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2013年1月

2013年1月31日 (木)

悪徳不動産屋日記⑥ 「3度目もウソ」その3

 あれから半年以上過ぎた。

 先日、ひょっこり近所の『あの方』が来社された。

 昨日の私のブログで取り上げた物件(私に賃貸料の相場を聞いて、他の不動産で購入した物件)は、その後ご近所の『あの方』が自己使用していた。

 いつのまにか、自分の経営する店の支店として店開きしていた。

 近所のことなので、悪徳不動産屋の私としては、見るたびに腹立たしくもあるのだが、「あっしには、関係のないこと」と思うようにしてきた。

 そんな私の気持ちなんかはお構いなしに、どの面下げて当社の玄関に足を踏み入れるのだろうと思いつつ、入口カウンターの椅子をすすめる。

 近所の『この方』は、こちらから要件を聞くまでもなく、いきなり自分から要件を喋りはじめた。

 「実は、○○町の○○さんの店舗を購入して、そこに支店を出してやってきたけど、客層と商店街の立地があわなくて、支店は店仕舞いしようと思っている。ついてはその店舗を貸し店舗に使用と思うので相談に来た」のだと言う。

 随分前に私に軽い迷惑をかけ、そのときのお詫びに、今後不動産のことがあったら、すべて私に相談すると言いながら、その口が渇く間もなく、またしても私に参考意見だけを聞いてきて、内緒で他の不動産屋で物件を購入した。

 私は悪徳不動産屋だから、こんなお客さんを許す度量はない。

 面と向かっては言わないが、こころ秘かに、「金輪際『この方』とはお付き合いしない」と思っていたのだが、『この方』も人の子。

 やはり悪いことをしたと気が引けて、貸し店舗募集の依頼をしてきたのだと思って、今までのことは水に流そうと思った。

 とはいえ、旧市街地商店街である私の事務所の周辺は「入店者募集」のポスターだらけの、シャッター商店街。

 依頼を受けても、なかなか成約困難なのだ。

 しかし、恩を忘れずに依頼を受けたことに気分を良くして、「あー、そうですか」と、『この方』の希望条件を聞くことにした。

 『この方』は、まず、貸すにあたっての家賃はいくらくらいにしたらいいかと聞いてきた。

 いくらにしたら借り手があるのかと言われても、旧商店街に出店しようという話が少ないのだ。

 私は、借りる人から見てお得だなという家賃設定にすることで、需要を喚起することしかないと思っている。

 それで、近所の『この方』に、希望の家賃の額を聞くと、案の定、高額の家賃を考えている。

 そこから30分以上、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)の賃貸借の状況をていねいに説明し、貸すにあたっての作戦を伝授した。

 近所の『この方』は、私の話を納得した様子で、「いろいろ教えていただいてありがとうございました」とお礼の言葉を発した。

 しかし、それに続く言葉に私は唖然とした。

 「今、(私に)教えてもらったことを参考に、貸し店舗にすることにしますが、それについてはオタク(当社)に専属で頼まなくてはならないんですか?」と言うではないか。

 「3度目の正直」かと思っていたら、「3度目もウソ」だった。

 私は怒りを感じることもなかった。

 私は、「どうぞ、どこにでも頼んでください」と言うのみ。

 数年前までの私だったら、今度『この方』と顔を合せても口もきかなくなるところだ。

 今は、ちょっと大人になったので、顔を合せることがあったら、挨拶くらいはすることだろう。

 ただし、心の中で「お前を絶対に許さないぞ」と思っうだろう。

 私は、こんな小さなことも許せない悪徳不動産屋なのだ。

2013年1月30日 (水)

悪徳不動産屋日記⑤ 「3度目もウソ」その2

 昨日の話の、近所の『この方』から、その数カ月後電話があった。

 「○○です」と名乗る声に、私は「おっ!さっそく不動産の相談がきた。先日のお礼に、どんな話を持ってきてくれたのだろう」と、はやる気持ちを抑えつつ、「あ、どうも。どうかされましたか?」とさりげなく応対する。

 すると、「ちょっと教えてもらいたいんですけど、当社の近辺の店舗の賃貸料の相場はいくらくらいか」と聞いてきた。

貸すのか?借りるのか?どちらにしても、『この方』は、次に不動産のことがあったら、絶対に私にお願いすると言っていた。

 それで、「家賃を知りたいのは、貸すために知りたいんですか、それとも借りるために知りたいんですか」とたずねると、「いや、どんなもんか知りたいだけ」だと言う。

 がっかりであった。理由も無く家賃を知りたいということはありえない。

 私は、「理由も無く家賃のことを聞きたいということはないでしょう?なにか家賃の相場を知りたいという理由があるのでしょう?」と重ねて聞いた。

 すると『この方』は、「いや、ちょっと人に聞かれたもので」と言う。

 明らかにウソ。だれかと、なにか不動産の取引があっていて、私から参考になる意見を聞きだそうという魂胆だ。

 不愉快きわまりない話だが、聞かれたことに答えないというのも、私の主義に反する。

 利用されていると承知の上で、自分なりの見解を教えてやった。

 それから数日後、当社の近辺に住居付の店舗を探しているお客さんが来店された。

 当社から200メートルくらい先に、売買でもいいし、賃貸でもいいという住居付の店舗があったので、管理している不動産会社に電話をしてみた。

 すると、ちょと前に募集看板を見たお客様との商談が、ほぼまとまったところだという。

 当地(宮崎県の北端の街、延岡市)も、旧市街地商店街は空き店舗だらけで、新規開業したいという商談は少ない。

 しかし、決まるときはこんなものだなあと思いつつ、電話を切ろうとした私に、相手の不動産屋さんが言った言葉に、私はあいた口がふさがらなかった。

 その相手というのが、数日前に家賃の相場を教えてくれと聞いてきた、ご近所の「あの方』だったのだ。

 その物件は土地が借地で、建物だけを売却するというもので、売却価格が格安だったので、貸し店舗にする目的で購入して採算がとれるかどうかを知りたくて家賃の相場を聞いてきたようだった。

 「悪事千里を走る」。私は、ご近所の『この方』の企みを、はからずも数日後に知らされることになった。

 利用されていることを知りつつ、知っている専門知識をあますところなく教え、腹立たしくてチリ箱を蹴飛ばして、「お客様は悪魔さま」だと、ご近所の『あの方』を秘かにののしってしまう、私は悪徳不動産屋なのだ。

2013年1月29日 (火)

悪徳不動産屋日記④ 「3度目もウソ」その1

 先日、当社のご近所の方から相談を受けた。

 『この方』は、大黒様みたいな柔和な顔をされた、みるからに人の良さそうな方である。

 相談は、自己所有の住居付店舗を貸すにあたって、家賃をいくらくらいにしたらいいかということだった。

 『この方は』、以前、「隣接地が売りにでているので、おたく(当社)を仲介業者として購入できないか」という相談に来られた方。

 その土地は「この方」の住居兼店舗の隣接地で、『この方』が駐車場として一括で賃借していた土地だった。

 土地の所有者は遠方にお住まいの方で、売却することを賃借人である『この方』に話をせずに、他の不動産会社に相談して、その不動産会社から『この方』に買わないかという持ちかけられたという。

 ついては、どうせ不動産屋が入るのだったら、『この方』は私に仲介に入ってもらいたいというのだ。

 不動産の取引にあたって、売主側の不動産会社と、買主側の不動産会社が協同で売買契約をするということは珍しい話ではない。

 ただし、物件を持ち込んだ不動産会社は、売主と買主両方からもらえるはずだった手数料が半分になるので、簡単にはゆずれない話だ。

 不動産業をしていて逆の立場を考えてみると、物件を持ち込んだ瞬間に「購入するかどうかは自分のつきあいのある不動産屋に相談する」と言われた場合は、しかたがないとするが、商談が進んだ後の話だったら、すんなりは引き下がれない。

 それで、相手方の不動産屋とどういう話をしたのかと聞いてみると、「自分がいない間に物件資料を持ってきただけ」という。

 それなら、私の出番もあると思って、さらに詳しく話を聞いた。

 持ち込まれた土地の価格は、私が見て、適正かむしろ安いと思う価格だったのだが、すぐには売れないとタカをくくって、もっと安く買えるのではないか思っていたようだ。

 私は、隣接地であること。この土地が他に売れてしまったら、近辺に駐車場として借りれる土地はないこと、詳しく説明をして、値切らずにでも買うべきことを納得させた。

 幸い、相手方の不動産会社は、私のつきあいのある会社だったし、営業マンも知っている人だったので、ことの成行を説明したら、当社が買主側の不動産屋として了承してもらえそうな話だった。

 「相手の不動産屋は資料を持ち込んだだけですね」と念を押して、相手の不動産会社に電話しようと思ったら、『この方』からがっかりするような言葉が出た。

 「今回の話は(自分が持ち込んだ話だから)手数料をまけてもらえるでしょうね」と言うではないか。

 なんのことはない。私に相談をかけてきたのは、手数料をまけてもらおうと思ってのことだったというわけだ。

 15坪という狭小な土地で、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)の土地価格だと、売買の仲介料は15万円程度でしかない。

