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2013年4月

2013年4月30日 (火)

憲法改正

私のブログには、めったにコメントをいただくことは無いのだが、昨日の記事に対してこんなコメントが入っていた。

 「憲法改正についてはもっと世界の実情を知る必要があると思います。
あなたの考えはマスコミの影響をかなり受けているように思えます。
ご自分でインターネットで調べて下さい。
あなたがデータに基づく情報発信をされることを期待しています。

一読者より

延岡に行くこともありますので、その時は直接、議論させていただきたいと思います。

因みに、映画のリンカーンは本当のリンカーンの何パーセントを表現していたのでしょうか?
映画と実態は一致しているのでしょうか?
映画に基づく判断は信頼出来るのでしょうか?
あなたに対する素朴な質問です。」

 「いつも読んでます」という方からのコメントで、まったく悪意の無い正統なご意見だった。

 さっそくコメントで私の考えをお答えさせていただいた。

 今日は、そのコメントを記事にさせていただいた。

「 リンカーンは映画だから、そのまま内容を鵜呑みにしているわけではありませんが、映画の中でリンカーンが、上・下両議院の3分の2の票をかき集めている姿を見て、逆にマスコミ報道に疑問を持ったのです。

それで、ネットで他国の憲法改正手続きを調べてみて、このブログの内容になったという次第です。

  ウィキペディアの内容を主な情報源にしていて、詳細を研究したわけではないことは認めます。

  ウィキペディアの内容でも、両議院の過半数という国もありますが、可決後、州議会での投票、さらには州の過半数の賛成を要するとか、その後の手続きに厳密な縛りを設けていますよね。
 
  私が危惧するのは、国民投票の方法を議論しないまま、衆参両議院の過半数で承認すことの危うさです。

  一昨日の山口県の補欠選のように、38%の投票率で大勝なんてとらえ方になってはいかんと思うのです。

  投票率80%に達しないときは再投票にするといったような、国民投票の手続きを、絶対に先に決めるべきです。

  国民投票のやり方については、憲法改正と違って、3分の2条項はありませんから、大いに国会で議論すれば良いことです。

  ちなみに、私は憲法は改正するべきだと思っています。」

 私は、テレビが創り出す劇場型世論の中で、いっきに物事が進むことに不安を感じているだけなだ。

 こと憲法問題は、小泉政権の郵政民有化どころの問題ではないからだ。

2013年4月29日 (月)

映画「リンカーン」と憲法改正

 安倍政権は高支持率を維持している。

 その高い支持率に乗じて、このところの安倍政権には暴走の予感を感じてしまう。

 一番の不安は憲法改正。

 憲法改正で今まで一番の争点になっていた9条の改正ではなく、96条を改正するということについて、私たちは大いに注目をしなければならない。

 安倍さんは、「国民の過半数が賛成しているものを、たった数百人の国会議員の3分の1の反対で否決されるのはおかしい」と主張している。

 一見正統な理論のようにも思える。

 私も、なんだか釈然とはしないが、その理論に流されそうになった。

 私は法律家ではないので、他国の憲法についてまったく知らなかった。

 憲法改正論者の人の話では、先進諸国ではたびたび憲法が改正されていて、日本のように憲法改正をタブー視することのほうが間違っていると言う。

 そんな知識を埋め込まれたな中で、憲法改正には国会議員の3分の2の賛成を必要とするという高すぎるハードルがあって、憲法改正がままならないという理論を聞かされて、なるほどなと納得しそうになっていた。

 そんな最中に、先日映画「リンカーン」を観たのだが、リンカーンの偉業とされるのは憲法改正による奴隷解放だった。

 映画は、リンカーンが憲法改正を達成するまでの苦労を描いていた。

 そこで問題になっていたのが、憲法改正のためには、上・下、両議院の3分の2の賛成を必要とするということだった。

 今、安倍政権下での憲法改正の理論を聞いていると、日本の憲法が他国の憲法より改正の手続きのハードルが高いので、まずは96条の改正の手続きを改定しなければならないかのような錯覚を与える。

