取り立ては厳しく、取り過ぎにはほおかむりの九州電力。
今日、当社所有の売却物件の案内をした。
古い建物のついた土地である。
土地として売却の予定だが、使おうと思えば使える建物が建っている。
今年の3月、建物が使えたら購入を検討したいというお客様がいたので、建物内を片づけることにした。
建物は長年使われていなかったため、電気のメーターがはずされていて掃除屋さんの掃除の器械が使えないということで、電気のメーターをつけてもらった。
建物は10年以上使われていなかったので、ついでに漏電等の検査もしてもらった。
電気系統には異常がなく、お客様に見せられる程度には掃除をしたのだが、そのお客様は気に入られなかった。
その後、いくつか商談があったが、売れないまま半年が経ってしまった。
そして今日、久々に案内が入った。
住人不在の建物なのに、郵便受けにチラシがたくさん投げ込まれていた。
そのチラシを片づけようとしたところ、いっしょに電気の検針票も溜まっていた。
これは私の手落ち。
3月にメーターをつけてもらった後、電気を止める手続きをしていなかったのだ。
使用料ゼロの検針メーターが何枚もある。
あわてて電気を止める手続きをとった。
自分の手落ちで、6カ月間、無駄な電気料を払ってきた。
仕事に気持ちが入っていない証拠で、大いに反省した。
しかし、九州電力の検針のやり方にも疑問がある。
九州電力は、入居者がいない空き室も電気の検針に行っていて、掃除や工事のために数時間電気を使っただけでも、細かく電気使用料の請求をしてくる。
金額にして100円200円であっても、電気の無断使用に対しては非常に厳しい。
チリも積もればで、九州全体で考えると大きな金額になるのだろうから、当然といえば当然。
しかし、もらい過ぎについては黙って取り続けている。
1、2カ月間使用料がゼロだったとしても気がつかないということはあるだろうが、半年も使用料ゼロだったら、お客さんが電気を止めるのを忘れているんではないかと注意してくれても良いのではないだろうか。
連絡無しに無断で電気を使ったときは、即座に電話が入り、支払わないと何度も督促してくる。
今回、電気を止め忘れていたことによる基本料の請求金額は月額945円。
自分のミスだとは重々反省しているのだが、取り立ての厳しさに反して取り過ぎについては頬ッかむりの九州電力の姿勢には納得がいかない。
止め忘れて、料金を自動引き落としされていることにすら気がつかなかった自分が悪いのではあるけれど・・・
言ってもしょうがないコールセンターの職員さんに八つ当たりをしてしまった、今日は8月22日。
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