 手数料を引いて商談をまとめることはしない主義なのだが、今回のように、できあがった話の仲介に入るときには3割引すると決めている。

 その説明をして、「手数料を値引きすることはしないが、当社の規定で3割引の10万円でやりましょう」と答えた。

 すると、またまたびっくり。「えーーー。そんなに取るんですか」ときた。

 こちらが「えーーーーー!」である。

 「いくらにしてくれというんですか?」と聞くと、「5万円でやってもらえないか」と言う。

 そんなプライドを捨てたような仕事はできない。

 ムッとする気持ちを抑えて、5万円ではお受けできない。持ち込まれた不動産屋さんと直接話をしてください伝えた。

 私の剣幕に、これ以上値切るのは無理と思ったのだろう。10万円でいいから、やってくれと言う。

 相手方の不動産屋だとびた一文まけてもらえないから、10万円でもいいと判断したのだろう。

 最初に話を聞いたときの感謝の気持ちは、まったく失せ、成り行き上気乗りはしないのだが、相手の不動参会者に電話をした。

 ことのなりゆきを説明して、当社が購入側の不動産屋として話を進めていいか了解をとろうと思った。

 しかし、これまたびっくり。

 相手の営業マンの返事は、「隣接地であるし、駐車場として借りてもらっているので、一番最初に話を持っていった。その後、何度か結果を聞きに行ったけど、返事をもらえないので、他のお客様に紹介して、そのお客さんが検討中だから譲れない」と言うではないか。

 なんのことはない、価格が気に入らなくて、すぐには売れないだろうとタカをくくって返事をしないでいたら、相手方の不動産会社の別なお客が、この土地を何度も見に来だして、測量まで始めた。

 それであわてて私に相談をかけてきたということだった。

 あげくの果てには、手数料をまけさせようという魂胆。

 あきれ果てて、もうどうでもいいと思いつつ、「残念だけど他の商談がかかって、そちらで売れてしまいそうだとのことですよ。不動産のことは下駄を履くまでわからないから、その商談がつぶれたらまた話がくると思いますよ」と言って、お引き取りねがった。

 それから数日後、また『その方』が来社された。

 あの後すぐ、相手方の不動産会社の社員がきて、「商談がまとまらなかったので、よければ買わないか」との持ちかけがあったので、そちらで買うことにしたという報告だった。

 私の想定通りの流れで、「それはよかったですね」と答えた。

 すると『その方』は、私にどんなお礼をしたらいいのかとたずねてきた。

 「お礼なんかいらないですよ」と言う私に、『この方』は、「あなたは本当にいい不動産屋さんなんですね。次に不動産の話があるときは必ずあなたに相談に来ます」と言って、帰っていった。

 見送る私は、「気持ちがあるのなら、菓子折りのひとつくらい持って来い」と、心でつぶやく悪徳不動産屋であった。

 この話は、過去に書いたことがあるかもしれない話なのだが、「3度目もウソ」という題名にしたので、再度になることにもかまわず書いてしまった。

 長くなってしまったので、続きはまた明日。

2013年1月28日 (月)

購入価格よりも値段を下げて住宅を売却した場合、確定申告で税金が戻るかも?

 今年もまた、確定申告の季節になった。

 この時期になると、去年不動産を売却したお客様から申告についての相談の電話が入る。

 今日、去年住宅を売却したお客様から電話が入った。

 売却したのは、お客様自身が住まわれていた住宅。

 当地(宮崎県の北端の街、延岡市)では、居住用資産の売却にあたっての3,000万円控除を適用すると、ほとんどの場合、売却による譲渡所得税はかからない。

 このところの不動産価格の下落で、この居住用の3,000万円控除を適用するまでもなく、そもそも譲渡益がでないケースが多い。

 一般の方の中で、不動産売却にかかる税金について勘違いしている方が少なくない。

 1億円で買った不動産を1億円で売っても税金はゼロ。

 あくまでも、税金は利益にたいして課税されるのだ。

 この10年前後に不動産を購入した方は、ほとんどの場合かった値段からすると損をして売却することが多い。

 今日相談のあったお客様も、売却価格は、10年くらい前に買ったときの価格より1000万円くらい安くなった。

 だから、居住用資産売却の3,000万円控除を適用するまでもなく、税金はかからない。

 ここで、注意しなければならないのは、買った時より高く売却して譲渡益がでた場合、3,000万円の控除があるから税金はかからないといって、申告をしないと3,000万円控除の適用は受けられない。

 確定申告をして、3000万円の控除を適用することによって税金を払わずにすむことになる。

 自宅を売却して、譲渡益の出る方は、くれぐれもご注意を。

 では、譲渡により損失が出る場合はどうなるかというと、端的に言うと、申告はしなくてもいい。 

 申告は、文字どおり、自ら自分の所得を「申し告げる」ること。

 所得が発生していない人は、申告の必要はない。

 ただし、不動産を売却した際の所有権移転登記については、同時に、税務署に通知されるているので、税務署から不動産取引についてのお尋ねがくることがある。

 しかし、購入したときの売買契約書や領収書、そして売却したときの売買契約書等がしっかりしていて、利益が出ていないことが明確であれば、税務署から調査があったとしても、まったく心配することはない。

 さて、今日の本論。

 今日相談があったお客様は、10数年自分が住んでいた家を売って、同時に新しい家を購入された。

 この場合、居住用資産の買い替えによる譲渡損失が生じたときは、その譲渡紛失を、その年の給与所得や事業所得など、他の所得から控除することができる場合がある。

 できる場合があるというのは、「一定の要件を満たす」ものに限りということだが、要件を満たす場合は、損益通算をしてもその歳に控除しきれなかった譲渡損失は、譲渡の年の翌年以後3年以内に繰り越して控除することができる。

 特例の要件は

 ①譲渡した不動産が、自分が住んでいる住宅(マイホーム)であること。
      (住まなくなった日から3年目の12月31日までの譲渡も可)

 ②譲渡の年の1月1日において、所有期間が5年を超えるものであること。

 ③譲渡の年の1月1日から、売却の年の翌年12月31日までの間に、床面積が50平方メートル以上の家屋を購入すること。(買い替え資産の購入

 ④買い替え資産を取得した年の翌年12月31暇での間に、居住のように供すること又は供する見込みであること。

 ⑤買い替え資産を取得した年の12月31日において、買い替え資産について償還期間10年以上の住宅ローンを有すること。

 以上が主要な要件である。

 これ以外の要件で、売買の相手方が、親子や夫婦、生計を同一にする新続等でないこと。

 また、過去3年、居住用財産にかかる特例を受けてないことにも注意を要する。

 今日相談のあったお客様は、居住用資産の3,000万円控除で税金はかからないという認識をされておられたようだが、もともと譲渡益が発生しない売却のため、税金を払わないということだけを目的とするのであれば、申告の必要はないというのが答えだった。

  しかし、住んでいた家を売却して、同時に新しい家を買って、そこに居住しておられるので、居住用資産の買い替えによる譲渡損失を損益通算できる条件に該当するのではないかと思われる。

  新しく購入した家についてのローンについては当社に相談はなかったから、住宅ローンの内容についてはわからないが、住宅ローン次第では、税金を払わなくていいだけではなくて、支払った税金が戻る可能性もある。

  今日の、不動産情報館ブログの要点。

  居住用の家を売って3,000万円の控除を受ける場合には、確定申告しなければならない。

 売却による損失があった場合、申告しなくてもいいが、申告することによって税金が戻る場合がある。

 今日の蛇足。

 税務署は、税金がかかる場合は税務署の方から言ってくるが、税金が戻る場合は税務署は教えてくれない。

 税金を戻してもらうためには、税金のことを勉強して、税金を戻してもらう手続きをしなければならない。

 追加の蛇足。

 だからといって、税務署は税金を取り立てるだけの機関ではない。

 税務署は、新聞や雑誌、インターネットで、払いすぎた税金を取り戻す方法を公示している。

 税金は正しく学んで、正しく払う、ということだろう。

2013年1月27日 (日)

犠牲者のご冥福を静かに祈る

 アルジェリア人質事件の犠牲者のご遺体が日本に帰って来た。

 今回の事件では、被害者の実名公表について賛否が分かれた。

 報道側からは、事件の真相解明には犠牲者の実名が必要だとの見解がある。

 「治安の悪い現場で会社が充分な安全対策をとっていたか検証するために、被害者や遺族の声が公になることが大切」という見解もあるが、それは現場で検証できることだろう。

 なんだかんが屁理屈をいって実名を公表させ、犠牲者や遺族のプライバシーをかき混ぜるだけだ。

 幸い今回の事件では、当初から遺族からの意志を尊重して、公表の是非が問われていたせいで、マスメディアの目に余る暴走は、今のところは少ない。

 犠牲者を悼むのであれば、冥福を静かに祈ることだ。

 遺族にマイクをつきつける映像を望む視聴者はいない。 

2013年1月26日 (土)

悪徳不動産屋日記③

 私は悪徳不動産屋。

 そう居直って書きはじめると、ネタはつきない。

 一昨日のできごと。

 知人(Aさんとしておこう)に、土地の売却依頼を受けていた。

 その土地は現在は田んぼで、道が狭く、上下水道も引き込まなければならない、宅地としては条件の悪い土地だ。

 Aさんの土地は宅地としては利用できないほど間口が狭いため、隣接しているAさんの知人の田んぼといっしょにして売ってくれとの依頼だった。

 その土地はAさんが小作として、自分の田んぼと一体化して、米を作っている。

 条件が悪いので、価格は思い切り下げていいからということで、Aさんが設定した価格で売りに出していた。

 なかなか売れないと思っていたのだが、昨年末からの私のツキは今年も続いているようで、この土地に問い合わせが入った。

 格安の価格にひかれてかかった商談だった。

 これまでだったら、価格にひかれて問い合わせをしてきたお客さんを案内すると、案内した時点で商談終了というのが常だった。

 このお客さんは自分だけで見に行くので、案内地図と資料を下さいとの申し出だった。

 それから数日後、どうせ駄目だろうと思いつつ連絡をとってみると、なんと、前向きに検討しているというではないか。

 道路接続の悪い田んぼで、売却困難と想像していたのに、売れるときはこんなものだ。

 さっそくAさんに連絡をして、「商談が進みそうだけど、隣接の土地の所有者に再度確認をしなくていいか」と聞いた。

 私は、Aさんの隣接の所有者とは直接話をしていなかった。

 本来なら、隣接の方にも確認を取っておかなくてはいけなかったのだが、私の確認の電話に対して、Aさんが小作をしている土地で、Aさんといっしょに売りたいということで、話に間違いはないと言う。

