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2012年11月

2012年11月29日 (木)

超お勧め、脅威のアプリ、ドコモの「はなして翻訳」

 ドコモのスマートフォンアプリ「はなして翻訳」がスゴイ!

 テレビCMで、広末涼子さんがスマートフォンを介して外国人の男性の友人と会話しているヤツだ。

 スマートフォンに日本語でしゃべりかけると瞬時に翻訳してスマートフォンが英語で喋る。

 それに答える外国人にスマートフォンをかざすと、英語を翻訳して日本語で返してくる。

 無料のアプリだし、コマーシャルの世界のオーバーな演出だろうと思いつつ、とりあえずインストールしてみた。

 スマートフォンのアプリのインストールは実に簡単。

  CM中にインストール終了。

  テレビを見ながら、さっそくアプリを開いてみる。

  使用方法は説明無しで即座にわかった。

 テレビを見ながらスマートフォンに話しかけてみた。

 「こんばんは」

 画面に日本語で」こんばんは」と標示された。

 ほぼ同時に、「グッド イブニング」との女性の声。

 そして画面には「Good evening」の標示。

  私、「今テレビを見ています」

  音声「アイ ウォッチ ティービー ナウ」

  画面標示「I watch TV now」

  これはすごい!

  私、「これはすごい」

  音声「ディス イズ グレイト」

  標示「This is great」

  面白くて、いろいろ試してみる。

  ほぼ完璧にほんやくしてくれる。

  もう感激ものである。

  こんなすぐれもののアプリを無料で提供しているという意味がわからない。

  だからスマートフォンが手放せなくなってしまうのだ。

  ということで、今日はなんだか楽しい11月29日。

 

 

2012年11月28日 (水)

反原発、脱原発、卒原発、言葉遊びで日が暮れる

 言うまいと思えど浮世の寒さかな。

 寄ると触ると、国家国民のために命をかけて日本を良い方向に導いてくれる人たちが大声をあげている。

 このところ、国民にわかりやすい原発問題が、選挙の大きな争点に据えられているような感がある。

 加えてTPP、国防、消費税。

  みんな解決策をお持ちのようだ。

  政党政治のはずなのに、党員がそれぞれの選挙区で都合のいい政策を勝手に語る。

  原発は廃止の方向で継続するということで、TPPは反対だがとりあえず参加はしてみるし、戦争放棄は守りつつ軍隊を強化して、財政的に消費税は上げなくてはいけないけどしばらくは増税しないといったところだ。

常人は1つしか持たない命だが、政治屋さんたちは、命を懸け、政治生命をかけ、3つも4つも命を持っていらっしゃる。

  そんな浅薄な政治屋を、テレビカメラを葺に平伏させているのがニュースキャスター然とした芸能司会者。

  政治屋さんたちは自論を発するときに、かならずワイドショーを仕切る司会者の名を呼ぶ。

  例えば朝ズバに出演すると、「みのさん、私たちはこう思うのですよ」「みのさん、それはこうなんですよ」

   みのさん、みのさん、と、みのさんに気に入ってもらおうとおもっているかのように、みのさんの連発だ。

  ワイドショーは、ここぞとばかりに権力を振りまく。

   テレビの向こうで口角泡を飛ばして政策をわめきたてている姿をみても、 約束を守らなくても平然としている人々を見てきた今、飛ぶ唾が汚らしく感じられるだけだ。

  未だ、投票用紙に書く名前が決まらない。

 

2012年11月27日 (火)

やっぱり気になるのは選挙。わかったことは、候補者は、選挙に当選するためだけを考えているということ。

 この3、4日、ブログをじっくり書く気にならない。

 それは、仕事が忙しいせいもある。

 この2週間で3件の売買契約があり、よだきんぼ(宮崎弁でなまけもの)おじさんとしては能力の限界で、心にうつりゆくよしなしごとを感じる余裕もないといったところなのだ。

 おまけに昨日は、これまで手直ししようと思いつつも放置していた契約書の文言の不手際を、みごとにお客様に指摘されて、手直ししたものがさらに手直しになって、なんとも情け無い様をさらしてしまった。

 ということで、「よしなしごと」に思いをはせることなどできるはずもなく、もがいていた。

 今、ちょっと時間があいてテレビをつけてみたら、いろんな政治屋さんたちが、立派な政策を語っておられた。

 ながめていてわかったことは、彼らは自分が当選することだけを考えて無責任な言葉を発しているだけだということ。

 右肩上がりの経済が終焉を迎え、代議制民主主義も限界と矛盾に陥りつつあるようだ。 

2012年11月26日 (月)

政治家の資質は、嘘を平然と言えること。

 選挙演説を観ていて感じるのだけど、政治家の一番重要な資質は、嘘を平然と言えることだなあ。

 なんだか仕事が忙しくて、他の人だったら大して忙しいってほどじゃないのだろうけど、日ごろ怠けている私には忙しすぎて、気持ちが不安定で、ブログを書くヒマもない。

 ということで、今日も短くひとことだけ。

2012年11月25日 (日)

まかせられる人がいない

 演説を聞けば聞くほど、まかせられる人がいないと感じてしまう悲しさ。

2012年11月24日 (土)

やっぱり信用できない、橋下さん。

 次の総選挙は、誰に投票していいかわからない。

 政策理念をねじまげて、あっちとつっついたり、こっちとくっついたり、はなれたり、いったい今ある党が、選挙のときに存続しているのかどうかもわからない。

 芯がとおっているように見せかけていた橋下さんの変貌が激しい。

 看板だった脱原発とTPPが、事実上はひっこめられている。

 企業からの政治献金禁止もひっこめられた。

 口のうまい橋下さんは、ひっこめていないと屁理屈をこねているが、だまされる人は少ないだろう。

 政策・理念の一致がないと合流できないと言っていたのに、政策なんてどうでもいいと言い出した。

 維新八策に従わない者は認めないとまで言っていたのに、実戦に突入してからというもの、どうなってしまったのだろう。

 石原さんに、今回の選挙ではとにかく議席を増やして基盤を作って、次の選挙で総理大臣を目指せなんて言いくるめられているのかもしれないけど、そんなに国民は馬鹿ではないと思うのだけどなあ。

