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2012年9月22日 (土)

iPhone5発売 ちょっと気持ちが揺れるけどアンドロイドを続けることにする。

iPhone5が発売された。

毎度のことながらワイドショーが多くの時間を割いて取り上げていた。

民放のニュース・ワイドショーは、企業からCM料をもらっているのではないかと思ってしまうような報道合戦だ。

 私が携帯電話からスマートフォンに乗り換えて2年半になる。

 最初にスマートフォンにしようと思ったのは、iPhoneの便利のいいアプリに惹かれてのことだった。

 ただ、以前ソフトバンクノ携帯を使ったことがあるが、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)では電波が届かないエリアが多いという経験をしているので、乗り換えは見合わせていた。

 最初に使ったスマートフォンは、ドコモの最初のスマートフォン・エクスペリアだった。

 知人がデザインのいい携帯電話として購入して、使いこなせなくて放置していたものを安くわけてもらった。

 それ依頼、ギャラクシータブ7、ギャラクシーⅡ、ギャラクシーノートと買い替えてきているが、その度にスマートフォンへの乗り換えを考えないではなかった。

 しかし、今、愛用しているギャラクシーノートに買い替えてからは、まったくiPhoneの存在が気にならなくなった。

 ギャラクシーノートの5インチの大画面が、私にとってジャストサイズだからだ。

 それに、重宝しているアンドロイトのアプリの数も増えて、いまさらiPhoneに移ろうとは思わない。

 そんな私にとって、iPhoneの戦略に乗せられたワイドショーの大騒動は馬鹿馬鹿しく見えてしまう。

 予約は受け付けないので、手に入れたい顧客は、何時間も、あるいは数日前から、並んで待つことになる。

 店頭での販売台数も発表しないという作戦が、それに拍車をかけている。

 話題を提供するという戦略はすばらしいが、私には、自社の収益だけしか考えない顧客無視ともいえる戦略にしか思えない。

 販売戦略も上手いが、CMも上手い。

  硬直化したドコモのCMとは雲泥の差がある。

 そんなこんなで、iPhone人気は衰えず、アップル社は史上最高の株価をつけた。

 資本主義の社会においては、いかにして儲けるのかで人も企業も値打ちが決まるのだから、iPhoneのやり方は尊敬すべきなのだろう。

 しかし、書生気質が抜けきらないおじさんとしては、iPhoneやソフトバンクノ販売戦略やCMには誇大広告的な印象を感じてしまうのだ。

  アンドロイドには無く、iPhoneだけにしかないアプリがある。

  そんなアプリを使いたくてiPhoneが気になることもあったが、昨日のiPhone5発売のイベント報道に、私の心は微塵も動かされることはなかった。

 

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