 Aさんは私の旧友ということもあり、真面目な人なので、みじんも疑っていなかった。

  ところがである、次の日別の用事でAさん宅を訪問して、Aさんの奥さんと話をしていたら、「きのう主人( Aさん)が隣接の人のところに確認にいったら、そんなに安くなるなら、Aさんの土地を隣接者が買っておこうか」という話になったと言うではないか。

  そうなると、売る話はなくなってしまうか、売るとしても値段を上げるたことになるわけだろう。

 商談が進んで、買うということになって、売らないということでは困るから、私はわざわざ昨日確認を入れたわけだ。

 そのことも、きちんと説明して確認をとった。

 不動産業者として一番困るのは、買うとなって売らなくなる話や、価格をつり上げる話だ。

 不動産取引においては、売主と買主が直接顔を合せないで折衝している。

 話を煮詰めて、煮詰めて、条件を整えて契約日を決めたあとにドタキャンがあると、不動産屋がいいかげんな話をしていたと思われることが多い。

 今回は、まだ買手が「買う」という結論をだしていなかったから、最悪の事態にはならなかった。

 私は、Aさんの奥さんに「奥さん、悪徳不動産屋とか、不動産屋はいいかげんだとか言う人が多いけど、そのほとんどはお客が引き起こした問題なんですよ」

 「今回の話が、そうでしょう?」

 「私は、商談を進める前にご主人に再確認をした。そして、話をすすめてくれという依頼だったので、買手にそれを伝えた」

 「その結果、買手が『契約します』と言ってきたときに、実は売れなくなりました」と言ったら、買手は『なんていい加減な不動産屋だ』と激怒します。」

 「せめて、そうなったことを連絡してもらいたかったですね」と、少々(少々ではなく露骨だったかもしれないが)憤慨して、Aさん宅を後にした。

 かくして、私は、買手にとって、いいかげんな情報を持ち込む、悪い不動産屋になったのだ。

2013年1月25日 (金)

悪徳不動産屋日記② 悪徳不動産屋の私の悪行、昨日の続き。

 さて、悪徳不動産屋の私の悪行、昨日の続きをしよう。

 家賃が遅れるお客さんに説教をかましたあと、家主が小さな紙袋を下げてきた。

 縦20㎝、横10㎝くらいの駄菓子を入れるような紙袋だった。

 先ほど帰って言った店子が、家賃は入れてきたと言っていたので、家賃が入ったお礼なのだろうと推測できた。

 想像とおり、紙袋はお礼の品。100円程度の和菓子が5個。

 「おかげさんで、さっき家賃を持ってきてもらいました」と家主。

 悪徳不動産屋の私だから、それですんなり家主を帰すわけにはいかない。

 お礼を言って帰ろうとする家主に、「家主さんちょっと待ってください。話があります」と言って引き止める。

 「あのね、家主さん。あなたもね、商売していて、掛け売りしているお得意さんがいるでしょう?」

 「そんなお客さんの全部が、きちんきちんと支払いする人ばかりじゃないでしょう?」

 「今月は、ちょっと売上が悪いから半金で勘弁してくれとか、今月はとばして来月まで待ってくれというお客さんもいるでしょう?」

 「そんなとき、お客さんに対して、『金払え』と怒鳴りつけたりしますか?」

 「借家人は家賃を払ってくれる、上お得意さまですよ。同じことですよ。月々6万円の家賃だけど、年間では72万円。これは荒利的に考えると72万円まるまるのりえきですよ。家主さんの商売で72万円の荒利というと200~300万円の売上でしょう?そう考えると、一番のお得意さんになるんじゃないですか?」と言って答えを求める。

 私に問い詰められた家主は、腹立たしいけど、私の言っていることが正しいので、渋々うなづくしかない。

 悪徳不動産屋の私は、かさにかかって「そんな上客に、『金払え』なんて怒鳴り込むなんて、もってのほかでしょう!」

 「お互い商売やっているんだから、厳しいのはお互いさまという気持ちで、『オタクも厳しいでしょうけど、私も楽ではないので、家賃は遅れないようにお願いします』って気持ちで督促しないと駄目ですよ!」と、これまた説教をかます。

 とういことで、お客様である家主にも賃貸人にも説教をかませて、それは客商売の風上にもおけない所業。

 かくして、私は、横柄で、頭が高く、客を客とも思わない、感じの悪い不動産屋と呼ばれることになるのだ。

 

2013年1月24日 (木)

悪徳不動産屋日記

 悪徳という言葉がある。

 悪徳につながる職業として、一番に思いつくのが悪徳不動産。

 悪徳弁護士、悪徳税理士、悪徳司法書士ってのもあるけど、これらは大半は真面目で堅い人の集団で、そのほんの一部に悪徳と呼ばれる輩がまじっているという印象だ。

 一方の悪徳不動産屋は、それとはちょっと違うニュアンスで悪徳と言われる。

 真面目な不動産屋さんもいるけど、悪徳の割合がちょっと高いように思われているフシがある。

 旧友との集まりや異業種の会合なんかで、ちょっと親しい関係になった相手から、「あんたは悪徳不動産屋じゃないよね」なんて冗談めいて言われることが多々ある。

 弁護士や、税理士、司法書士にかぎらず、医者、看護師、ヘルパー、公務員、建設業者、靴屋、ブティック経営者、スナックのマスター、ホステスさん等々いろんな職種があるが、そんな人たちに「あんた悪徳弁護士じゃないよね」とか「あんた悪徳ホステスじゃないよね」なんてセリフが使われることはない。

 悪徳商法、悪徳業者という言葉はあるが、悪徳とからめた熟語になる職業は不動産屋が一番似つかわしいようだ。

 私も、悪徳不動産屋である。

 どんな悪行をしているか、実例を明かそう。

 つい3日前の話である。

 店の入口のカウンターで、新規店舗の申込みのお客様と商談していたら、近くの貸し店舗の家主が、当社におみえになった。

 家主のちょっと深刻そうな顔をみて、私には用件の察しはついた。

 賃借人の家賃が遅れているのだろう。

 用件はわかっているので、先に商談していたお客さんにお断りして、家主を招き入れた。

 案の定、昨年3月に入居のお世話をした賃借人の家賃が遅れているということだった。

 私は、入居のお世話をしただけで家賃管理はさせていただいてない。

 家主さんも商売をしていて、自己所有の住居付店舗の店舗部分の一部を貸し店舗として賃貸しておられる。

 家賃集金を含めた管理料としては数千円いただかなくてはいけないし。1店舗だけの賃貸借であることと、家主が賃借人と同じ屋根の下にいるため、管理は受けず家賃は家主さんに直接支払うことにしていた。

 それについては、管理業務は受けていないので、家賃の督促や集金はしないということを明言しておいた。入居させてしまえば、あとの家賃には責任はとらない悪徳不動産屋だとヒトは言うだろう。

 悪徳不動産屋の理論は、入居の際の数万円の手数料で入居者の家賃保証を円円にできるわけがないということなのだ。

 家賃が遅れる人は、2度ならず3度4度督促をして、家まで集金に行ったりと多大な手間がかかる。

 管理料はその保険料みたいなものなのだ。

 入居の際には、保証人をつけた入居申込書をもとに家主に入居の了解を得て、契約になる。

 家主は、不動産屋さんがいいと思うなら了解する」なんてことをおっしゃる方が多い。

 見るからに問題を起こしそうなお客さんだったら、なんだかんだと理由をつけて店頭でお断りすることになるが、見た目で判断することは難しい。

 だから、保険として不動産屋に家賃管理をさせるといいのだが、毎月の管理料を惜しむ家主もいる。

 今回のケースは、貸し店舗は1軒だけであり、同じ建物に家主の自宅もあるので、無理に管理をすすめることはしなかった。

 そして、万一家賃が遅れることがあっても、当社は責任をとらない。

 隣同士で商売をしているのだから、家賃が遅れたら自分で直接督促をすることですよとご指導申し上げておいた。

 入居後7ヶ月目くらいから、前家賃が入らなくなって月を越しはじめ、4~5日遅れが、1週間10日遅れになって、今月は20日になるというのにまだ入らない。

 先週催促にいったら、今日(20日)には支払いますと言っていたのに、今日(20日)になっても入らないと、困りきった顔で相談に来たというのだ。

 私は悪徳不動産屋だから、「そんなこと関係ない」と言いたいんだけど、先にきているお客様を待たせていることでもあり、「私の方かも催促しておきます」と答えておいた。

 そして、先客との商談を続けた。

 30~40分で話が終り、先客が当社を出て行くのと入れ代わるように、先ほどの、家主に迷惑をかけている賃借人が入ってきた。

 いきなり、「家主が来たでしょう?」と言う。

 それにこちらが答える間もなく、「年末に仕入れが嵩んで支払いが多かったので、家賃がちょっと遅れるけど待ってもらうように言っていたのに、今日、自分が留守をしてるときに、家主が店に怒鳴り込んで来ていた」「それで、家賃は今払ってきたからね」と、腹立たしげに言う。