 

2012年11月23日 (金)

今、はまっているもの。筒井康隆さんの新聞連載小説「聖痕」。

 今、筒井康隆さんの朝日新聞の連載小説にはまっている。

 一日に原稿用紙3枚弱の掲載なのだが、実に興味が褪せない。

 この歳になるまで、小説にこんなに惹かれたことはない。

2012年11月22日 (木)

指導死

 今日の朝日新聞に、初めて聞く言葉があった。

 その言葉は「指導死」。

 先生にしかられたり、体罰を受けたりしたのがきっかけで命を絶った子どもたちの死を「指導死」というそうだ。

 子どものため、よりよい指導を先生たちにしてほしいという思いを背景に、親たちが動き始めているという。

 17日に、東京都内で「指導死親の会」が主催したシンポジウムで、7人の報告があった。

 その一つに、中学2年生の息子さんを亡くした方の話がある。

 その子は、たばことライターを持っているのを担任に見つかり、吸った友だちの名を言わされた。そして、一人になった間に校舎4階から飛び降りた。

 家族は、「学校側の安全配慮義務違反があった」と訴えた。損害賠償は棄却されたが、「教諭の指導がなければ自殺はなかったこと明らか」と、判決は自殺との因果関係を認めた。

 「子どもは間違いながら成長していく。密告の強要や連帯責任は指導ではない」というのが親御さんの考えだ。

 もう一つの例は、カンニングを疑われて先生5人に話を2時間聴かれ、自宅近くの立体駐車場から飛び降りたというものだ。

 「狭い部屋で入れ代わり立ち代わり聴かれ、追い詰められていたと思う」「きちんと指導するのは当然だが、結果的に子どもが死を選んでしまう指導は妥当なのだろうか」というのが親御さんの意見だ。

 「過労死」という言葉が、労働環境に目を向けさせたことをヒントに、生徒指導を考えてもらおうと「指導死」という言葉を使い始めたそうだ。

 最愛の子どもさんを亡くした親御さんたちが、直接の原因になってしまった「指導」をやり玉にあげたいのはわかる。

 しかし、指導した先生の心中も察してさしあげたい。

 中学校の校内でたばこを吸う生徒がたくさんいるのを知ったとき、先生にどういう指導すればいいのだろう。

 生徒が、疑うに足るカンニングをしていたのだとしたら、そして注意してもその罪を認めなようとしなかったとしたら、どう指導したらいいのだろう。

 見て見ぬふりをすると批判を受ける。

 悪いことをした子どもを正そうとして、その子どもが自殺すると、指導方法が悪いと糾弾される。

 体罰や暴力的な言葉が原因なら、それは許せない。

 しかし、記事にある子どもさんたちの死はどうなんだろう。

 新聞は子どもを亡くした親の立場で、「指導死」という言葉を解説していた。

 しかし、「指導死」を引き起こさないような「指導」のやり方については、一切触れられていなかった。

 悩ましい記事であった。

 

  

2012年11月21日 (水)

最強の二人

 昨夜、急に思いついて映画「最強のふたり」を見に行ってきた。

 今月10日から上映されているが、全国的な封切りからは1カ月が2ヶ月遅れの上映。

 内容はまったく知らなかったが、なんだかいい映画だという評判は聞いていた。

 上映期間が短期間のような気がして、急遽映画館に足を運ぶことにした。

 映画館まで歩いて5分。

 いつも通り上映時間寸前に到着。

 いつも、悲しいくらいお客さんが少ない。

 さて、今日は何人だろう。

 おそらく10人未満だろうなと思いつつ、3階の劇場に入った。

 な、な、

 なんと、入場者ゼロ。

 観客は私一人。

 上映開始時間まであと1分。

 このまま私一人なのだろうか。

 上映を知らせるブザーが鳴った。

 館内の証明が暗くなる。

 私一人のままだ。

 一人で、真っ暗な広い劇場に座っていると、ちょっと怖いものを感じて、最初十数分は映画に没頭できなかった。

 映画は、面白かった。

 内容を全く知らずに先入観無しで観たのだが、「当り」だった。

 毎度のことながら、内容は書きませんが、「イヤー。映画って本当にいいですね」って感じの映画だった。

 広い劇場に一人だけで、最初に感じていた違和感は、あっという間に吹き飛んで、かえって人目を気にせずに、一人で大きな声で笑ったり、泣いたり映画を充分に満喫できた。

 延岡市民の皆様、是非映画館に足を運んで、観てください。

 水曜日はレディースデイで女性は1000円。

 木曜日はメンズデイで男性1000円。

 金曜日はカップルデイで、カップルで2000円。

 絶対にお勧めの映画ですよ。

 早く行かないと終わっちまいますよ。

 そして、延岡市から映画館が無くなっちゃいますよ。

 映画館で観る映画はいいですよー。

 

 

 

2012年11月20日 (火)

これまた、よけいにわかりにくくなる、田中康夫さんのシャネルとエルメス

 昨日、書こうと思っていたのだけど、市役所のアホな規約に腹が立って、このことを書き忘れた。

 昨日の「朝ズバ」に出演していた田中康夫さんが、維新の会と太陽の党の合流について「シャネルとエルメスを同じ売り場で売るのといっしょ」「それはアウトレットになってしまう。私はブティック」なんてたとえ話をしていた。