 しかし、リンカーンが苦労していたのは、上・下、両議院の3分の2という票集めだった。

 無知な私は、安倍さんの話を聞いていて、憲法改正に衆参両議院の3分の2の賛成を要するという日本の憲法が、他国の憲法に比べて憲法改正を困難にしていると思っていた。

 「リンカーン」を見て、他諸国の憲法改正手続き調べてみると、憲法改正は国会議員の3分の2以上を必要とする国がほとんどである。

 アメリカでは、連邦議会の両院での3分の2の賛成によって憲法改正を発議できることになっている。

 発議された改正案は、州議会の4分の3が承認するか、または憲法会議で4分の3の州の賛成を得て初めて効力を持つことになる。

 カナダでは、連邦議会の上院・下院で議決され、さらに3分の2以上の州議会の議決、ただし議決した州人口が全体の過半数あること、によって憲法改正ができる。

 ロシアでは、連邦議会上院の4分の3、下院の3分の2の承認を必要とし、さらに、共和国・州・地方などの連邦構成体議会の3分の2の承認が必要となっている。

 ドイツでも3分の2、スペインでは5分の3。

 デンマーク、スウェーデンでは、憲法改正議決にあったっては、その間に総選挙を実施しなければならない。

 その他、国会で承認された後も、国民投票や州議会での承認等の煩雑で厳密な手続きをようすることになっている。

 他国の憲法改正の手続きを知り、安倍政権は国民の無知につけこんで、容易に為政者の都合のいい憲法改正を可能にすることを目指しているように思えてきた

 安倍さんは、「多くの国民が望んでいることだから、国会議員の過半数の賛成で承認してもいい」と言っている。

 それならば、もしや国会議員の過半数で憲法改正を発議することが可能になったとしたら、その後の国民投票では「有権者の過半数の賛成を要する」と規定すべきだろう。

 昨日の山口県選挙区での参議院補欠選挙で、投票率38%で自民党圧勝と騒いでいるが、このような低投票率の国民投票で憲法が改正可能となってはいけない。

 憲法改正を論じるのであれば、民意が確実に繁栄できるような国民投票の方法をわすれてはならない。

 それよりも、私たちは、憲法96条の改正について、もっと真剣に考えるべきだろう。




 恐いと思ったのは、「リンカーン」を観ていなかったら、私も安倍さんの理論をうのみにしたままだったかもしれないということだ。

 

 

 

 

2013年4月28日 (日)

競売で落札した物件の車庫に遺体。損害賠償は棄却。

 東京の不動産会社が競売で落札した物件の車庫にあった車の中に遺体があった。

 不動産会社は昨年1月、東京地裁における競売に参加し、土地と建物を約1470万円で落札し、同年3月に取得した。

 取得後、従業員が建物に入り、車庫にあった車の後部座席に男性の遺体を見つけた。

 運転席に「硫化水素発生中」と書かれた紙がおいてあり、自殺したものと思われた。

 そこで、不動産会社は「遺体があると知っていれば、もっと安い値で落札できたはず」と、国に損害賠償を求めて提訴したという。

 判決は、競売の対称物件ではない車の中まで確認する義務はない」と、訴えを退けた。

 そもそも、競売においては売主の瑕疵担保責任は問えない。

 民法570条に、売主の瑕疵担保責任について、「但し、強制競売の場合は、此の限りにあらず」と規定されている。

 競売物件はそれを見越して価格が設定されているので、安く手に入れることができるが、建物に欠陥があっても仕方がないということである。

 今回の不動産会社は、執行官等の調査ミスを理由に国に損害賠償を求めた。

 自殺のあった物件については、そのことを告知せずに売買すると、後々損害賠償を問われることになる。

 自殺は心理的嫌悪を感じる瑕疵として告知義務がある。

 不動産会社が売主となる場合、その責任はさらに重大になる。

 物件を落札した不動産会社は、自殺を知って、なんとか損失を少なくしようと提訴したのだろう。

 それについて裁判所は、車は競売の対称物件ではないので、車の中まで確認する義務はないとの判決を下したというわけだ。

 落札した不動産会社には、ご同情申し上げたい。

 

2013年4月27日 (土)

やっと、ヒートテックを脱いだ

 5月を目前にして、昼は暑いくらいなんだけど朝が寒い。

 今年が特別なのかと思ってみたり、4月というのはこんなものかなと思ってみたり、どう思おうと、自分の肌で感じる空気は冷たい。

 それで、今年はヒートテックをまだ脱げないでいた。

 今日からはゴールデンウィーク。

 もう5月。

 思い切ってヒートテックを脱ぐことにした。

2013年4月26日 (金)