 仕入れ代を先に払わないと商売ができなくなるのに、家主がそれを理解していないというのが言い分のようだ。

 それを聞いて、悪徳不動産屋の私は、「○○さん、ね。仕入れ代金を支払わないとあとの材料が入れてもらえなくて商売ができないでしょう。しかしね、家賃を払わないと場所を貸さないと言われたら商売はできないよ。仕入れが一番大事なんじゃなくて、その場所で商売を続けるつもりなら、家賃も一番に大事なんじゃない?家賃は一番最後で良いってのは間違いですよ。今後は、家賃を遅らさないようにして下さい」と説教をかました。

 こんなとき、私は自分の顔が強面(こわもて)な人相でないことを悔やむ。

 悪徳不動産としては、凶暴な人相をしていると商売がやりやすいのだが、私は残念ながら顔に気の弱さが出ているようで、悪徳客には、なめらてしまうことが多い。

 このお客さんも私の説教にたじろぐことはなく、「仕入れが、仕入れが」と言っている。

 言っても無駄だが、私も、「仕入れができないと商売はできないが、店が使えなくても商売はできないよ」と同じことを繰りかえした。

 すると、「ここの家賃は高いと人が言う。もっと家賃の安いところを探して出ようと思っている」と言い出す。

 なんという言いぐさ。入居の際に家賃を引き下げる交渉をして、私に感謝していたではないか。

 それに、私は、店舗をお世話したら、極力その店の売上に協力することにしている。

 このお店については、入居契約でいただいた仲介手数料に近い買い物をしているはず。

 恐らく、そのお店で1番か、少なくても5本の指に入るお得意さんのはずだ。

 さらには、そのお店をことあるごとに知り合いに紹介してきた。

 その私に、「そのいいぐさはなんだ!」と言いたい気持ちを押さえ、「安いところがあるのなら、そちらでやるといいですね」「とにかく家賃は遅れないようにして下さい。」

 そして、「どうしても都合で遅れるときは、家主さんが隣にいるのだから、小まめに遅れるお詫びをすることですよ」と、顔面を引きつらせながら、お引き取りねがった。

 さらに、悪徳不動産屋の悪行は続くのだが、長くなりすぎるので、続きはまた明日。(日ごろ、私の話は長いとの悪評が高いので・・・)

  

 

  

2013年1月23日 (水)

日銀、無期限金融緩和、政府と共同声明。うまくいくことを祈るのみ。

 日銀は、物価上昇2%目標を盛り込んだ政府との共同声明を発表した。

 安倍政権の強硬な姿勢に押し切られた感がある。

 大阪では、橋下さんの強硬な態度に教育委員会が押し切られた。

 はきっり押し通す政治も必要だが、短兵急に決定する手法には少々不安を覚えてしまう。

 「デフレからの早期脱却と経済成長に向けて、政府と日銀が政策連携を強化し、一体となって取り組み」「できるだけ早期に実現することを目指す」らしい。

 必要と判断できる時点まで、毎月10兆円のペースでお金を流し込むというけど、そのお金はどこに流れて行って、何に使われるのだろう。

 私を含めた末端の国民には流れて来ない。

 目標通りのインフレを達成することで経済は回復するのだろうか。

 物価が上がっても、末端の庶民の収入が増えなければ消費は回復しない。

 一部の恩恵を受ける人たちのために物価が上がって、収入が増えない庶民がかえって苦しくなるというようなことはないのだろうか。

 国債をばらまいて国債の価格が下がって、長期金利が上昇するかもしれないという。

 そうなると借金コンクリート状態の私なんぞは、生きる道を絶たれてしまう。

 悲観的なことは考えないで、うまく行くことを祈るのみの日々である。

 

 

2013年1月22日 (火)

いつものことながら、被害者の遺族にマイクをつきつける人でなし。

 テレビをつけたら、胴体に赤いライン、尾翼に日の丸のジャンボジェット機の姿がアップで映し出されていた。

 一瞬、見慣れない飛行機だなと思ったが、すぐに政府専用機だと理解できた。

 アルジェリアの人質テロで被害にあわれた方の遺体搬送支援に政府専用機を運用するためだろうか。

 テレビの画面はすぐに次に移り、消沈した遺族と思われる男性の姿を映しだしている。

 テレビのレポーターはマイクをつきつけて、「(亡くなられたという)知らせを聞いたときはどんなお気持ちだったですか?」と質問していた。

 男性は、こらえていた気持ちを抑えきれずに泣き崩れた。

 いつものことではあるが、子どもや兄弟を亡くした親族に、「お気持ちは?」と、分かりきった質問をするレポーターの心理がわからない。

 私が被害者遺族で、こんな取材のマイクをつきつけられたら、マイクを取り上げてカメラに叩きつけるぞ。

 

2013年1月21日 (月)

桜宮高校、体育科入試中止決定。

 テレビをつけたら、桜宮高校体育科の入試中止が報じられていた。

 教育委員会は橋下さんの軍門に下ったようだ。

 橋下さんの、反対する者は徹底的に叩きのめすという手法に面と向かって反旗を掲げる人がいなかったようだ。

 教育委員会の委員の誰一人として、入試中止が最善策と思ったのだろうか。

 桜宮高校体育科を心から希望する受験生に対して、入試中止をするべきではないと、強い意志をもって橋下さんと対峙する委員はいなかったのか。

 橋下さんの詭弁的な論法を聞いていると、ついなるほどなと思ってしまう。

 私も、橋下さんの意見に一理あると思わないわけではない。

 しかし、「このまま入試をやったのでは学校は変わらない」「体質が変わるかどうかわからないのに入試をさせるわけにはいかない」という理論は納得できない。

 入試を中止したら学校の体質が変わる保証はあるのか?

 体質が変わるかどうかわからないのに入試をさせるわけにはいかないというが、このまま体質改善ができなければ来年の入試は中止する。だから体質を改善しなさい、というほうが合理的ではないだろうか。

 私は、教育行政については全くの素人だから、口出しは差し控えるべきかもしれないが、教育行政に携わっている教育委員会の委員は、徹底して橋下さんと議論を闘わせるべきだろう。

 橋下さんの強硬な姿勢に、本気で立ち向かう姿が見えて来なかったのは、テレビ報道のせいだけなのだろうか。

 それにしても、教育委員会が入試実施という結論をだしたら、予算執行権を実行するという、橋下さんの発言は大きい。 

2013年1月20日 (日)

大鵬さん死去

 大鵬さんが亡くなった。

 子どもの好きなものとして「巨人・大鵬・玉子焼き」という言葉があった。

 だけど、大鵬さんは巨人といっしょにされることを嫌っていたそうだ。

 「巨人は集団で勝ってきた。私は一人で勝ち取ってきた。」というのだ。

 もう一つ、大鵬さんは天才と言われることも嫌っていた。

 人は天才と言うけど、自分は人の何倍も努力し、苦しい練習をしてきた結果なのだというのだ。

 物事を成した人は、みんな才能にも増した努力をしている。

 のほほんと生きてきて、なんとなく過ごしてきた来し方を思うにつけ、去り行く人の言葉が身にしみる。

2013年1月19日 (土)

レ・ミゼラブルと国語辞典

 昨夜、「レ・ミゼラブル」を観に行った。

 最近、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)唯一の映画館「延岡シネマ」(3スクリーン)に、私が観たい映画がかかるようになった。

 私はミーハーだもので、私が観たい映画といったら、テレビでガンガン宣伝しまくっている話題作ということになる。

 ちなみに、若い方には「ミーハー」という言葉がわからないかもしれなので蛇足ながら説明させていただくと、「流行や周りの人の趣味などに安易に同調すること。みいちゃんはあちゃんの略。(学研 現代新国語辞典 )

 と、ここまで書いて、インターネットで「ミーハー」を検索してみると、「みいちゃんはーちゃんの略。程度の低いものに乗りやすいこと」(三省堂明解国語辞典)

 世の中の流行などに熱中しやすい人たち。〔「みいちゃんはあちゃん」の略。もともとは,趣味・教養の低い人たち、また、その人たちを卑しめていった語〕(三省堂 デイリー新語辞典)とある。

 ついでに本棚から広辞苑を引っ張りだして見てみると、「世の中の流行にかぶれやすいこと。また、そのような人。みいちゃんはあちゃん」とある。

 話は、映画「レ・ミゼラブル」から、大いにそれているが、つい最近、私は学研の「現代新国語辞典」を購入した。

 今までは、辞書といえば広辞苑が一番すぐれているのだと思っていた。

 しかし、辞書コレクターと称される学者芸人サンキュータツオさんが、「辞書によって編集の哲学がまるで違う」と述べておられる新聞記事を読んで、辞書をいろいろ比べてみて、「現代新国語辞典」が広辞苑より私の意向にあう辞書だと思った。。

