いじめを減らすには、「いじめ」という言葉を捨てることだ②
仙台市の高校生が、「根性焼き」と称してタバコの火を腕に押しつけられる「いじめ」にあっていたというニュースがあっていた。
被害高校生の腕に残っている、20数カ所のタバコの火を押しつけられた火傷のあとが痛々しかった。
これを「いじめ」として取り上げるのはおかしいだろう。
これは、れっきとした傷害罪だ。
傷害罪は親告罪ではないのだから、これはまぎれもない刑事事件である。
マスコミは「いじめ」を流行りのように、「いじめ」として騒ぎ立てている。
一般社会でこのような事件が起これば、これは傷害罪以外のなにものでもない。
今回のような身体的暴力ではなく、言葉による「いじめ」も、一般の会社で同じようのことが起これば、「パワーハラスメント」として、会社は損害賠償ものだ。
学校という平穏な世界と思われる場所で、傷害罪が見過ごされ、パワーハラスメントがまかり通っていることの矛盾を認識すべきだろう。
そのための第一歩は、「いじめ」という言葉を捨てること。
そこで行なわれていることは、傷害罪であり、恐喝罪であり、窃盗罪であり、パワーハラスメントなのだ。
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