 先日(11月11日)のブログに書いたが、野田さんがTPPをビートルズに例えた話より、私にはわかりにくかった。

 田中さんの例え話は、アルマーニというのとアルマーニがどうたらこうたらというのもあったが、この例えのアルマーニの対称になったブランドは聞き覚えのないブランドだった。

 さらには、ビトンとグッチをフランスで売るのは違う国の物を売るので、どうたらこうたらとまくしたてていたが、この例えが維新と太陽の関わり合いをどう説明しているのか皆目理解できなかった。

 第一、例えにするのが高級ブランド品で、維新も太陽も高貴な人々なのだと認めていてのことかもしれないが、そんな高級品を手にしたことのない私には、それがどんな差があるのやらわからない。

 ゼブラボールペンと三菱鉛筆だったり、セブンイレブンとローソンだったり、せめてスーパードライと一番絞りで例えてもらえればわかるかもしれないのだが。

 しかし、先日も書いたことかもしれないが、だいたいにおいて政治家や、評論家や、先生といわれる、いわゆる偉い人が、偉くない者のためにわかりやすく説明するための例え話は、かえって偉くなくて物を知らない人たちの頭を混乱させるだけのようだ。

 偉い人は、例え話をしないと偉くない者たちが理解できないと思っているのだろうけど、偉い人たちは偉くない者たちの生活を知らないから、偉くない者たちにとって理解できない例え話をするのだろう。

 シャネルやエルメス、ビトン、グッチなんて、偉くない人々の多くは名前を聞いたことくらいしかなくて、どんな違いがあるかなんてわからない

 維新と太陽の違いを説明してくれるのなら、シャネルとエルメスの違いなんて説明ではなくて、税金、原発等の考え方の違いを具体的に説明してもらった方がわかりやすい。

 こんな、庶民のことがわからない偉い人たちが社会を動かしていて、偉い人たちの都合のいい社会にしようとしていて、偉くない者たちはそれに気づかずに、なにか自分たちのために何かしてくれると勘違いして、はぎれのいい演説をする人を頼もしく思ってしまいそうだが、おっとどっこい心地よい演説は警戒しなければならない。

 その典型が小泉さんだった。

 庶民は、小泉さんが世の中を変えてくれると勘違いしてこぞって声援を送った。

 小泉さんは確かに世の中を変えてくれたけど、それは強者をより強くするものだった。

 結果的に、弱者はより弱い立場に追いやられてしまった。

 そして次に、前回の選挙で民主党に期待し、政権をゆだねた。

 その結果は承知の通り。

 私たちは、同じ失敗をしないようにしなければならない。

 それにしても、選挙の時に言ったことに責任をとらなくていいということが確定してしまった今、誰のどの言葉を信じて投票すればいいのかわからなくなってしまったなあ。

 

2012年11月19日 (月)

印鑑証明書添付の委任状より認め印を大事にする市民課

 今日私は、市役所で納得のいかない処理に遭遇した。

 遠方におられる所有者(売主)に代わって、売却物件の固定資産税の評価証明書を取りにいった。

 所有者には、私を売買契約の代理人とする委任状をいただいている。

 委任の目的は、売買契約の締結、手付金の受領、評価証明書、税額証明書の取得と記載してある。

 印鑑は実印で印鑑証明書を添付している。

 その委任状をもって、市役所に固定資産税の評価証明書をとりにいったという次第。

 固定資産税の評価額が所有権の移転登記や不動産取得税の計算の基礎となるので、売買前の諸経費の計算に必要なのだ。

 委任状の目的に評価証明書の取得が入っているのだが、売買契約締結と手付金受領の際に、この委任状を明示して契約をしなくてはならない。

 それで、市役所の窓口で委任状と印鑑証明書を確認してもらい、評価証明書取得の申請書を提出した。

 窓口に、委任状と印鑑証明書は売買契約締結の際に使うので、原本確認の上コピーをとって原本は返してもらいたいと申し出ると、委任状の原本をもらわないと評価証明書は出せないと言う。

 評価証明書を取ることによって所有者に損害を与えることはない。

 だから、所有者の印鑑は認め印でも発行してくれる。

 認め印なんてやつは、ダイソーで100円で売っているわけで、所有者の了解をもらってなくても評価証明書はとれるのだ。

 私の場合は実印を押した委任状をあずかっているのだから、所有者の了解をもらっていることは間違いないのだ。

 所有者に了解をとらずに認め印で証明書を発行することの方が、市役所が本人確認もせずに発行したということで責任をされる可能性がある。

 そんな理屈をこねて、お互いに不愉快になるより、認め印で処理した方が精神衛生上はずっとよろしい。

 あっさり引き下がって、ダイソーで100円の認め印を買って評価証明書を取得した。

 所有者は遠方で、すぐには認め印をもらえるはずもないのだけど、すんなり証明書の交付を受けられた。

 自筆でない署名と認め印では法的には無意味とも言えるのに、赤い朱肉をありがたがる輩の多いこと。

 おかげで、印鑑の代金105円と、ダイソーまでの往復のガソリン代が80円、そしてそれに費やした20分の時間の損害を受けた。 

 

2012年11月18日 (日)

さあ、総選挙。誰に投票したらいいのだろう。

 旅行に出ている間に衆議院が解散された。

 前日の党首討論で16日の解散はわかっていたが、旅行中でテレビでの大騒ぎからは遠ざかっていた。

 昨日の夜と、今朝のワイドショーニュースをみているのだが、誰に投票すればいいのかわからないという意見が多い。

 キャスター、コメンテーター、評論家と言われる人の多くも、同じような意見のようだ。

 「あなたの1票で政治が変わる」選挙だと言われても、国を良くしてくれると思える立候補者がいない。

 テレビでの発言を聞く限り、自分の発言を嘘でごまかさない政治屋を、私は一人も知らない。

 

