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2013年2月26日 (火)

意味がまったくつかめない、センシティビティ。

 安倍総理とオバマさんとの日米首脳会談の概要が発表されていた。

 概要ということは、文字どおり概要であって、会談の内容のすべてを発表しているわけではない。

 テレビのニュースやワイドショーで何度も概要の解説がされていたが、なんもわかりにくい文章だった。

 外交は相手国と対外的な交渉をしつつ、国内の世論にも気を使わなければならない。

 常に利益相反。あちらをたてれば、こちらがたたず、というところがあって、双方に都合のいい解釈ができるような文章作りに苦心の跡を感じる。

 活字慣れしていない私なんぞには、何度読んでもその意味がわからない。

 そもそも私は、翻訳本の、通常の日本語では言わないような言い回しが苦手で、そんな文章に出くわすと、同じところを何度も読み返すことになる。

 それに輪をかけてわかり難く作り上げている会談の概要文は、何度読んでも私には理解できないものであった。

 加えて、今回の会談で登場してきた「センシティビティ」なる言葉の意味が皆目わからない。

 私はカタカナ語が苦手で、わからないカタカナ語に出くわすと、カタカナ語辞典や英和辞典でその意味を調べことにしている。

 通常レベルのカタカナ語であれば、辞典を引けばなんとか意味はわかるのだが、この「センシティビティ」なる言葉に関しては、辞書を引いても意味がつかめない。

 カタカナ語辞典によると、①感受性、鋭敏度 ②(写真用語)フィルムの感度 ③(電気用語)受信機や測定器の感度 とある。

 英和辞典も同じような解説。

 首脳会談の概要での使われ方は、「両国ともに二国間貿易上のセンシティビティ」が存在すること・・・・

 さて、どう理解すればいいのだろう。

 

 

両国ともに二国間貿易上のセンシ ティビティが存在すること,2)最終的な結果は交渉の中で決まっていく ...

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