 サンキュータツオさんのおかげで、長年探していた辞書にめぐり会えた。

 話が横道にそれっぱなしなので、話を戻そう。国語辞典については、また書きたいと思っている。

 で、映画の感想は、結論から言うと、ミュージカルじゃない「レ・ミゼラブル」が観たかったなというのが私の感想だ。

 私は、ミュージカルは苦手でなのである。

 だから、「レ・ミゼラブル」がミュージカルだと聞いたので、観に行くのをためらっていた。

 そもそも、なぜセリフを歌わなくてはいけないのかがわからない。

 セリフの方が、役者が感情を表現しやすいのではないのだろうか。

 歌を歌うときの歌に酔いしれている役者の表情に話の筋書きと違うものを感じてしまうのだ。

 私が生まれて最初に観たミュージカル映画は、ユル・ブリンナーの「王様と私」だった。

 当時ミュージカルなる存在を知らなかった私は、西部劇「荒野の7人」のユル・ブリンナーの映画ということで観に行っていたもので、スクリーンでユル・ブリンナーが歌いだすのを観てびっくりした。

 映画が始まって、普通に会話をしてたユル・ブリンナーが突然歌いだしたのだ。

 競演の女優もセリフを歌うし、あげくには出演者が歌って踊りだす。

 私は、これがミュージカルというものだということは、その後ずいぶん時間が経って知ることになる。

 映画は面白かったが、ミュージカル仕立てじゃないほうがいいなと、違和感を感じながら見終わった。

 その後、私が観たミュージカル映画は、「雨に唄えば」「ウェストサイド物語」「グリース」。

 「雨に唄えば」はテレビで観た。土砂降りの雨の中で楽しそうにタップダンスを踊る姿が印象に残っていて、心が暖まる思いがした。

 「ウエストサイド物語」は、一世を風靡した映画だった。指を鳴らしながら足をピーンと横にはね上げる踊りは、老いも若きもみんなでマネをしたものだ。

 「グリース」は、オリビア・ニュートン・ジョンを見るために観に行った。オリビアは思った通りに良かったが、それまで知らなかったジョン・トラボルタも良かった。

 しかし、私には、やっぱりミュージカルという存在価値がわからない。

 ただ、上記の3作品にはセリフがあった。

 普通にセリフを喋っていて、感情が高まって歌になったというような印象がある。

 だけど、「レ・ミゼラブル」は、普通のセリフでの会話がまったく無い。

 正直言って、私にとっては退屈で、上映が始まって1時間くらいで席をたって帰ろうかと思った。

 「レ・ミゼラブル」。日本語の題名は「ああ無情」。作家は、ドクトル・ユーゴー。

 誰もがその名は知っている有名な古典だけど、私は読んだこともないし、どういう筋書きなのかもまったく知らなかった。

 だから、この際有名な古典の筋書きだけでも見て帰ろうという思いだけで映画を最後まで観た。

 結果は、最後まで観ていて良かったなと感じた。

 「レ・ミゼラブル」が古典として生き残っている意味が良くわかった。

 しかし、見終わっても、この映画がミュージカルでなければいけないという意味は理解できなかった。

 やっぱり、私はミュージカルはだめだ。

 

2013年1月18日 (金)

機内食の食器類の軽量化と、ボーイング787運航停止。

 日米当局は、ボーイング787の運航停止命令を出した。

 ボーイング787は、次世代をになう最新鋭中型ジェット旅客機としてデビューしたばかりだった。

 今までは、大型機でないと飛行できなかった距離も直行可能となるため、大型機では採算に乗らない長距離航空路線の開設が可能になるため、航空業界のは大いに期待していた。

 しかし、当初からトラブルが相次いだ。

 燃料漏れ。

 電気系統の不具合。

 操縦席の窓ガラスにひびが入った。

 ブレーキの不具合。

 オイル漏れ。

 バッテリ系統の異常。

 当初は、新しい機種につきものの初期不良として捕らえられていたが、次々に起こる不具合は、初期不良ではすまないかもしれないと思われていた。

 そして、バッテリーの炎上という事態に、とうとう日米当局は、すべてのボーイング787型機の運航停止を命じるにいたった。

 そもそも、ボーイング787が搭載しているリチウムイオンバッテリーは、爆発の恐れのある危険物として持ち込み制限のある品目に指定されているものなのだ。

 ボーイング787は燃費向上を目指すため、限りなく軽量化をはかってきた。

 機体は東レの炭素繊維プラスチックを多用しており、バッテリーは軽量で大量の電力を供給できるリチウムイオンバッテリ(日本のユアサ製)を採用している。

 なぜこれほどに軽量化をはかるのかといえば、軽量化による経費削減をねらってのことなのだ。

 この数年、航空機の機内食の食器類が、どんどん軽量化されてきた。

 食器、数グラムを軽量化しても大きな影響はないように思ってしまうが、ちりも積もれば山となる、航空会社全体では大きな燃料費の削減が実現されるのだ。

 日本航空が、スプーン2グラム、磁器食器2~3割の軽量化で、年間7億円燃料費削減を達成できたというのだ。

 だから、競争が激化している航空業界が燃費向上のため軽量化を進めるのは当然のことだろうが、危険物として持ち込みのできないリチウムイオン電池を航空機の電源として搭載するというのは、いかにも矛盾した行為だ。

 ボーイング787の機体の3割は日本製と言われている。

 今回のトラブルが、回復基調へ転換したように感じさせている日本経済に悪影響を与えないといいのだが。 

2013年1月17日 (木)

やっぱり怖い、橋下さん。

 橋下徹大阪市長は、体罰を受けて自殺があった大阪市立桜宮高校の体育系の募集を中止する意向を示している。

 これに対して、各方面から、やりすぎとの反発の声が上がっているようだ。

 以前から私が心配している、橋下さんの強権政治の不安が顕著化して見せつけられている。

 橋下さんには、自分は正しいことをやっているから、自分に逆らうことは一切許さないという姿勢が見えるのだ。

 やっかいなのは、強引に自分の意見を押し通していることに気づかない庶民がいることだ。

 童顔のかわいい顔で、わかりやすい明確な言葉で既成の権力を批判し改革を訴える姿に、庶民は正義の使者みたいな期待を覚えてしまう。

 しかし、自分の意見への反論に対しては、徹底して攻撃する。

 今回の、桜宮高校の問題も、体罰に対しての反省というよりは、これを教育委員会の権限を切り崩すチャンスと捕らえているように思えてならない。

 入学試験が間近に迫ったこの時期に、突然入学募集を中止されてしまっては、行き場を失う生徒がたくさん出るだろう。

 それについて橋下さんは「普通科を受けていただけば問題ない」と言っていたが、体育系での入学試験準備しかしてない生徒は、簡単に進路変更できるわけがない。

 橋下さんは、高校生活をラグビーにかけつつ、大学受験前の猛勉強で一流大学に入学できた。

 だから、進路変更も「大した問題ではない」なんて言うのだろうが、世の多くの凡人はそういうわけにはいかない。

 スポーツに秀でていて、勉強はイマイチだが(失礼な表現をお詫びします)、体育系ならスポーツの評価で合格できるかもしれないと思ってた生徒は、行き場を失って途方にくれるしかない。

 第一、体罰の問題は学校や先生たちが引き落ちした問題であって、生徒がその罰を被るというのは、論理的にも整合性のない処分である。

 橋下さんに違和感を感じるのは、橋下さんの考え方は、おうおにして、勝者の立場からのもので、弱者が押しやられることは仕方がないという発想に見える。

 今回の、桜宮高校の体育系募集中止に際しての発言は、実にその私の不安が如実に現れた事象であるといえる。

 「体育系に行けないことは大した問題じゃない」という発言が、彼の本質を表しているものだと思う。

 橋下さんが怖いところは、庶民の味方を園児ながら、実は勝者の立場で政治を進めているところだ。

 失礼な例えだが、亀井さんや小沢さんが同じことをやったら袋叩きにあいそうなことも、橋下さんがやると、変に納得してしまうことが怖いのだ。

 今回の募集停止の問題を受けて、渦中の生徒たちからも、「先生の体罰は問題だけど、生徒はみんな一生懸命だった。橋下市長は分かっていない」

 「体育科への進学を希望していた中学生がかわいそうだ」

 「体育科は学校の特色で大事な存在。予定通り入試をしてほしい」等々、多くの批判の声が噴出している。

 なによりも、「みんな困っている。生徒は悪くないはずなのに」という、生徒の困惑した声には、まったく私も同感である。

 学校が引き起こした不始末の責任をとらせたいのであろうが、懲らしめるのは学校であって、橋下さんが行なおうとしている懲罰で懲らしめられるのは被害者である生徒や受験生の方だ。

 生徒や受験生は、二重に被害を被ることになる。

 橋下さんは方針を見直すべきだと思うのだけど。

2013年1月16日 (水)

新年も半月過ぎて

 新年。この時期に人と会うと、「今年もよろしく」と挨拶しなければならない。

 いつまでこれを続ければいいのかと思いつつ過ごすのだが、16日にもなると、さすがに新年気分は捨てて良さそうだ。

 去年の暮れから、ツイていて、今年もツキが続いていると浮かれ気分だったが、そろそろ気を引き締めて、ツキの実を刈り取る作業をしなくてはいけない。

 「幸福の女神には前髪しかない」という言葉がある。

 実に言い得て妙な言葉だ。

 女神様に前髪しかなくて、頭の後ろが禿げていてはおかしいなんて考えてはいけない。

 お分かりの通り、「チャンスは一瞬」だよという意味だ。

 私は、行動力が遅くて、何度も何度も懲りることなく前髪をつかみそこねている。

 それでも何とか生きて来られたのは、人よりちょっと多めに「幸福の女神様」に遭遇しているのだろう。

 今回は、幸福の女神様の前髪を、手放さないでいる。

 後は、女神様をしっかり抱きしめて、チャンスをものにしなくては、女神様に逃げられてしまう。

 ということで、明日の計画を見直している、今日は1月16日。

 

2013年1月15日 (火)

バブルの再来にはならないのか?

