オールジャパンにエビデンス
今朝のワイドショーで、中国海軍艦艇が海上自衛隊の戦艦にレーダーを照射したとされる問題が大きく取り上げられていた。
小野寺防衛大臣は全部のテレビ局に出演して、喧々諤々の議論に対応していた。
そんな番組の一つに、渡辺周さん(民主党衆議院議員)が出ていた。
発言の内容は忘れたが、(問題解決に当たっては)「オールジャパンで・・」というい言葉を発していた。
日本人なら、「日本の国が一丸となって」と日本語で言えばいい。
なんで、「オールジャパン」なのだ?
私が英語が大の苦手であるせいか、国家の重大事に際して英語で表現する姿を見ると、この政治家はアメリカに隷属しているのかと感じてしまう。
違うチャンネルでは、評論家の宮崎哲弥さんがレーダー照射事件を論評する中で「エビデンス」という単語を使っていた。
私にとって「エビデンス」という言葉は未知の単語で、どういう意味なんだろうと、そのことばかりが気になって、この言葉を聞いた瞬間から宮崎さんの話の内容が頭に入って来なくなった。
会社に出勤して、広辞苑と、最近気に入っている「現代新国語辞典」をひいたが、「エビアンス」はどちらにも掲載されていない。
電子辞書を取り出して、カタカナ語辞典で調べたが、これにも載っていない。
それでパソコンを立ち上げて、インターネットで調べてみた。
検索のトップに表示された、「はてなキーワード」というサイトの説明がわかりやすかった。
詳しく解説されていたが、要約すると、「英語で、コンピュータ用語、医療用語として、元々専門分野に特化した用語であったが、時代の流れとともに一般的に使われる言葉になってきた。
発言の証拠や提案の根拠の意味で使われることが多い。」
となっている。
宮崎さんは「証拠」か「提案」という意味で使われたのだろうが、宮崎さんの父から「エビアンス」が飛び出たあと、私の頭は混乱して、私は宮崎さんの話の内容をまったく覚えていない。
いつものことではあるが、偉い人たちはどうして日本語で表現できることを凡人に理解できないカタカナ語で表現されるのだろう。
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