映画「リンカーン」

 昨晩、「リンカーン」を観に行った。

 19日からの公開で、一昨日行ったところが休館。今日は再度の訪問。

 封切りから1週間。今年のアカデミー賞 主演男優賞を授賞した話題作だというのに、観客は私を入れて3人。

 毎度のことながら、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)唯一の映画館(3スクリーンのミニシネコン)さんに感謝する。

 それにしても、広い会場にたった3人の観客だと、盛り上がりに欠ける。

 映画が始まってオープニングタイトルが出ているうちは、この映画館はいつまで頑張ってくれるんだろうと、なんとなく落ち着かない気分で、すぐには映画にはいり込めない。

 昨日も、そんな気持ちでオープニングタイトルをながめることになった。

 「リンカーン」の感想は、良い!だった。

 やたら政治家の名前が出てきて、人名を覚えるのが大の苦手の私には、話の筋が頭に入りきらないのではないかと思っていたが、映画の最後にかけてのリンカーンの迫力はいい!

 いつもことではあるが、ネタバレになるといけないので内容についてはふれないことにするが、自分の政治信念に命をかける政治家たちの姿に感動を覚えた。

 今、日本国憲法改正の声が大きくなりつつあるが、日本の政治家の方々も「リンカーン」の時代の政治家たちと同じような使命感を感じているのだろうかと、ふと思った。

2013年4月25日 (木)

お好み焼き粉に大量のダニ

 家庭で作ったお好み焼きを食べてアレルギーを発生するという報告が相次いでいるという。

 その原因がダニだというからびっくり。

 お好み焼きでのアレルギーというと小麦粉アレルギーではないかと耳を疑う話である。

 どういうことかと新聞記事を読んでみると、開封後に粉にダニが侵入して、それを常温で保管して大量発生することがあるということ。

 昨年四月、ぜんそくやじんましんのアレルギー症状で、水戸済生会総合病院で受診した患者が食べたお好み焼き粉からは、1グラムあたり2万2800匹のヒョウダニが見つかったという。

 1グラムあたり2万2800匹という数字を聞いて、ぞっとした。

 100グラムだと2億匹以上。

 虫眼鏡でみたら、大量のダニがうようようごめいているのだろうか。

 その患者さんの食べたお好み焼き粉は、開封後常温で保存され、賞味期限が2年以上過ぎていた。

 ヒョウダニはハウスダストアレルギーの原因となり、その患者はハウスダストアレルギーはあったが小麦粉アレルギーはなかった。

 お好み焼き粉は魚介類のエキスやアミノ酸が加えられているので、ダニが増えやすいらしい。

 冷蔵庫で保存すると、ほとんど増えないらしい。

 密封できる容器に入れて冷蔵庫で保管すれば問題ないようだ。

 うちの台所を探してみたら、あったあった、開封してそのまま保存しているお好み焼き粉。

 紙に拡げて虫眼鏡で覗いてみようか、どうしようか。

2013年4月24日 (水)

火曜日は延岡シネマの休館日。リンカーンは見られなかった。

  ということで、昨日、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)唯一の映画館・延岡シネマまで歩いて行ったのだが、なぜか入口が真っ暗。

 なにごとかと思ってキップ売り場まで行くと、火曜日は休館日とのこと。

 毎週火曜日を休館日にしたようだ。

 休館日と言えば、人間にこそ必要な日。

 ㈱NのI君、T君。週に1回は休肝日ですぞ。

2013年4月23日 (火)

悪徳不動産屋日記 「リンカーン」を見に行く

 仕事は忙しいのだが、うれしくない商談が続く。

 収入にはつながっているのだが、そのまとまりかたが楽しくない。

 高額の手数料をいただくのだから感謝しなくてはいけないのだけど、なにせ私は悪徳不動産屋。

 お客様に手数料をいただいた上に、さらに感謝してもらいたいと思っているのだから始末が悪い。

 このところ立て続けに3件、そんな私のわがままを無視されることが続いた。

 悪徳不動産屋のわがままだが、報酬を度外視してお客様の満足を達成しようとした私の気持ちが伝わらないと、なんだかがっかりしてしまうのだ。

 それで、さっきからその内容の一端を愚痴ってブログに書き綴っていたのだが、どのキーを触ったせいかわからないが、突然画面が初期状態にもどって、それまで書いていた記事が消えてしまった。