 安部政権が民主党から政権を奪還して以来、株価は上昇を続け、円安傾向が続いている。

 安部政権は景気浮揚対策を一番の目標に掲げてはいるが、まだ具体的になにもしていないはず。

 さまざまな口実をつけて、「ばらまくぞーーーー」と言っているように感じる。

 その雰囲気だけで株価が上昇しているのだけど、悲観的心配おじさんとしては、少なからず不安を感じる。

 金融緩和策で、お金をじゃぶじゃぶと流通させるらしいが、先行きの不安を解消しないと消費者の消費は伸びないだろう。

 だぶついたお金が、株に流れ、そして投機的な不動産取引に流れ込むのではないか。

 バブルで恩恵を受けた経験のある一部の特別な人たちは、ずっとバブルの再来を期待してきた。

 そんな人たちは、千載一遇のチャンス到来と、いち早く、濡れ手で粟のぼろ儲けを企んでいるだろう。

 バブルにしてはいけない。

 バブル

2013年1月14日 (月)

不動産コンサルティングマスター。私が名づけ親。

 事務所の郵便受けを覗くと、青い大きな封筒が入っていた。

 封筒には、「『公認 不動産コンサルティングマスター』新名称決定のお知らせ」とある。

 なに?不動産コンサルティングマスター?

 やったーー! 10万円!

 はやる心を抑えて封を切る。

 私も資格者である、「不動産コンサルティング技能登録者」という資格がある。

 「不動産コンサルティング技能登録者」というのは、宅地建物取引主任者、不動産鑑定士、一級建築士でなければ受験できないもので、事業、実務、法律、税制、建築、経済、金融まで幅広い知識が問われている資格なのだ。

 この「不動産コンサルティング技能登録者」の新名称を募集していて、私はそれに応募していたのだ。

 採用されれば賞金が10万円。

 「不動産コンサルティングマスター」は、まぎれもなく私が応募した名称である。

 これしかない!と思って応募した。

 その後、ドイツの「マイスター」という言葉もひらめき、押さえで「不動産コンサルティングマイスター」という名称でも応募していた。

 絶対にこの2つのどちらかで決まるはず。私には゛なぜか確信めいた自信があった。

 そして今日の通知書。

 同名の応募多数の場合は抽選でということだったが、私は去年の暮れからついている。

 これは当選通知書に間違いない、と思って、ルンルン気分で封を切った。

 中には「不動産コンサルティングマスターの皆様へ」という、新しい名称が決まったことと名称変更による登録手続きの案内が記載された書類が入ってただけだった。

 しかし、同じ封筒が2通届いている。

 それで私は、やはり当選のお知らせだと思った。

 1通は、不動産コンサルティング技能登録者の方々への案内で、同じく技能登録者である私に、その案内書が届いたということだ。

 もう1通あるということは、これは当選通知書に間違いないはず!

 最初に開いた封筒に入っていた書類の登録手続きは後で見ることにして、もう1通の封筒を開く。

 案の定、当選発表の通知書だった。

 応募総数4,714件の中から厳正な審査の結果、新名称は「不動産コンサルティングマスター」になりました、とある。

 えーーい!それはわかった。

 それよりも、当選通知書はどこだ。

 封筒に同封されているパンフレットを全部引っ張りだすが、それらしきものはない。 

 あれ、どうなっているんだろう?

 冷静になって、もう一度書類に目を通す。

 新名称「公認 不動産コンサルティングマスター」に決定、という通知案内書の下の方に、各賞の当選者名が記載されているではないか。

 最優秀賞3名(10万円)には、私の名前はない。

 説明文を読むと、「不動産コンサルティングマスター」「不動産コンサルティング・マスター」「不動産マスター」「公認不動産マスター」でご応募いただいた70名の中から抽選で3名を選びましたとある。

 抽選だからしかたがないが、私が応募したのは「不動産コンサルティングマスター」だ。

 今回名称決定した「不動産コンサルティングマスター」そのものズバリで応募した。

 「不動産コンサルティング・マスター」は同名として認めるにしても、「不動産マスター」を同一名の応募者として抽選するのは、ちょっと違うんでないかい、と少々不満であった。

 年末からの好調が続いているから、こんなことにはめげることもなく、自分が応募した名前が採用されたことは、やはりついているんだと、前向きに感じた、今日は12月14日、成人の日。

 

 

 発表の期日は忘れていたが、

2013年1月13日 (日)

新年に、お片づけ。

 今日は、休みを利用して、事務所の周りの本棚の整理をした。

 私は、本を買うのが趣味。

 本屋に行くのが好きで、本屋さんをぶらっと見てまわって、呼んでみたい本があると、とりあえず買ってしまう。

 新聞の本の広告を見て、気になる本があると、それも買ってしまう。

 だけど、本を読むのは好きではないみたいで、ほとんどが「積ん読」になっている。

 好きな本の好みは一貫しているから、似たような本が溜まってしまう。

 捨てようと思うのだが、そもそも読みたくて買ってきた本だから、後で読んでみたい本ばかりで捨てることができない。

 本があふれるたびにカラーボックスを買い足してきたけど、それも限界。

 今日は、どういうわけか、念願の本の整理にとりかかることになった。

 そのせいか、今日の天気は雨。

 片づけが終わらなくて、明日も片づけを続けようと思っている。

 そのせいか、明日の天気予報も雨。

 本の整理をしていると、何冊も同じ本が出てくる。

 本屋に立ち寄って、読みたいと思って買ってきて、読まないまま、また本屋に言ったときに同じ本を、読みたいと思って買って来ているんだろう。

 読んでなかい本の全部を読んだら、この年でも少しは成長するだろうな、と思いつつ事務所の整理をした、今日は1月13日。

2013年1月12日 (土)

独占企業はよくない。親切なドコモショップとウィルコムショップと、不親切なNTT。その②

 先ほど(午前11時前)、超親切なドコモショップ「延岡駅前店」から電話が入った。

 なな、なんと、昨日の午後3時前に手続きした「ケータイ補償お届けサービス」で、交換機が届いたというではないか。

 さっそくドコモショップに出向き、新しくなった「ギャラクシーノート」を手にした。

 リフレッシュ機ということだが、どうみても新品。

 再度、以前使っていたアプリや、データを移動しなければならないが、5,250円で新品の器械に変わったのだから、なんだかうれしい。

 ドコモもなかなかやるもんだ。

 それというのも、auやsoftobankというライバルがあってこそのサービス改善なのだろう。

 ということで、昨日の話に戻るが、NTT西日本の対応の悪さ。

 昨日、私は、先日契約したネパール料理店の経営者の依頼で、新規電話の申込みをするためにNTTに電話した。

 NTTへは、コールセンターを通じてしか連絡がとれない。

 一昨日、ネパール人のお客さんの依頼で申込みをしたいがどうすればいいかとNTTへ問い合わせをしたところ、免許証のコピー等で本人確認をすればできるということだった。

 日本語が流暢とはいかない本人さんに代わって、私が申込みの手伝いをしてあげようと思いてのことだった。

 私の事務所から申込みの電話をすることにして、本人に当社に出向いてもらった。

 本人が当社にお見えになったのが、午後4時40分。

 まずは、NTTの各種申込み電話番号116番に電話する。

 窓口営業は一切なくて、116番のみ。

 そもそも、この最初の入口からしてお客へのサービス無視の仕組みになっている。

 しかも、午前9時から午後5時まで。

 116に電話して、ネパール人のお客さんに代わって申込みをしたいと伝える。

 すると、本人確認のため免許証をFAXしてくれと言う。

 その後、審査をしてその結果を連絡するとのこと。

 しかも、今日は、すでに5時前なので、審査の時間を考えると、受付は後日になると言う。

 お客さんは、わざわざ大分市から、電話申込みのために当地に来ていて、今日は大分に帰るのでなんとかしてくれというと、とにかく免許証のコピーをファックスしてくれという。

 ファックスして、返事を待っていたが応答がない。

 時計を見ると4時59分。

 5時を過ぎると連絡の取りようがなくなると思って、あわてて電話をすると、すでに5時を過ぎてしまったらしくて、「本日の営業は終わりました」のアナウンス。

 電話帳を引っ張りだして、連絡先を探すが、すべて5時まで。

 連絡をとるところが無い。

 ひとつだけ、電話の故障の受付「113」が24時間対応となっていたので、そこに電話して取り次いでもらおうと思って電話してみたら、こちらも音声対応。

 用件を録音すると、担当が後ほど電話してくるという仕組みになっている。

 申込みはしたものの、この後どう進めていけばいいのか皆目わからない。

 まだ5時5分。誰か事務所に入るだろうと思って、「今、申込みをしたのだけど、中途で終わって連絡がとれない。なんとかしなさい!」と受け付けた担当者名を入れて再度ファックスしてみた。

 しかし、何の応答もない。

 ネパール人のお客様に、「今日はもう、連絡の取りようが無い。あちらからの連絡を待つしかない」と伝え、おそらくお客さんの携帯電話に電話があると思うので、直接話してもらうしかないことを、ご理解いただいた。

