新聞連載小説で、頭の老化への不安がなくなった。
私は、生まれて初めて新聞連載小説を読んでいる。
朝日新聞の新連載小説、筒井康隆さんの「聖痕」だ。
筒井康隆さんの連載小説が始まるのを知り読みはじめた。
一日に掲載されるのは原稿用紙に3枚足らず。
そんな短い内容に興味を持ち続けることができるのか、はなはだ疑問だった。
それに、記憶力が低下していて、本を読んでいても読んだところがわからなくてって、しばしば前のページを繰ってみることが多い。
たった原稿用紙3枚弱ずつしか掲載されないのだから、前の日に読んだ話の筋を忘れてしまって、小説の流れに乗れないだろうと思ったいた。
しかし、読みはじめて、プロの物書きのすごさを改めて思い知らされた。
毎日の短い筋書きが、次の日にもくっきり頭に残っている。
記憶の低下で、日常でも、特に人の名前が出て来なくなっているのだが、なぜか登場人物の名前もしっかり記憶できている。
脳みその老化が始まっていると、悲しい自覚を覚えていたが、まだまだ捨てたものではない。
連載小説で思わぬ拾い物をした気分だ。
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