不動産コンサルティングマスター。私が名づけ親。
事務所の郵便受けを覗くと、青い大きな封筒が入っていた。
封筒には、「『公認 不動産コンサルティングマスター』新名称決定のお知らせ」とある。
なに?不動産コンサルティングマスター?
やったーー! 10万円!
はやる心を抑えて封を切る。
私も資格者である、「不動産コンサルティング技能登録者」という資格がある。
「不動産コンサルティング技能登録者」というのは、宅地建物取引主任者、不動産鑑定士、一級建築士でなければ受験できないもので、事業、実務、法律、税制、建築、経済、金融まで幅広い知識が問われている資格なのだ。
この「不動産コンサルティング技能登録者」の新名称を募集していて、私はそれに応募していたのだ。
採用されれば賞金が10万円。
「不動産コンサルティングマスター」は、まぎれもなく私が応募した名称である。
これしかない!と思って応募した。
その後、ドイツの「マイスター」という言葉もひらめき、押さえで「不動産コンサルティングマイスター」という名称でも応募していた。
絶対にこの2つのどちらかで決まるはず。私には゛なぜか確信めいた自信があった。
そして今日の通知書。
同名の応募多数の場合は抽選でということだったが、私は去年の暮れからついている。
これは当選通知書に間違いない、と思って、ルンルン気分で封を切った。
中には「不動産コンサルティングマスターの皆様へ」という、新しい名称が決まったことと名称変更による登録手続きの案内が記載された書類が入ってただけだった。
しかし、同じ封筒が2通届いている。
それで私は、やはり当選のお知らせだと思った。
1通は、不動産コンサルティング技能登録者の方々への案内で、同じく技能登録者である私に、その案内書が届いたということだ。
もう1通あるということは、これは当選通知書に間違いないはず!
最初に開いた封筒に入っていた書類の登録手続きは後で見ることにして、もう1通の封筒を開く。
案の定、当選発表の通知書だった。
応募総数4,714件の中から厳正な審査の結果、新名称は「不動産コンサルティングマスター」になりました、とある。
えーーい!それはわかった。
それよりも、当選通知書はどこだ。
封筒に同封されているパンフレットを全部引っ張りだすが、それらしきものはない。
あれ、どうなっているんだろう?
冷静になって、もう一度書類に目を通す。
新名称「公認 不動産コンサルティングマスター」に決定、という通知案内書の下の方に、各賞の当選者名が記載されているではないか。
最優秀賞3名(10万円)には、私の名前はない。
説明文を読むと、「不動産コンサルティングマスター」「不動産コンサルティング・マスター」「不動産マスター」「公認不動産マスター」でご応募いただいた70名の中から抽選で3名を選びましたとある。
抽選だからしかたがないが、私が応募したのは「不動産コンサルティングマスター」だ。
今回名称決定した「不動産コンサルティングマスター」そのものズバリで応募した。
「不動産コンサルティング・マスター」は同名として認めるにしても、「不動産マスター」を同一名の応募者として抽選するのは、ちょっと違うんでないかい、と少々不満であった。
年末からの好調が続いているから、こんなことにはめげることもなく、自分が応募した名前が採用されたことは、やはりついているんだと、前向きに感じた、今日は12月14日、成人の日。
発表の期日は忘れていたが、
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