 それにても不親切な対応は許しがたい。

 KDDIで新規電話がとれるのではないかと思い、知り合いの電話工事店に電話して相談してみる。

  KDDIでもとれないことは無いが、新規の電話だと手続きがややこしいし、商売をやるのであれば、電話帳にも掲載できないからNTTしかないみたいな話だ。

電話事業は解放されたと思っていたが、回線がNTTのものだから、新規についてはNTTが独占しているのだろう。

  それで、NTTがこんな殿様営業をしているのだなと、改めて理解させられた。

  それにしても、営業会社で、9時から5時までなんてことはあり得ない。

 電力会社同様、独占事業でライバルがないということだから、こんな横着な経営をしてしていることに気がつかないのだ。

 お客様は、「NTTからの連絡はいつあるのでしょうね」と不安な様子であるが、どうしようもない。

 「申込みのファックスで、携帯電話の番号も知らせておいたから、とにかく電話を待っておいてください」と、今後のことを打合せしていたら、お客様の携帯にNTTからの連絡が入った。

 「なんとかしなさい!」というファックスを入れて10数分後のことだった。

 やっぱり、独占事業はよくないことを実感した、昨日は1月11日。今日は1月12日。

  

2013年1月11日 (金)

独占企業はよくない。親切なドコモショップとウィルコムショップと、不親切なNTT。

 最近、ウィルコムの携帯電話を契約した。

 電話代の節約と、携帯の2台持ちの必要性を感じてのことだ。

 メインは、ドコモのスマートフォン「ギャラクシーノート」で、ドコモの携帯電話への通話は無料なのだが、他社の携帯への通話料が割高なため、かえって電話料が増える結果となった。

 ウィルコムの、どこに掛けても定額無料というのが気になっていて、佐々木希ちゃんCMをするようになったのがだめ押しとなって、ウィルコムを契約した。

 契約後、年末年始は余り使っていなかったけど、年が明けてウィルコムの活躍の機会が増えてきた。

 それで今日、ドコモのスマートフォンに登録している電話帳をウィルコムの携帯電話にコピーしてもらおうと思って、ウィルコムショップに行った。

 電話帳の移行という、お金にならない仕事の依頼だというのに、実に気持ちよく対応してくれた。

 しかし、「ギャラクーノート」のマイクロUSBが壊れているようで、いろいろ試してみてくれたが、データーの移行ができなかった。

   随分前からスマートフォン本体ではバッテリーの充電ができなくなっていて、USB端子がおかしいのは気がついていた。

  だから、ドコモショップでなんとかならないか相談に行ってみた。

  面倒な相談なのに、ドコモショップもいろいろやってみてくれたのだけど、なんともならなかった。

  結局、修理が必要だということになったのだが、修理代を考えると、ドコモの「携帯補償お届けサービス」を使ったほうがいいということになった。

ドコモの「携帯補償お届けサービス」というのは、携帯電話の水濡れや紛失、全損などのあらゆるトラブルを補償するというもので、万が一トラブルに遭われた場合には、同一機種・同一カラーの携帯電話(リフレッシュ品・新品電池含む)を1~2日以内に届けてくれるというものだ。

  このサービスを利用すると5,250円かかるのだが、修理してもそれくらいはかかってしまうし、機体がもどってくるまでに1週間か10日はかかるから、「お届けサービス」の方が得ですよ、ということだった。

 私は、全損でないとこのサービスは使えないと思っていたもので、喜んで手続きをお願いした。

 交換機が届くまでは、別機種を代替機として貸してくれる。

 2日間のことなので、電話帳だけ代替機にコピーしてもらった。

 さらに、代替の機種だと赤外線機能がついているから、ウィルコムの携帯電話に電話帳がコピーできるので、やってあげますよとまで言ってくれる。

 このドコモショップは、以前私のブログに「超親切なドコモショップ」として書いたことのある「ドコモショップ延岡駅前店」。

 毎度のことながら、超親切。

 ドコモの通信料を減らすためにウィルコムを併用することになったのに、嫌な顔もせずに、なんと感激の申し出をしてくれるではないか。

 赤外線で移せるのなら自分でできるからいいですよ、と遠慮して店をでた。

 事務所に戻ってきて、赤外線機能で電話帳を移そうと思ったものの、私は、赤外線機能を使ったことがなかったもので、やり方がわからない。

 もう一度ドコモにいくのも恥ずかしくて、ウィルコムに行ってお願いしてみた。

 赤外線機能というので電話帳が移せるらしいけど、やってもらえませんか?と、厚かましいお願いをしてみたのだが、「赤外線なら簡単ですよ」と実に快く引き受けてくれた。

 このお店は、「ウィルコム北小路店」

 これまた、親切なお店だ。

 この2つの店の親切な対応には大感謝させられると同時に、日ごろの不親切な自分の対応を反省させられた。

 その後に、NTTに電話の申込みをして、対応の悪さに怒りを感じたのだが、長くなりすぎるので、明日のブログに書かせてもらう。(家内が、「ご飯だよ」と呼んでいるので・・・・・)

2013年1月10日 (木)

朝日新聞デジタルが、すごい。

 今日から、朝日新聞の電子版「朝日新聞デジタル」が、すごいことになっている。

 有料会員のみのサービスらしいが、インターネットで紙面を開いたと同じ状態で記事が読めるのだ。

 今、パソコンの画面と今日の朝刊の紙面を照らし合わせてみたが、紙面と画面がまったくいっしょだ。

 読みやすさは紙の新聞が圧倒的に良い。

 見出しの大きさや、記事の量で、内容の重大性が一目でわかる。

 私はパソコンの操作には慣れているのだが、新聞は縦書きの方が読みやすい。

 それなのに、デジタル版の有料会員になっているのは、インターネットのスクラップ機能が便利だからだ。

 今まで、切り取ってスクラップするという面倒な作業をしていたのだが、デジタル版だと、その作業が瞬時にできる。

 スクラップした記事は、変色もしないし、記事の検索や分類も簡単にできる。

 私は、紙の新聞で大まかに記事に目を通し、詳しく読みたい記事はスクラップ機能でスクラップしておいて、ゆっくり読むというやり方をしていた。

 しかし、今までは、紙面にある記事とデジタル版の配置が違っていて、スクラップしたい記事が探せないことがあった。

 そんな私にとって、今日から始まった「紙面ビュアー」版は、願ってもない改良だ。

 今日の紙面、1面から40面まで、まったく紙の新聞と同じレイアウトがパソコンの画面に表示されている。

 インターネットは、どこまで進んでいくのだろうと、嬉しい体験をした、今日は1月10日。

2013年1月 9日 (水)

ネパール料理店「スールヤ」近日オープン 延岡市別府町 国道10号線沿い

 近々、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)にネパール料理店「スールヤ」が店開きをする。

 昨年の暮れに店舗の賃貸借契約をさせていただいた。

 場所は、延岡市別府町。(別府町は、べっぷまちではなく、びゅうちょう、と呼ぶ)

 国道10号線の牛丼の「吉野家さん」から南に2軒隣、ちゃんぽんの「リンガーハット」さんから北に3軒隣。

 つい先日まで、インド料理の店「サジョワン」さんが営業しておられた店だ。

 小さなお店なので、街路樹に邪魔されて、ちょっとわかりにくい。

 インド料理の「サジョワン」さんの店舗を、ほとんどそのまま利用して新たに店開きをされる。

 こんな片田舎で不動産屋をやっていると、外国人の方との契約はめったに経験しない。

 ネパール人の方との契約なんて、最初にして最後の経験になるだろう。

 そもそも、恥ずかしながら、私は、ネパールがどこにあるのか正確には知らなかった。

 インドの北の方にあるということは認識していたが、パキスタン、バングラディッシュとの位置関係が定かではなかった。

 契約をきっかけに、世界地図を取り出してネパールがどこにあるかを確認することになった。

 インドの北東、中国にはさみこまれる形で隣接している。

 私の曖昧な記憶は、間違いではなかった。

 東にブータンが、ネパールと同じような地形で中国に接している。

 ブータンは、一昨年国王が来日して、世界一国民が幸せと感じている国ということで、話題になった。

 ハンサムな国王と美人のお妃の姿が話題が盛り上げたものだった。

 そういえば、今回開店する「スールヤ」の経営者「ロカ・ラジブ」さんは、あのときテレビで見た、ブータンの人々の温厚な雰囲気を感じさせる人だ。

 大分に本店があって、宮崎市に支店を出して、この度、当地延岡に支店を出されるということだった。

 契約にあたって、インターネットで調べてみたら、思いの他(失礼(^-^; )評判がいい。

 今日、開店準備に入ったばっかりで開店日がまだ決まっていないが、開店日が決まったら、またこのブログでご紹介します。

2013年1月 8日 (火)

好調に水をさされるような話

 事務所で事務処理をしていると、窓ガラスをたたく音がする。

 当社は角地にあって、東側と南側の壁がガラス張りになってる温室みたいなつくりになっている。

 通りから丸見えなので、ブラインドを半開きにして目隠しをしている。

 私の事務机から窓までは1メートルちょっと。

 パソコンの画面を見ていると、コンコンとガラスを叩く音がする。

 なんだろうと思って外を見ると、近所のブティックの経営者が私に向かって何かいっている。

 「どうぞ中に入って下さい」と手招きをするが、入って来ない。

 私の事務所は、ごくごく小さな事務所だから、あと4~5歩も歩けば入口なのに、私に出てきてもらいたいような様子である。

 当社の事務員に聞かれたくないような話でもあるのかと思って外に出た。

 「どうしたのですか?」と聞くと、当社から10メートルくらいのところにある月極め駐車場を借りたいとのこと。

 それなら事務所に入ってくればいいのに、と思いつつ、相手のご要望を聞く。

 まずは、駐車料金を聞かれた。

 月額5000円だと答えると、「それ以外のお金はいらないんですね」と聞いてきた。

 この駐車場は、私と懇意にしている不動産業者が管理しているもので、保証金等はとっていない。

 それで、「保証金的なものはいらないので、契約の際に仲介料がいるだけですよ」と答えると、「えーー。仲介料がいるの。私、一カ月くらいだけ車をおきたいだけなのに、それでも仲介料はいるの」と言う。