 

 

2012年11月17日 (土)

旅行2日目

旅行2日。スマートフォンでは、うまくアップできない。だから、明日にするしかない。

 ということで、スマートフォンに入っている記事をアップ。

 私は、今回の旅行会社の旅行プランには非常に不満だった。

 なんのイベントもないのだ。

 2日めの今日の最初の完工は、九州電力エネルギー館。

 子どもの修学旅行じゃあるまいし、参加者全員パスしようかと言っていたのだが、雨で外を歩き回るのも難儀だし、旅行会社のプラン通りに行くことにする。

20121117_  かわいい受付嬢に、それまでの不満は解消された。

 男とは単純なもの。

 観覧予約をしていたので、かわいい女性が館内を案内してくれた。

 やっぱり子ども用の展示館だったが、童心にかえって楽しんだ。

 気に入ったのが、これ。

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 20121117__3 テレビモニターの上部にカメラがあり、顔を認識して、カツラやヒゲが合成されて映し出される。

 右から2番目が私で、手に持っているギャラクシーノートで撮影している。

 左側がW産業のK社長。

  左奥は、F不動産のS社長。Sさんは、どんなキャラクターも最高に似合う。参加者全員に馬鹿受け。実物よりいい!という声も。


  午後の予定は、鳥栖(佐賀県)のアウトレットモールで買い物ということになっていた。

  昼食はアウトレットないで各自自由にという日程になっていた。

  しかし、私はアウトレットモールでショッピングを楽しむという趣味はもちあわせてなく、ここで2時間も3時間もは時間をつぶせない。

 それで、アウトレットで買い物をする人と組と、アウトレットモールから車で15分くらいのところにある佐賀競馬の組に分かれるプランを提案していた。

 食事は、K社長の提案で、アウトレットの近くのステーキハウス「花やしき」でいっしょにとることにした。

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 メニューは、ヒレステーキ・コース(6,000円)。

 建物とロケーションは良かった。

 味は、宮崎牛の「ミヤチク」に比べると、「ミヤチク」の圧勝だと感じた。

 これは、あくまでも私の味覚。

 味覚はそれぞれの好みの問題だし、6000円だから、佐賀牛ではないだろうから、宮崎牛との比較はナンセンスなのかもしれない。

 昼食の後は、アウトレットモール組と競馬組に分かれた。

 鳥栖のアウトレットモール。鳥栖は佐賀県の小さな町。福岡から車で1時間。高速道路で近隣のからお客さんを集客できるのだろう。駐車場は、福岡、大分、熊本、長崎、県外ナンバーの車で溢れている。

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20121117_2      財布にいっぱいお金を入れてくれば、面白いのだろうなあ。

 私は、佐賀競馬組。

 たった3レースしかできなかったが、40万円の勝利。

 馬券の買い方を間違っていて、思ったとおりの馬券を買っていたら100万円の勝ちだった。

 100万円あれば、このことろの売り上げ減で危機に瀕していた私の財政も助かったのになと、思わず悔やんだ。

 人間は欲深いもので、40万円の勝ちなのに、60万円損をしたような気持ちになったが、40万円の勝ちを喜ぶことにした。

 終わりよければ、すべて良し。楽しい旅行だった。

 

2012年11月16日 (金)

博多駅前は、今日からイルミネーション ついている

20121116_205210_2 20121116_204950_3

夕食は博多華味鳥 写真はオードブル メイン料理の鍋料理は写真を撮り忘れた

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イカの一夜干しイカを吊るしたスダレ状のものを、グルグル回転させて一夜干しにしている。

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旅行 呼子名物イカ料理

記事に写真がうまくからめられない。呼子名物イカ料理20121116_123914_2

今日は同業者との旅行

今日は同業者との旅行。旅行といっても、佐賀の呼子をまわって博多泊まりの一泊二日の小旅行。写真付きでブログをアップしたいのだけと、スマートフォンでのアップがうまくいかない。

2012年11月15日 (木)

三宅久之さん死去

 三宅久之さんが本日午前亡くなられた。

 今、パソコンを開いたてインターネットニュースで知ったのだが、私にとっては森光子さんの死より、三宅さんの死去のニュースの方がショックだ。

 三宅さんは今年の6月までは、「たかじんのそこまで言って委員会」に元気で出演されていた。

 6月から、テレビ出演がなくなってもブログでは軒昂な意見を論じられていた。

 三宅さんの死には、世の無常を痛感させられる。

 

衆議院解散と森光子さん

 14日、突如として野田さんが衆議院解散を宣告した。

 しばらくテレビは解散総選挙一色に染まると思っていた。

 そうしたら、次の日に森光子さんの死去のニュースが入って、ワイドショーニュースは解散と森さんで二分されてしまった。

 今朝のワイドショーでは、森さんが6で解散が5といった感じ。

 昼のワイドショー「ひるおび」では、森さん死去が50分にわたってトップに扱われていた。

 延々と森さん報道で、このニュースにずっとはつきあえないから、いったんテレビを消して、45分くらい経ってつけてみたらまだ森さんだった。

 昭和の大女優なのだろうけど、衆議院の選挙よりは国民の生活には関係ない話のような気がする。

 ま、選挙戦に突入すると、「国民のため」「国家のため」「命をかける」人がだらけになってしまう。

 政権交代以来、政治屋の方々の言葉をまったく信用できなくなってしまった今、森光子さん報道を見ていた方がましなのかもしれない。

 

2012年11月14日 (水)