 消えてしまった記事を再度書く気にもならない。

 ということで、19日から公開されている「リンカーン」を見に行くことにした。

 当地(宮崎県の北端の街、延岡市)の唯一の映画館になっている延岡シネマだが、このところ私が見たいと思っている話題作がちょくちょくかかるようになっている。

 明日は朝から、ちょっと憂鬱な商談があるのだが、明日のことは明日考えることにしよう。

   追記 というとで映画館まで歩いて行ったのだが、なぜか入口が真っ暗。

     火曜日は休館日とのこと。

     毎週火曜日を休館日にしたようだ。

     休館日は人間にこそ必要な日。

     ㈱NのI君、T君。週に1回は休肝日ですぞ。

2013年4月22日 (月)

岩手県山田町のNPO問題

 岩手県山田町の震災復興事業を請け負っていたNPO法人「大雪りばぁねっと」が、復興事業支援費8億円のほとんどが使途不明で、町は損害賠償を件問うているという。

   そもそも町が委託した復興事業は、緊急の雇用創出がその目的だった。

   もととなる補助金はすべて税金。

   県の調査で、不適切な支出が判明。県が町に補助金の対象外となることを通知したことから大騒ぎになったようだ。

   町は、あわててNPO法人の代表を損害賠償訴えることを検討しているというが、それを見過ごしていた自分たちの手落ちをも反省すべきだろう。

  そして、自らも損害賠償の一端を担うべき。

  しかし憂うべきは、こんな事件が日本中にごろごろ転がっていることだと想像できること。

この事件は、あまりにずさんな運営だったことと、代表者の容貌や態度がワイドショー向きだったから騒ぎになっているが、きれいな顔して同じようなことをしている人が山ほどいることだろう。

 世の中、税金の無駄遣いは許せないが、自分のためならいくらでも使っていいという人ばかりなのだなあ。

2013年4月21日 (日)

迷惑メール

 毎日、削除しても削除しても送りつけられる迷惑メール。

 受信拒否の設定をするのだけど、まったく効果がない。

 受信拒否設定をする方が手間がかかる。

 面倒だけど削除していくしかない。

 それにしても迷惑メールは、こんな内容でひっかかる人がいるのかなと思われるようなひどい内容のものが多い。

 一番多いのは、女性からのお誘い。

 露骨な放送禁止用語的な単語を使ったものや、女性からお金を払うので抱いてほしいなんてメールが少なくない。

 ちょっと人生経験した男なら、そんな女いるわけないと思い知らされている。

 私が迷惑メールを生業にしているのであったら、もっとうまい作戦がある。

 どんな作戦かを書くとマネをされて被害者を出すことになるから書けないのが残念。

 あとロト6や競輪競馬の必勝法を教える的な迷惑メール。

 これも本当に必勝方があるのだったら、人に教えず自分で買った方が儲かるということは言わずもがな。

 ひっかかるほうが悪い。

 しかし、最近、ちょっとひっかかりそうな迷惑メールが流行っているようだ。

 それは、商品を問い合わせるような内容だったり、問い合わせに答えるものだったり、商品を発送しますだったり、私のようにインターネットで買い物をする者は、あやうくひっかかりそうになる。

 幸い、稚拙なメールだからひっかからずに済んでいるが、この種の迷惑メールには気をつけなくてはいけないと心している今日この頃である。

2013年4月20日 (土)

なんだか気持ちが入らない

 今日は、なんだか気持ちが入らない。

 それで、ごちゃごちゃになっている机の引出しを片づけたりしていた。

 すぐにやらないものだから、いろんな書類や資料がたまりにたまってしまって、一つの引出しを片づけるのに2時間もかかってしまった。

 その場で処理していしまえばいいのだけど、つい後回しにしてしまって、何が何だかわからなくってしまう。

 私のような人間が多いから、片づけ本の著者が儲かるのだよなあ。 

2013年4月19日 (金)

悪徳不動産屋日記 雨樋が越境していた

 先日から中古住宅の商談をしていた。

 お客様は、初回の案内で気に入った様子だった。

 次の日、購入しようと思っているが、もう一度、工務店を経営している親戚の方に物件を見てもらって結論を出したいとのことだった。

 価格からして優良な物件だと思っていたので、親戚の方に見てもらった方が私も安心。

 これで決まりだなと思いつつ、再度の案内。

 建物に関しては、ご親戚の工務店の方に説明してもらった方が良いと思ったので、私は鍵を開けただけで自由に見てもらった。

 築年数は30年近いので建物価格はゼロ評価としての価格設定になっているのだが、鉄骨造のしっかりした建物で、外壁材も旭化成のヘーベルという壁材(発砲コンクリートという空気を含んだコンクリートで、外壁材としては高級部材と言える)を使用している。