 1ヶ月だろうが1年だろうが、入居手続きの手間は同じこと。

 この駐車場は、私がつきあいのある不動産会社が管理しているのだが、私の事務所が近いので当社に契約処理を依頼してきたもの。

 仲介料はその不動産業者と折半で、当社の取り分は2500円。

 田舎の不動産屋の悲しさで、不動産の価格が安いもので、同じ手間がかかるのに仲介料は低くなる。

 2500円といえどもお金をいただけばお客様。

 契約の手間は当然のこと。

 しかし、契約後、自分の契約している駐車場に人の車が止まっているのですぐにどけてくれといった、対処に困るクレームなんかが結構面倒で、一回きりの2500円では割りが合わない仕事なのだ。

 だから、あえてやりたくはないのだが、付き合いのある不動産屋さんからの依頼なので協力しているのだ。

 という私の愚痴が長くなったが、先ほどのブティックの経営者の話に話を戻そう。

 「えー。手数料とで1万円だと駐車料が高すぎるわーーー。なんとかならない?」ときた。

 ガラスを叩いて呼び出す態度にカチンときていたのだが、言語道断。

 去年の暮れから好調を維持して新年を迎えているのに、こんなのに腹を立てて調子を崩してはいけない。

 「そうですね。もっと安いところを探してみるといいですよ」と、ニッコリ笑ってその場を去った。

 

2013年1月 7日 (月)

手抜き除染横行。やっぱり、原発はトイレのないマンション。

 5日の朝日新聞に、手抜き除染の横行ぶりが写真付きで掲載されていた。

 その後、テレビのワイドショーニュースを気にかけて見ているのだが、テレビでは大きく取り上げられてはいないように感じる。

 除染は、6500億円もの巨額の税金が投入される国家プロジェクトだ。

 それも、建物や道路から20メートル内の除染だけで6500億円という。

 環境省が元請け業者と契約した作業ルールでは、はぎ取った土や落ち葉はすべて袋に入れて回収し、飛散しないように管理しなければならない。

 住宅の屋根や壁は手で拭き取るかブラシでこする。

 高圧洗浄器の使用は汚染水が飛び散るため、雨樋などごく一部でしか認めていない。

 だから、こそ6500億円という巨額の費用がかかるというわけだ。

 それなのに、新聞には、集めた落ち葉を川に蹴落とす作業員の写真が掲載されていた。

 禁止されている高圧洗浄器を使って洗浄し、洗浄に使われた水は下水に垂れ流しされている姿も珍しいものではないようだ。

 除染に最大の努力をしているという、国のアリバイつくりで巨額の税金を投入しいるのなら、除染は見直した方が良い。

 建物や道路から20メートルの範囲だけの除染で6500億円。

 現在の科学では、放射能を無害化する方法はない。

 環境省の作業ルールで除染したとして、放射能に汚染された土や落ち葉、そして除染に使われた水をどこに保管すればいいのだろう。

 地元からは、同じ税金を使うなら生活支援を優先してほしいという声もあるそうだ。

 事故が起こってしまった原発の処理は、どうしていいのか誰にもわからないのだ。

 言い訳がましく解決に奔走しているように見せかけているだけでしかない。

 原発はトイレのないマンション。

 トイレを作るまでは、原発をエネルギー源とするのは見合わせるべきだろう。

 

 

2013年1月 6日 (日)

さーて、明日から本番。

 昨年の大晦日の夕方から正月の4日まで、ほとんどテレビを見ないでいた。

 日ごろ、テレビ大好きを自称しているおじさんなのだが、しばらくテレビと遠ざかっていたら、テレビを見ない生活に慣れてしまった。

 テレビを見ないでいると、世間で何が起こっているのかもわからなくて、なんとなく不安でもあるが、いらいらすることも少なくなる。

 ということで、明日から新しい年の仕事が始まる。

 何かいいことが起こりそうな予感を大事にして、前向きな一年にしようと思っている。

2013年1月 5日 (土)

まぐろ1匹、1億5540万円

 クロマグロの初セリで、220㎏のクロマグロ1匹が1億5540万円で落札された。

 1㎏あたり70万円。

 ということは100グラム7万円だ。

 毎年、香港の寿司チェーン店と築地に本店をもつ寿司チェーン店「すしざんまい」の競り合いが話題になっていて、去年に続いて「すしざんまい」が途方もない価格で落札した。

 この金額で、今日築地にセリに出されたマグロが全部買えてしまうという、とんでもない金額なのだ。

 香港の寿司チェーン店と「すしざんまい」で、話題をとるためにやっているのだろうが、やり過ぎだなあという印象を持つ。

 なにごとも行き過ぎはよくない。

 このニュースは世界中にいきわたるのだろうけど、日本に輸出している企業が値段を上げてくるかもしれない。

 そうなって、マグロが庶民の食卓から遠ざかってしまっては困る。

 かくいう私もマグロは好きで、ことにトロは大好きだ。

 だけど、価格が上がり過ぎて、手が出ないほど高価な食べ物になってしまったら、しいてマグロは食べなくてもいいと思っている。

 マグロがだめならサバでも良い。

 私の立ち位置は、なんだって同じこと。 

 マグロがた葉野菜が高くなれば、葉野菜は食べなくて良い。

 牛肉が高騰したら、牛肉は食べなくて良い。

 モノが少なくなるとテレビがそれを煽り立て、それにのせられた消費者が殺到してさらに値段が高騰する。

 高くなり過ぎたら、それに変わるモノを食べておけば良い。

 今の日本にいたら、あせらなければ食べる物に困ることはない。

 

2013年1月 4日 (金)

年の始めは希望に満ちて。

 今日、新年恒例の旅行から帰ってきた。

 旅行中、スマートフォンからのブログアップがうまくできなくて、手抜きの記事で連載を継続した。

 案の定、アクセスが日ごろの半分以下になっている。

 今年の旅行も、フェリーで行ってビジネスホテルに泊まるという、安上がりな旅行だったが、夫婦共に結構これに満足している。

 大雑把に行きたいところを決めて、道をさがしつつ、ほっつき歩くというやり方だから、旅行会社のツアーと違って余りいろんなところを見られないし、歩く距離が長くて老体にはこたえるが、これを楽しまないと辛い旅行になってしまう。

 それにしても今年の旅行は、すこぶる順調だった。

 年末からの運の良さが続いていて、なにかにつけツイテいるなーと思うことの連続だった。

 乗り物に乗るのに待ち時間がない。

 道路を渡ろうとすると、信号が青になる。

 飛び込んだ食べ物屋さんは、値段以上に美味しくて、従業員さんの応対も良くて満足。

 従業員さんの応対のいいのは、食べ物屋さんだけではなくて、買い物で立ち寄った店の店員さんも感じの良い人ばかり。

 道に迷って通りがかりの人に道をたずねると、こちらが恐縮してしまうくらい丁寧に案内してくれる。

 日ごろお客様への応対の悪いことを自覚している私には、良い反省材料をいただいた。

 今年は、笑顔で人と接するようにしよう。 

 

 

 

 

  

 

 

2013年1月 3日 (木)

3日。帰還日。

 関西フリープラン最終日。

 今日は、食べてなくて食べたいものを食べ歩くことにしている。

 最終日で、夕方6時40分に大阪南港発。明朝8時40分宮崎港着。

 なんと14時間だ。

 くるときより1時間半位時間がかかるのは、黒潮のせいなのだろう。

 宮崎から大阪までは黒潮の流れに乗っての運航で、帰りは黒潮の流れに逆らっての運航になるのだろう。

 見てるだけでは海水が流れているなんてわからないけど、潮流というのはけっこう強いもののようだ。

 梅田を4時くらいに出発する予定にしているので、それまで腹いっぱい食べ歩くことにしよう。

2013年1月 2日 (水)

2日目 神戸

 2日に書いたブログがアップされずに下書きのままになっていたので、アップした。

 今日の予定は神戸。

 兵庫県の神戸市。

 そんなことわかっているよと言われるかもしれないが、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)には神戸という町があるもので念のため。

 神戸では、異人館、元町、南京町、神戸ポートタワーを廻り、生田神社でお参りをしてこようかと思っている。

 

 

 

2013年1月 1日 (火)

元旦は、なんば花月。

 今年も新年を洋上で迎えた。

 昨日の夜7時に宮崎港を出発し、大阪南港着朝7時半。

 なんと12時間半の長旅。

 どうせ家にいても深夜1時から朝7時くらいまでは寝ているのだから、寝る場所が船上に変わるだけ。

 冷静に考えると、寝ている間に身体を運んでもらっているわけで、すこぶる時間の無駄がないといえる。

 去年と同じで、大阪南港に到着寸前が初日の出の時間となる。

 南港から大阪梅田までの直通バスがあって、これもなかなか便利。

 梅田界隈をうろちょろしてみるが、さすがに元旦でしまっている店も多い。

 10時開演のチケットをとっているので、まずは難波に向かうことにする。

 スマートフォンギャラクシーと、ネクサス7の併用で案内に問題はないだろう。

 とういことで、今年もブログは継続しようと思っている。

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