いよいよ解散?マニフェストの罪。誰に投票したらいいのわからない。

 テレビをつけたら、「16日」解散?とある。

 いよいよ解散するのだろうか。

 解散の後は総選挙。

 だけど、いったい誰に投票したらいいのだろう。

 選挙公約は選挙のときだけのものだと誰もが思っていて、公約は守られない前提で参考にしていた。

 そこに登場したのが「マニフェスト」だった。

 守らない前提の公約に代わって、数値を入れてマニフェストで約束したことの達成率を考証するというふれこみだった。

 国民は期待し、政権が交替した。

 しかし、マニフェストは反古にされた。

 最悪は、反古にした民主党はマニフェストの多くは達成しているとうそぶいていること。

 今までは、公約は守られないことを暗黙の了解事項として投票していた。

 マニフェストは約束を守ってくれると思って国民は投票した。

 政治家の約束が信用できないものであることを露呈してしまった。

 政治屋の発する言葉が信じられないものと確定されてしまった今、なにをもとに投票したらいいのか、私にはわからない。

2012年11月13日 (火)

上を向いたらきりがない、下を向いたらどうなんだろう。今を幸せと感じることにしよう。

 渥美清の「泣いてたまるか」というテレビドラマの主題歌に、「上を向いたらキリがない  下を向いたらアトがない  さじをなげるはまだまだ早い」という歌詞がある。

 げに、「上を向いたらキリがない」。

 しかし、上よりは下の方が少ないのは確かだが、アトがないなんて卑屈になることは無い。

 アトも、結構、キリがないものなのだ。

 今日、同級生の同業者の所に寄ったときのことである。

 彼は、応接ソファーに深々と腰掛けていた。

 私は、彼の頭頂部を見おろすことになった。

 たまたま見えてしまった彼の頭頂部は、すっかり薄くなって、バーコード状になっていた。

 思わず、「随分薄くなったな」と言ってしまった。

 それは、私の頭も薄くなっていて、同病相哀れむといった気持ちから出た言葉だった。

 私も、家内と息子から髪が薄くなったことを指摘されている。

 自分では気がつかないが、頭頂部は自分で思っている以上に髪が薄くなっているらしい。

 それで、「俺も、すっかり薄くなってしまったよ」と頭を垂れて、同級生に頭頂部をさらして見せた。

 すると、同級生は苦々しげに、「あんたのは、俺から見たらフサフサだよ」と言うではないか。

 友人には悪いことをしてしまったが、彼に比べると、まだ「ハゲ」の域には達していないらしい。

 ということで、「アトがない」と嘆くこともないんだなと、思い至った、今日は11月13日。

 

2012年11月12日 (月)

2年ぶりの優勝に、石川遼選手、大泣き。

 石川遼選手が泣いていた。

 スタッフに抱かれて、大泣きしていた。

 いつも冷静に受け答えしていたが、つらかったのだろう。

 つらいのをこらえて、インタビューに答えていたのだろう。

 2年間、優勝から遠ざかっていた。

 その遼君が、太平洋マスターズで優勝した。

 おめでとう。本当に、おめでとう。

2012年11月11日 (日)

誰もが言うことだろうけど、よけいわかりにくい、TPPとビートルズ

 誰もが感じて、誰もが思っただろうけど、野田総理の「TPPをビートルズに例えれば、日本はポールマッカートニニー、アメリカはジョンレノン。この二人のハーモニーがなければビートルズではない」の意味がわからない。

 「たとえ話」は、難しい話をわかりやすくするためのものなのに、「たとえ話」で、かえってわかりにいなんてのは、本末転倒。

 この傾向って、特に政治屋に多い。

 政治が支離滅裂だけど、発言も支離滅裂。

 国家は破裂だ。

2012年11月10日 (土)

モカの香り。年とともに、味覚が変わる。

 出勤すると、まずコーヒーを入れるのが私の毎朝の日課である。

 今朝も、いつものごとくパソコンの電源を入れ、コーヒーを飲んだ。

 ん?いつもと違う。モカの香りがコーヒーの味を引き立たせている。

 そういえば、今朝、新しく封をきったコーヒー豆はモカブレンドだった。

 私は、若いころからモカの香りだけは嗅ぎ分けられるのだ。

 コーヒー豆にも、ブラジル、キリマンジェロ、コロンビア、ブルーマウンテン等々、それぞれ特徴があるらしい。

 他の豆の違いはわからないのだが、モカの香りだけは嗅ぎ分けてしまう。

 それは、好きだからわかる香りではなく、嫌いだからこそ感じるものなのだ。

 嫌いだといっても、モカの香りがすると飲めないというほどのものではない。

 できたら入っていない方がいいなと思う程度の嫌いさ加減だ。

 だから、モカがブレンドされている豆は買ったことがなかった。

 それなのに、先日、いつものコーヒー豆といっしょにモカブレンドを一袋買ってきた。

 パッケージの「新あまい香り」「マスターおすすめの・・」というコピーに惹かれたせいでもあるが、今月のお勧めの特売価格だったからだ。

 そのことを忘れていて、今朝「モカ・ブレンド」の封を切ってコーヒーをいれたのだった。

 一口飲んで、「あれ?」っと思った。

 モカのふくよかな香りが美味しく感じる。

 初めてモカを美味いと感じた。

 年をとってきて、子どものころ嫌いだった野菜の煮つけや、豆腐の白和え、蕗、茗荷なんてのが美味しく感じられるようになった。

 それと同じように、嫌いだったモカの香りを美味く感じるようになったのだろう。

 年をとるってのも悪くない。

2012年11月 9日 (金)

ネタはつきないけど・・・・

 書きたいことはたくさんあって、書くことのネタはつきないけど、このところゆっくり時間をとって書くひまがない。

 ネタはつきないのだけど・・・

 

 結局、ゆっくりブログを書く時間があるってことは、仕事をかまけているってことだったことを実感している。

 

2012年11月 8日 (木)

