今日は、商工会議所主催の「JIMDO」によるホームページ作成セミナーに行ってきた。
「JIMDO」というのは、ウィキペディアによると
Jimdo(ジンドゥー)とは、WYSIWYG Webホスティングサービス。無料サービスのJimdoFreeとプレミアムサービスとしてのJimdoProおよびJimdoBusinessがある。ドイツ・ハンブルグにあるJimdo GmbH社によって運営されている。日本語版はKDDIウェブコミュニケーションズが協業パートナーになっている。
というものだ。
「JINDO」は、さっそく導入してみようと思ったすぐれもののホームページ作成ソフトだった。
この「JINDO」については、明日にでもまた紹介することにして、今日のセミナーの一コマを紹介して、私の正確に悪さを反省したい。
まずは開式である。
6時半開校だったのだが、仕事の都合で私はギリギリの6時27分に駆け込んだ。
受付をすませて、会場に入る。
30人定員のところ25人くらいの人が座っていた。
定刻の6時半。商工会議所の職員さんが壇上に立つ。
開会の挨拶、だと思ったら、これが当地(宮崎県の北端の街、延岡市)の恒例の伝達だった。
「えー、定刻になりましたが、まだ数名の方がお見えになっていません。おそれいりますが、もうしばらくお待ちください」
数名って何名なんだ?
遅れているから待ってくれって連絡が入ったのか?
遅れている人は必ず来るのか?
しばらくお待ちくださいって、「しばらく」って何分なんだ?
性格の悪い私は、いらいらする。
私も会合の進行役を引き受けることはあるが、私が進行役のときは絶対に待たない。
当地での会合は必ず、遅れている人がいるのでもうしばらくお待ちくださいとなる。
これを当地では自虐的に「日向時間」と呼んでいる。
いらいらしながら待つこと5分。
2人が遅刻して入場。
しかしまだ始まらない。
気の弱い私だが、もう我慢ができない。
受付に出向いて行き、「時間を守らない一人か二人のために25人以上の人を待たせるのはダメだ。すぐに始めてください」と申し出た。
受付の人は若干うろたえたが、私のひきつった顔を見て、「はいすぐに始めます」と言って、あわてて講師と打合せをし、セミナーは始まった。
まずは、JINDOへの登録のやり方から始まり、無料版もあるが有料版の長所を説明して、有料版が1年間無料で使えるから有料版を試してみてはと話を進める。
登録を済ませると、すぐにホームページが作成できるという流れを、実際にパソコンを使ったものをプロジェクターに映して説明してくれた。
休憩をはさんで正味2時間半。実に有意義なセミナーだった。
そして、予定の15分前に講習終了。
ヤバイ。質問の時間がある。私は、質問コーナーが大嫌いなのだ。
案の定、司会係の商工会議所の職員さんが壇上に立ち、「ちょっと時間がありますので、せっかくですからご質問のあるかたはおたずねください」と言う。
さっそく手が挙がる。
「はい、ご質問をどうぞ」
「えー、JIMDOでホームページを作ってみようと思うのですが、どういう手順で作ったらいいのでしょうか?」
私は、思わず椅子から転げ落ちそうになった。
これだから質問コーナーは嫌いなのだ。
話の深まる質問に出くわしたことがない。
私は椅子から転げ落ちそうになったが、講師は一度した説明を整然と懇切丁寧にくり返していた。
「ほかに質問はありませんか?」と司会者。
またしても手が挙がる。
「JIMDOは無料のものもあるという話なのですが、無料と有料の差はなにがあるのですか?」と来た。
私は、「無礼者!2時間何を聞いていたんだ!」と叫びそうになった。
開会のときに苦言を吐いて、終りでまた叫んだのでは商工会議所に出入りしにくくなるので、ぐっとこらえた。
この質問にも講師は、親切に答えていた。
次の質問は「独自ドメインをとる意味はなんですか?」だった。
私は、椅子を蹴飛ばしたくなった。
このことも最初に説明したことじゃないか!
せっかくの有意義な2時間判だったと満足していたのに、この15分で満足感がすっ飛んでしまった。
だから私は質問時間が嫌いなのだ。
「せっかくですからご質問を」と言っても、だれも質問する人が無く沈黙の時間が流れることも多い。
こんなときは、「まったく質問もないのか」と講師が白けた雰囲気になる。
そして、今日のような質問である。
もうひとつは、質問をするのではなく、自分の知識をひけらかしたり、自分の理解度を自慢するかのような演説をすることだ。
私にとって収穫の多いセミナーだったが、最初と最期で、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)の県民性(市民性?)と、私の性格の悪さが出てしまって、ちょっと反省もしたセミナーだった。
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