南海トラフ大地震の予測
夕方のニュースで、南海トラフが大地震を引き起こした場合の被害状況の想定が発表されていた。
南海トラフでは100年か150年ごとに大地震が起きているということで、最悪の場合、36万人が死亡するという予想だ。
死亡の一番の原因は津波。
最大の津波が予想されているのが高知県の黒潮町で、34mの津波が襲いかかるらしい。
太平洋に面する東海、近畿、四国、九州の全域が津波の被害を被る。
この想定の津波が発生した場合、津波の被害は海岸線から数㎞にも及ぶ。
当地(宮崎県の北端の街、延岡市)の市役所は市街地の中心部にあるのだが、海岸線からは3㎞半くらいの距離でしかない。
市街地のほとんどが津波の被害を受けることになる。
当地が特別な地域ではない。
日本のほとんどの都市が海岸線に沿って発達してきている。
テレビのインタビューに対して、そんな大地震がきたらあきらめるしかないと答えている人もいたが、CGによる想定される映像を見ていると、そう思ってあきらめざるを得ないような状況だ。
私の事務所兼自宅は鉄筋コンクリートの4階建て。
屋上に避難すればなんとか命だけは助かるかもしれないと期待するしかない。
それにしても、いつかは起こるかもしれない大震災も心配しなくてはいけないのだろうが、実際に起きてしまった大震災の被災者の救済の方が先だろう。
現実に抱えている被災者を救えない政治が、これから起こるかもしれない震災の予防ができるのだろうか。
一部の被災地では復興特需の恩恵を受けている企業もあるらしいから、防災目的特需を期待する企業の策謀ではないかと、つい、猜疑心のつよいおじさんとしては勘繰ってしまうニュースでもある。
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