フィットカーブカット 3倍の切れ味のハサミ

 流行商品情報誌「日経トレンディ」で、毎年12月、その年の「ヒット商品ベスト30」が発表される。

 毎年購入するのだが、今年は立ち読みにてスルー。

 1位が東京スカイツリー、2位がライン、3位が国内線LLC、4位マルちゃん生麺、5位フィットカーブカットとなっている。

 1位の東京スカイツリーには行ってきた。

 2位のラインというのは、スマートフォンで無料通話&メールのできるアプリで導入済み。

 3位の国内線LLCには、まだ乗っていないが、LLCのおかげで飛行機代が安くなったという恩恵にはあやかった。

 4位のマルちゃん生麺は、テレビCMが始まると同時に購入。試食。役所広司さんのCMの大フアンで、もちろん生麺も大好きである。

 自他ともに、新し物好きと言われている、よだきんぼ(宮崎弁でなまけもの)おじさんの面目躍如といったところである。

 しかし、5位のフットカーブカットの存在は知らなかった。

 新し物好きと同時に文房具好きを自称していたのにうかつだった。

 フィットカーブカットというのは、従来の3分の1の軽さで紙が切れるというハサミだ。

 切りにくかった厚紙やペットボトルや牛乳パックなどもサクサク切れちゃうらしい。

 切断するのに最適な角度である30度の刃の開きを保つように、ゆるやかのカーブをもった「ベルヌーイカーブ刃」というのを開発したという。

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 早速、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)で一番大きな文房具店「出先」に行ってみたのだが、悲しいかな、取り扱っていない。

 最近、品揃えが悪くなってきているなあ。

 仕方がないので、Amazonにて購入。送料が若干上乗せになっていたが、欲しいから、度胸を決めて注文した。

 注文して2日後には商品が届いた。

 わくわくしながら、早速、コピー用紙を切ってみた。

 あれ?3分の1の軽さが実感できない。

 段ボールを切ってみたが、3分の1の軽さは感じない。

 非力な子どもや女性の方、老人は実感できるらしい。

 「3分の1の軽さ」の期待が大きすぎたせいなのかもしれないが、私が健常で若いということなのかなと、違う喜びを味わうことにした。

 でも、確かに、今までのハサミより切れ味は良いですよ。

2012年11月 7日 (水)

久々に、心踊る、文房具特集本

 久々に、心踊る、わくわく、うきうき、るんるん、する本に出くわした。

 私は、文房具特集本や手帳特集本を見ると買わずにいられなかった。

 「いられなかった」という言葉の通り、今は、過去形である。

 かつては、ちょっとでも気になる記事があると即購入していたのだが、最近は雑誌以外の情報源がたくさんあって、雑誌に自分の知らない文具が載っていて、私をうきうきさせてくれる雑誌がめったに無くなってしまった。

 文具の世界は進化を続けているから、文具が特集されている雑誌をてにとれば、興味をそそられる文具はかならずある。

 しかし、そのほとんどは私がすでに知っているものなのだ。

 だから、最近は、本屋さんには悪いが、文具特集の雑誌は立ち読みですませることの方が多い。

 ついつい、たまらずに買ってきても、家でパラパラと眺めてしまうと本棚にしまい込んでしまうことにりなる

 そんな私を、うきうき、るんるんさせる本に出会った。

 「すごい文房具」という文房具特集本がそれだ。

 便利なアイデア文具あり、正統な文具あり、奇抜な面白文具あり、とにかく全ページ、ひらいたところすべてのページが私をうきうきさせてくれる。

 私が購入したのは、国道10号線沿いにある明林堂書店。

 あと5冊くらいあったから、文具好きの方はご覧あれ。

 文具好きを、絶対満足させてくれる一冊ですぞ。

  

2012年11月 6日 (火)

犯罪人を作るのが警察の仕事1?

 さっき、国道10号線を車で走っていたら、サラ金(古いなあー。今は、消費者金融と言うのだろう)のCDボックス店舗の駐車場にパトカーが停まっていた。

  忘れもしない、半年前に私がUターン禁止違反で捕まった場所だ。

  国道10号線は、ずーっとUターン禁止になっている。

  だから、Uターンなんてしたことがなくて、捕まった場所では一度右折して、その後に方向転換している。

  その日は、たまたま魔が差したというか、対向車がまったくいなかったので、ちらっと左右を確認して、パトカーがいないのを確認してUターンした。

 Uターンしてすぐにしまったと思った。

 店舗の駐車場に潜んでいるパトカーが視界に入った。

  しまったと思ったが、手遅れ。

  赤いランプを点けたパトカーが飛び出してきて、「はい、○○○○の車停まりなさい」とのアナウンス。

  パトカーが視界に入ったときに覚悟はしていたから、素直に停車。

 早々に反則キップを切ってもらって解放された。

 無事故無違反のゴールド免許が消えてしまった。

 違反した私が悪いのだが、法律は人を守るために作られたもの。

 交通量が多いから、Uターンは危険だからUターン禁止にしているわけだ。

 法律違反を摘発するのは警察の仕事。

 だから、反則キップを切られて罰金を払わされるのは仕方がないこと。

 だけど、見通しが良く、ずっと先まで対向車の姿がないことを確認して、危険がないからUターンしたのだ。

 パトカーが待ち受けるのは、かならずそんな場所だ。

 見通しが良くて、Uターンしたり一旦停止をしなくても安全そうな所に網を張っている。

 交通量が少ないのに片側2車線で道路に余裕があってスピードを出してしまいそうな所なのに制限速度が40㎞なんて場所も、パトカーの絶好の隠れ家だ。

 そもそも、法律は人の安全のために作られているはずなのだ。

 善良なる国民を犯罪者に仕立て上げるなんてことは本末転倒。

 国民を交通事故から守ろうと思うのだったら、スピードを出すと危ないと思われるところに目立つようにパトカーの姿をさらすことだ。

 人が、つい出来心で交通違反を犯しそうなところに隠れて、犯罪を犯すのを待っているなんてことをやっちゃーいけないだろう!

