オリンピック柔道の判定がおかしい。
誰もが感じていることだろうけど、オリンピック柔道の判定がおかしい。
主審の判定が、しばしば取り消しになる。
「わざあり」が有効に変わったり、「一本」が技ありに訂正されたり、たびたび試合が中断することもある。
一番ひどかったのは、海老沼選手の準々決勝の試合だった。
まずは、海老沼選手の「有効」が取り消された。
取り消されたが一度は「有効」の判定を受けた海老沼選手の優勢に見えた試合だった。
延長戦でも決着がつかず、勝敗は主審と副審の旗判定となった。
判定は、相手選手の青旗が3本あがった。
当然、会場は大ブーイング。
すると、主審と副審が会場のそばに呼ばれ、もぞもぞしていた。
なんなのだろうと思っていたら、最初の判定を取り消す動作をした。
そして再判定。
今度は、白旗3本。海老沼選手が勝った。
今回のオリンピック柔道では、畳の上の主審、副審とは別に、審判の誤審を防ぐためにビデオ判定をする「ジュリー」という判定員が指示をしているということだ。
誤審を防ぐために設けられた「ジュリー」が、逆に判定を混乱させている。
「ジュリー」の判定が絶対なら、畳の上に審判を置かない方が良い。
主審は試合の進行の手助けをするだけで、判定は「ジュリー」がマイクで報じれば良い。
そもそも「ジュリー」といえば、私たちの世代では沢田研二さん。
人気テレビドラマ「時間ですよ」で、あの樹木希林さんが自室に貼っている沢田研二さんのポスターを見つめて身悶えしながら「ジュリーーーーー!」と雄叫びをあげるシーンが鮮明に蘇る。
その沢田研二さんが9月21日宮崎に来る。
全国30カ所のコンサートツアーの宮崎公演が予定されているのだ。
ちなみに、私の奥さんがチケットを手に入れ、「ジュリー」と叫んでくるらしい。
私も行きたいのだが、残念ながら、仕事の関係でいっしょには行けない。
舞台で走り回るジュリーは歓迎だが、柔道の判定を裏で攪乱させるジュリーは勘弁ねがいたい。
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