停車してやり過ごすことにした。

 すると、若い女の子が私に気づき、振り向いてこちらをじっと睨んでいる(ように見えた)。

 女の子の視線に気づき、男も振り返って私の方を睨んでいる(ように見えた)。

 それで私は、「何じろじろ見てるんだよー!なんか文句あんのかー?」と言いたい気持ちをじっと抑えてながら、なぜかパンクブーブーの漫才を思い出したりしていた。(わかる人はお笑い通)

 二人が一瞬横断歩道で立ち止まり、私の方を見つめている。

 なにか言いたそうだ。

 私は、ヘルメット越しだから、かろうじて冷静に見返すことができていた。

 首だけで振りむいていた女の子が、身体を反転させてこちらを見た。

 金髪に、ど派手なお化粧をしている。

 私のバイクに視線をやり、下の方からじわっと見上げてきて、私の全身を無遠慮に見つめている。

 もろに視線が合ってしまった。

 やはり、私に何か言いいたいようだ。

 クラクションを鳴らしたわけでもない。

 「なんだろう?」面倒なことにはかかりあいたくない。

 彼女は、けたたましく大きな声で叫び声をあげた。



 
「チョー かっこいいーーー!」

 予想外の言葉に、「ありがとよ」と軽く手を振り、私はバイクでその場を後にした。
 

 おじさんには、気持ちの良い梅雨明けになった。
 

« オフィシャル・ホームページもよろしくお願いします。 | トップページ | 何のためだったのか、地デジ移行。新サービスも、周波数の有効活用も進んでいない。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 一瞬たじろいで、そして嬉しくなった、梅雨明けのできごと。:

« オフィシャル・ホームページもよろしくお願いします。 | トップページ | 何のためだったのか、地デジ移行。新サービスも、周波数の有効活用も進んでいない。 »

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