 警察というところが、犯罪者を捕らえないと成績が評価されない制度になっているのなら、それを改めるべきだ。

 犯罪を未然に防止した場合にこそ、犯罪者を捕まえたとき以上の評価を与えるべきだろう。

 10日くらい前のブログに書いたことだが、ノーベル賞の山中教授が高校の時の先生に「赤信号で車が来ていないのに待っている人になってほしくない」と言われた言葉を印象深く語られていた。

 これは、法律は守らなくてはならないが、杓子定規な人間にはなるなということなのだろうが、真理を得たことだと思う。

 法律は守らなくてはならないが、法律は犯罪者を作り出すためのものではない。

 前線で働いている警察官の人たちが、そこんところを理解して法律を運用できるように、警察官の成績の評価基準を見直してもらえるといいと思うのだが、いかがだろう。 

 

2012年11月 5日 (月)

やっぱりやった。田中真紀子文部大臣、裁量権の逸脱と言われてもしょうがないだろう。

 田中真紀子氏の入閣について、絶対に問題を起こすと断言していたコメンテーターがいたが、就任1ヶ月でその予想は的中した。

 来春開校予定だった大学のうち3校の認可を取り消したのだ。

 当地(宮崎県の北端の街、延岡市)でも、10数年前に大学を誘致した。

 大学の認可を受けるにあたっては、多大なる準備を要する。

 キャンパスとなる土地、校舎となる建物。教授や講師。そして、それらを集める資金。

 数年をかけて準備をすすめ、すべてを揃えて、大学設置審議会の答申をあおぐわけだ。

 さまざまな関門をクリアーして、やっと認可の答申を得ていた認可を、突如として取り消したのだ。

 田中氏は、少子高齢化が進む中で、大学が増えすぎることの矛盾を指摘し、大学の質を上げることの必要性を説いている。

 しかし、それは今後の申請についての問題だろう。

 今後の申請について許可基準を厳格化していくということであれば、私も大賛成である。

 わたしも、むしろ安易に大学を造り続けるべきではないと思っている。

 しかし、3年も4年もかけて認可のために金と労力を費やしてきた学校の認可を取り消すということは許されないだろう。

 野田改造内閣で、法務大臣と文部大臣の人事が当初から爆弾視されていたが、そのとおりの結果になった。

 

2012年11月 4日 (日)

「ニュース・ゼロ」のニュースキャスター村尾さんは、テレビを見ていない?

 今、「行列のできる法律相談所」を見ている。

 「ニュース・ゼロ」の村尾信尚さんがゲスト出演していて、いろんなタレントの写真を出して名前を当てさせるというゲーム仕立ての番組進行をしている。

 お笑いで大ブレイクした「スギ」ちゃんや、元AKB48で今HKT48の「さしこ」こと指原ちゃんも知らない。

  6組のタレントが出題されたのだが、ぜんぶの、名前が分からないだけではなくて顔さえ見覚えがないようだった。

 テレビの世界に生きている人なのに、つまらないテレビ番組は見ていないのだろう。

 真剣に人生を生きていると、だらだらとテレビに時間を浪費している余裕はないのだろう。

 その間逆が自分だなあと、つくづく感じ入りつつ、テレビを見続けている私であった。

2012年11月 3日 (土)

なかったことにしてください、なんてできないよ。

 私が嫌いな言葉の一つに、「なかったことにしてください」という言葉がある。

 ブログを書くにあたって、広辞苑をひいてみたところ、広辞苑には「なかったことにしてください」はなかった。

 ネットで検索してみたら、大辞林に解説があった。

 「それまでの経緯や話し合いの内容を取り消す。『なかったことにしてください』の形で、契約の破棄、計画の中止をするときに使う言葉」とある。

 この商売をしていて、お客に「なかったことにしてください」と言われたことが何度かある。

 買うと言っていたお客や、売ると言っていたお客が、「なかったことにしてください」と言って突然キャンセルしてきたことが何度かある。

 テレビのドラマなんかで、婚約に向けての話を「なかったことにしてください」と言って断るシーンなんかを見たことがある。

 私は、「なかったことにしてください」というのは、相手側に非が無い場合には、許しがたい断り文句だと思っている。

 それまでにかけてきた時間や、努力を、「なかったこと」にされてはたまらない。

 昨日、「なかったことにしてください」と言われる事態があった。

 一昨日夕方、二人連れの女性が来店された。

 店頭に貼っている賃貸物件について詳細を聞きたいとのことでの来店だった。

 賃貸係のスタッフは退社時間で帰るところだったのだが、快く応対してくれていた。

 このスタッフが応対すると、私と違って、親切に応対するので、お客様の滞在時間が長い。

 希望条件をじっくり聞き取り、条件にあう物件を3つにしぼって、次の日案内することになった。

 結局、スタッフは1時間の残業。

 次の日、案内予定の物件の確認をとったところ、一番気に入りそうだった新築マンションが前日に他社で契約になっていた。

 新築マンションが一番の希望だったのだが、この新築マンションは、空き室が2階で隣接する建物の陰になって日当りが悪そうだということと、幹線道路沿いなので騒音も気になるということだった。

 それで、新築ではないが比較的新しい賃貸マンションをあと2件紹介していた。

 メインにしていた物件が決まっていたので、スタッフは市内の不動産業者に問いあわせて、もう一つ候補になる物件を見つけ、昨日案内予定だったものと合せて3つの物件の鍵の手配をした。