 内装の古くなったところをリフォームすれば立派な家に再生できると思える物件だった。

 2時間近く物件の内外装をじっくり見てまわり(調べ倒しておられた)、結論は購入可。

 最後に境界線のを確認することになった。

 境界はブロックで明確だったのだが、ご親戚の工務店さんから雨樋が隣地に越境しているようにあるとの指摘があった。

 ぎりぎり敷地に納まっているようにも見えたが、雨樋が5㎝から10㎝くらい隣地にはみ出している。

 もともとこの家の所有者と隣地所有者は姉妹関係で、姉の土地を妹さんがわけてもらって家を建てていた。

 それで余り気にせずに家を建てた結果そうなったのだろう。

 その後この家の所有者は、この家を売って引っ越されている。

 今回の売主は全所有者の知人で、不動産業者の仲介を受けずに個人間で売買したので雨樋のことは気にしていなかったようだ。

 私は、その双方と知り合いだったので、今回の購入予定のお客様と親戚の工務店さんとにその旨の事情説明をした。

 工務店さん曰く、今までは知り合い同士で何にもなかったかもしれないが、将来はどうなるかわからない。

 だから、購入前に問題を解決してくれ。

 解決がつかなければ購入は見合わせた方がいいとおっしゃる。

 私は悪徳不動産屋ではあるが、実にその通りだと納得するほかなかった。

 雨樋の越境の問題、法律的にはどうなることだろう。

 越境部分の撤去の請求をすることは、当然できる。

 しかし、越境しないからといって勝手に雨樋を撤去することは、もちろんできない。

 相手が撤去要請に応じないのであれば、裁判を起こして判決をとり、強制執行の手続きをとらなければならない。

 ただし、そこまでやると隣同士でいがみあいつづけることになるだろう。

 悪徳不動産屋の私の考え方は、都会のように地価が高くて、建物が密集しているところであればいたしかたはないが、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)のような地価の安い庭もたっぷりある戸建て住宅環境の地であれば、樋の5㎝や10㎝の越境にめくじらたてることはないと考えるのである。

 しかし、当地でもそうはいかない人が少なくない。

 5㎝10㎝のことで、金額にしたら10万円20万円のことで、隣同士が口も聞かないという関係を見聞きする。

 だから、親戚の工務店の方のご意見は、しごくもっともなこと。

 とはいえ、この物件の場合、雨樋をひっこめるには屋根を切らなければならなくなる。

 それは家の形状状も問題があるし、費用がかかり過ぎる。

 そこで問題解決策として、隣地の方に境界を越境していることを認めてもらい、それを文書で差し入れることにした。

 隣地の所有者の方も、今までは越境を見逃してきたが、所有者が変わって先々、雨樋が土地の境界だと主張される不安を感じていたようで、この際それを明確に文書化しておいた方がいいと、すんなり納得していただいた。

 その文書に今日、署名捺印してもらった。

 これにて一件落着。

2013年4月18日 (木)

これもアベノミクス?身の回り品値上げの気配

 今日の朝刊に「身の回り品値上げの気配」という記事があった。

 身の回り品にねあげの波が押し寄せいるという。

 アベノミクスによる円安や原料高が原因で、製紙各社は印刷用紙やティッシュペーパーを1~2割上げる。

 ガソリンは高止まり、小麦粉も値上がりする。

 円安で自動車を始めとする輸出関連産業は好調。株価は上昇、大都会の不動産も動きが活発になっている。

 総じて景気が回復しているという報道もあるが、一般国民に景気回復の実感はない。

 欧州では、財政再建政策で給料が下がったが物価が下がらないという記事があった。

 日本で問題になっているデフレは、給料が下がるのに併せて物価も下がるというものだ。

 欧州のように、給料は下がっても物価が下がらないのはデフレとは言わないのだろう。

 こんなことなら、日本のデフレの方が庶民の生活は、まだましなのではないだろうか。

 日本のデフレ回復が、欧州の間逆になって、物価は上がるが給料は上がらないということになれば庶民の生活はますます苦しくなる。

 一般庶民階級の私としては、アベノミクスを戦々恐々としてながめているしかないのだなあ。

 

2013年4月17日 (水)

