虚偽のiPS心筋移植報道の馬鹿騒ぎ
ここ数日、ワイドショーを賑わせているのは、虚偽のiPS細胞を使った臨床応用を発表した森口尚史氏の報道だ。
11日、読売新聞が「iPS心筋移植」との誤報道を流していた。
山中教授のノーベル賞受賞が発表になったのが8日。
その日からワイドショーを始めとするマスコミは、連日中山教授の偉業を称賛する報道合戦をしていた。
楽しい話題の少ない今の世の中を明るくしてくれる話題で、お祭騒ぎ大いに結構と思っていた。
そんな喜ばしいお祭騒ぎもたった3日で終わった。
4日目の12日に森口尚史氏の虚偽移植報道疑惑報道が始まるや、マスコミは山中教授そっちのけで森永氏の嘘を暴きたてることに血道をあげている。
この3日間、テレビのどのチャンネルを回してもこの報道ばかりだということの意味がわからない。 森口氏の話はすぐにばれるような嘘でしかなく、読売新聞他いつくかの報道機関で報道された内容はまったく根も葉もない虚偽の発表で「誤報道」だったということで済ませていい問題だ。 それ以上取り上げる意味はなんにもない。 頭のおかしくなったペテン師が有名になりたくて嘘をついた、それだけのことだ。 たくさんのテレビカメラの前で記者会見をしていることに喜びを感じているようにしか見えない。 こんなインチキ野郎は相手にする値打ちはない。 こんなインチキ野郎の嘘の動機なんてものをさぐる意味はない。 インチキ野郎がインチキな嘘をついた、それだけのこと。 嘘だったことを白状した時点で、この話は終りだ。 こんなインチキに時間を割くより、もっとやることはあるだろう。 インチキな政治屋や、インチキな官僚や、それに群がるインチキ企業や、インチキ法人のことを、これでもかって追求すればいいのだ。 今朝の「朝ズバ」で北朝鮮の拉致事件について、みのもんたさんが「政府が真剣に取り組まないなら、取り組むまで毎日番組で追求する」なんて言っていたが、拉致問題だけのことではない。 大震災の被災者救済、福島、原発処理、尖閣、竹島、早急にやらなければならないことが山ほどあるのに、政治屋は自分の身の振り方のことしか考えないない。 第一、もう10月だというのに、今年度の国家予算の手当も宙ぶらりんにしたままではないか。 早く国会を開けと、マスコミが、とくにテレビが毎日報道合戦を繰り広げることだ。 政府を追い込むような迫力で、そんな番組を作ったら、きっと視聴率も上がるはずだ。 そう思っている国民は少なくない。
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