 案内予定時間前に、お客様から電話が入ったので、新築マンションは先に決まってしまったことを伝えたところ、「新築マンションが一番気に入っていたので、今回の話はなかったことにしてください」ときた。

 昨日は、現地を下見に行ったが、4階以上でないと隣接のビルの陰になって日当りが悪いと言っていたから、他の物件も紹介していたのだ。

 そのために、応対したスタッフは1時間の残業をし(私は1時間の残業代を支払わなくてはならない)、次の日に数社の不動産業者への問い合わせに時間を割き、管理会社に物件の鍵を借りに行ってきている。

 お客の気まぐれには慣れているから、「気が変わったので今回の商談は見合わせたい」という断り方は許せる。

 ○○○万円にしてくれたら買うと値切り倒していて、売主を説得して了解をとった後にキャンセルしてくるなんて話も少なくないが、そんなときに「これこれこうこういう事情でキャンセルしたい」という話になることもある。

 しかし、そんなときには「申し訳ない」という言葉が付いてくるのが普通だ。

 「なかったことにしてください」というのは、相手側が費やした時間や労力を、まったく無視した言葉だと、許しがたい失礼な話だと思う。

 私は、過去に何度か、「私が費やしてきた時間と努力を『なかったこと』にはできないですよ」とお客さんに迫ったことがある。

 「キャンセルするのは結構ですが、なかったことにするのではなく、『(あなたの)事情で買えなくなった』と、きちんと断るべきでしょう?」と言わずにいれないのが、私の度量の狭さなのだ。

 ちなみに、当社の賃貸スタッフさんは「なかったことにしてください」という言葉の意味がわからないと言って、「どういう意味ですか?」と私に聞いてきた。

 彼女は、「なかったことにしてください」という言葉を、人に言われたことも、自分が使ったこともないのだそうだ。

 それで、冒頭のように、私が「広辞苑」や「大辞林」をひもとくことになったというオチになるという次第なのである。

 

   

2012年11月 2日 (金)

グランツール九州?

 夕方のニュースを見ていると、ローカルスポーツ粉ーで「グランツール九州」の今日の結果を報じていた。

 グランツール九州? 聞き慣れない名称が気になり画面に目をやると、駅伝のようだ。

 新しい駅伝大会が始まったのかと思って見ていたが、出場選手もコースも見覚えのあるものだった。

 なんのことはない、九州一周駅伝のことだった。

 去年から、グランツール九州と名を替えて開催されているのだそうだ。

 フランスの自転車レース、ツールドフランスをイメージした名称なのだろう。

 「九州一周駅伝」は、文字どおり九州を一周するレースだった。

 1日目のゴール地点が2日目のスタート地点になり、2日目のゴールが3日目のスタートになる。

 10日間にわたってタスキをつないでいくレースだった。

 「グランツール九州」では、コースがプツプツと途切れて、期間も8日間に短縮されているようだ。

 どういう理由でそうなったのかはわからないが、「グランツール九州」なんて、外国みたいな呼称にしないで、「大九州駅伝」なんて呼び方の方がわかりやすい。

 尖閣だ、竹島だ、って国家主義的を唱えるのなら、国語を大事にしなければいけないだろう。 

2012年11月 1日 (木)

白熱灯に続いて、蛍光灯も無くなる!

 先日、白色電球を交換しようと思って、大型電器店に電球を買いに行ったが、電球を置いている棚はLEDで埋めつくされていた。

 店内を探し回ったのだが、白色電球は置いていなかった。

  管理している貸家の電球交換をサービスでやってあげようと思ってのことだったのだが、1個1500円以上もするLED電球を3個も4個もサービスで交換するわけにはいけない。

 こんなことで家主の了解を獲るのも面倒で、近くの100円ショップに行ってみたら2個セット100円で置いてある。

 その日は、それで間に合わせた。

 最初に行った店は、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)で一番大きな電器製品の量販店だったのだが、専門店だからこそ白色電球を置いていないのだろう。

 思いもかけない事実に唖然としたのだが、今日の夕方のニュースを見ていて合点がいった。

 なんと、政府は2030年までに国内のすべての照明をLED電球に置き換える方針だそうだ。

 政府の指導で、白色電球だけではなく蛍光灯まで、消し去られようとしているのだ。

 環境対策のためだというが、政策で押しつけるべき問題なのだろうか。

 強制されなくても、消費者は、安くなってきたLEDに置き換えてつつある。

 商品の選択は消費者にまかせるべきではないか。

 消費電力がLEDの5倍であっても、白色電球がマイナーな照明器具になって、生産するメーカーが少なくなって、白色電球が稀少な高額商品になっても、白色電球の暖かい光を求める人もいてもいいのではないだろうか。

 直近の事例で、政府は、日本中のテレビを廃棄させてデジタル化させた。

 我が家では、デジタル化の恩恵はまったく感じない。

 画像が鮮明になるというふれこみだったが、我が家では、むしろ、テレビの映りが悪くなった。

 加えて、テレビのリモコンが複雑になって、思うように操作できない。

 デジタル化による効果の一つであったテレビの双方向通信も、インターネットの普及で、計画倒れに終わりつつある。

 国民の多くは、その必要性を感じないまま、テレビの買い換えを強制され、一時的に電器メーカーの懐を潤したかもしれないが、その反動で今、日本の電器メーカーは死にかけている。

 テレビのデジタル化は、テレビ局がアナログとデジタルの両方を運営する負担には耐えきれないことから、一気に切り換えなければならなかった。

 しかし、照明器具のLED化は、消費者と生産者の、自然の流れにまかせてもいいのではないか。

 国会も、行政政府も、チキンゲームに終止していて、まったく機能していないように見えるが、国民に負担をしいることだけは進んでいくように感じてしまう。

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