村田選手の公開プロテストと、井上選手のノンタイトルマッチの方が、亀田さんの試合よりはるかに面白かった。

 昨夜テレビのチャンネルを回していたら、村田諒太選手のプロテストの試合が中継されていた。

 村田選手はロンドン五輪ミドル級金メダリスト。

 プロに転向するというニュースは聞いていたが、プロテストの試合が夜のゴールデンタイムに放映されるなんて思っていなかった。

 プロテストだから、ヘッドギアーをつけてクラブも大きなクラブでの試合だったが、その迫力たるや亀田選手のタイトル選の比ではない。

 テスト選手側の村田選手はスパーリング相手を倒そうと、すごい迫力で襲いかかる。

 スパーリングパートナーをつとめる佐々木左之介選手は、前日本ミドル級チャンピオンの意地にかけて真剣に応戦する。

 倒すか倒されるか、これぞボクシングの醍醐味。

 ヘッドギアーをつけてのプロテストだというのに、亀田戦よりはるかに迫力がある。

 なるほどゴールデンの時間帯にふさわしい試合だった。

 もっと興奮したのが、このプロテストに引き続いて放映された日本ライト級6位の井上尚也選手のノンタイトル戦。

 対戦相手は、同級1位の佐野友樹選手。

 井上選手のことは知らなかったのだが、まだ20歳でプロ3戦目にして世界チャンピオン間違いなしと言われている天才選手なのだそうだ。

 この試合の解説ゲストには、具志堅用高さん、ガッツ石松さん、輪島功一さん、内藤大助さん、竹原慎二さん、畠山さん等々歴代の世界チャンピオンが顔を連ねていたが、どなたも井上選手の非凡な才能に舌をまいていた。

 ことに具志堅さんの井上選手に対する惚れ込みようは群をぬいていた。

 具志堅さんは、井上選手が小学校の頃から目をつけていて、ずっーとスカウト運動を続けていたらしい。 

 残念ながらスカウトは成功しなかったと嘆いていたが、100年に1度の逸材だと手放しで称賛していた。

 その話しにたがわず、ノンタイトル(しかも日本の)10ラウンドマッチの試合は、一瞬も目を離せないスリルのある戦いだった。

 素人の私にも、その非凡さは明らかに感じられるものだった。

 多彩なパンチテクニック、そしてパンチの強さ、ステップ、ディフェンス。どれをとっても日本ランカーのそれではなかった。

 具志堅さんが興奮して井上選手のすごさを語っていたが、試合を見てその気持ちがわかった。

 結果は10ラウンドテクニカルノックアウトで井上選手の勝利だった。

 勝者の井上選手だけではなく対戦者の佐々木選手対しても、観客からの惜しみない拍手は鳴りやまなかった。

 私も、テレビのチャンネルを回していて、たまたこの試合を観ることができた幸運に感謝したいくらいだった。

 亀田さんの試合で、亀田さんが勝者として手を挙げられたときに、場内にただよう重い空気とはまったく別物の爽快感があった。

 プロとして大橋ジムに入るにあたって、井上選手は「自分より強い選手と闘わせてほしい」というのを条件にしたという。

 「自分より強い選手と闘いたくはないというのが普通なのに、変わったことを条件にしたものだ」と大橋会長が言っていた。

 普通以上の亀田さんとは間逆のスターの先行きに期待している。

2013年4月16日 (火)

グーグル、ヤフー。検索結果トップ入り。どうでもいいことだけど、なぜかうれしい。

 どうでもいいことだけど、ブログをやっていて、なぜかうれしいのは自分の記事がグーグルや、ヤフーの検索でトップ表示されること。

 本当にどうでもいいことだけど、今日のキーワード検索の結果には驚いた。

 他の人には本当にどうでもいいことなんだろうけど、ヤフーかグーグルで「センシティビィティとは」で検索してみてください。

 「センシィテビィティ」の意味は、検索していただければわかることだが、私がなぜかうれしいのは、私のブログが検索結果の6番目に表示されていること。

 ヤフーもグーグルも検索すると、検索にひっかかったホームページの数が表示される。

 「センシティビティとは」での検索の結果は、ヤフー1億3200万、グーグルで1億3400万と表示されている。

 つまり、「センシティビティ」という言葉を含んでいるホームページやらブログやらが1億3000万存在しているというわけだ。

 その1億のホームページを相手にして、私のブログが6番目に検索されている。

 Weblio辞書、goo辞書、Wikipediaに次いで、私のブログが表示されている。

   「だからどうしたってんだ?」って言われるんだろうけど、どうでもいいことだけど、なぜかうれしいのである。

  暇と興味のある方は、「センシティビィティとは」で検索してご覧あれ。

2013年4月15日 (月)

