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2012年8月 9日 (木)

オリンピックに釘付けだけど。

 今朝のテレビは、どのチャンネルを回してもレスリングの伊調馨さんと小原日登美さんで埋めつくされていた。

 伊調さんは3連破の金メダル。

 小原さんは、初出場での金メダル。

 嬉しくてテレビが取り上げるのはわかるけど、すべてのテレビ局にかりだされて、同じような質問に同じような答えを返している。

 私もオリンピックは見ているけれど、テレビのチャンネルをまわしても、朝から番まで同じ顔ぶれの同じ場面ばかりというのはいただけない。

 メダルを取って嬉しいから、質問する方も質問される方も、同じ会話を何度くり返しても楽しいのだろう。

 それにしても、余りにも同じ質問と回答ばかりで、選手から「与えられた勇気と感動」が薄められてしまうような気がする。

 余談だが、私は試合や競技を見ていて涙することが多々あるのだが、選手の「(国民の皆様に)勇気と感動を与えることができて嬉しい」という言葉には違和感を感じる。

 感動を受けた人が、「勇気と感動を与えてくれてありがとう」というのは良い。

 しかし、与えた本人が「勇気と感動を与えた」なんて言うのは、おかしいような気がする。

 私が台本を作るとしたら、「みなさんと、勇気を感動を享有できて嬉しい」というセリフにする。

 余談はさておき本題に戻りたい。

 朝から晩まで同じ話の繰り返しばかりを垂れ流すだけでいいのだろうか。

 オリンピックに国民の目を釘付けにさせた裏側で、政治屋が醜い自己保身の政略闘争を繰り広げている。

 日本の再生に必要だということで自・公・民の3党で合意したはずの消費税増税法案が採決されないまま、政争の具と化している。

 3党合意を解散総選挙の切り札にして解散を迫る自民党。

 解散しないのであれば不信任決議案を出すぞと脅かす。

 消費税増税法案は日本の再生に必要だから賛成するのではなかったのか。

 賛成すれば解散するから賛成しただけなのか。

 解散するのであれば代表の座から引きずり下ろすぞと騒ぎ立てる民主党。

 代表の座を失うことは総裁の座を失うこと。

 それにうろたえるかのような野田さんの優柔不断。

 不退転の覚悟で消費税法案を通すと言い続けているのだから、消費税法案を通すためには解散もやむなしだろう。

 どこで手を打ったかはわかるすべもないが、消費税増税法案は衆議院を通過することになった。

 オリンピックでメダルを取った選手に、他局と同じ質問をあびせるだけのつまらないオリンピック番組に時間を割くよりも、1局くらいはオリンピック以外のニュースを取り扱った方が視聴率も稼げるはず。

 政治も、原発事故のウソも、オリンピック報道に隠れるように小出しに報じられている。

 民間放送はスポンサーがあってこそだから、政治や原発にはかかりあえないのが実情なのだろうなあと思った、今朝のワイドショーの感想だ。

 

 

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