伊東屋さん、一流の対応

 先日、伊東屋さんに問い合わせのメールをしておいた。

 「伊東屋」というのは、文房具ファンなら誰でも知っている、銀座に本店のある文房具専門のお店。

 銀座の本店ビルは地下2階地上8階?(だったかな?)、ぜーんぶ文房具だらけという嬉しいお店なのだ。

 私が東京に行くのは数年に1回のことなのだが、東京にいったときには必ずのぞいてみるお店だ。

 JR有楽町駅を出て、東方向に歩いていくと銀座2丁目の交差点にぶつかる。

 交差点を囲むように、ルイビトン、シャネル、ブルガリの直営のビルがある。

 伊東屋さんはブルガリの隣(だったかな?)

 このことは去年の8月に東京に行った際のブログに書いた。

 そのときに伊東屋さんで購入したクリアファイルブックの一つが非常に使い勝手がよかった。

 それで、すぐに追加購入しようと思って当地(宮崎県の北端の街、延岡市)の文具店で注文しようとおもったのだが、商品番号がわからなくて注文のしようがなかった。

 コクヨの背幅の変わるクリアファイル「ノビータ」といっしょに購入したのだが、「ノビータ」は当地でも手に入るが、肝心のファイルは製造メーカーもわからない。

 それで購入をあきらめていたのだが、最近、仕事の都合でどうしても手に入れたくなった。

 それで一昨日、伊東屋さんのホームページに問い合わせメールを入れておいた。

 そのときのレシートの商品番号からわからないでしょうか?と問い合わせておいた。

 すると今日、早速電話が入った。

 「わかる限りお調べしてみますので、そのときのレシート番号等の詳細をお知らせください」と言うではないか。

 たった609円の商品なのにである。

 おそらく、今回の電話代で儲けはすっ飛ぶはずだ。

 急ぐ話ではないのだから、メールで応対でもよかったのにと恐縮しつつ、レシートの番号等をお伝えする。

 「わかる限り調べてみます。また連絡しますので、しばらくお待ちください」とのこと。

 それから30分。まだ連絡はないけど、忙しい最中にこんな手間のかかることをしてもらって本当に申し訳ないなと思って電話を待っている。

 もし、わからなくても、伊東屋さんには一生恩をきますぞ。

 私だったら、こんなややこしい話には最初からかかりあわないだろう。

 一流のすごさを教えられた伊東屋さんの対応だった。


 追記。結局、先ほど電話があり、「手をつくしてお調べしたがわからかった」との回答。

 私は、心から感謝申し上げることしかできなかった。

2013年4月14日 (日)

悪徳不動産屋日記 キャンセルの違約金

 話が重なるときは重なるもので、またしても他業者さんとの商談についての相談。

 相談者は、私の20年来の知人。

 知人といっても個人的に親しい付き合いをしているわけではなくて、仕事上での知り合いである。

 この知人、悪徳不動産屋である私に、一目おいてくれているようなのである。

 彼はマスコミ関係の仕事をしているせいか、相談を受けることが多いようで、きどき不動産に絡む法律的な相談や、相続、税金についての相談に来るのだ。

 もちろん、いつも無償。

 悪徳不動産屋としては、無償でコンサルティングはしたたくないのだが、この知人は、困りきった顔をして実に恐縮してますという態度で来るもので、つい親身になって答えてしまうのだ。

 これまた悪徳不動産屋の風上にもおけない所業。

 この知人、1週間前にも相談に来ていた。

 そのときの相談は大した問題ではなかった。

 質問は、自分の知り合いが建売住宅を買おうとしているのだが、その建築会社は信用できる会社だろうかというものだった。

 私は、その建築会社と付き合いはないし、その内容も良く知らなかった。

 しかし、悪い評判は聞いたことがないし、地場の中堅のしっかりした会社だと思っているので、そう答えた。

 すると、「じゃー、大丈夫ですね」と念を押してきた。

 そういわれても困る。後でなにかあって、私が「間違いないと言ったので買った」と責められたら、たまったものではない。

 それで、「その会社について悪い噂は聞いたことがない。延岡のようなな小さな町で結構仕事を取っているんだから、いいかげんな仕事はしていないと思う。あとは自己判断で考えるように言うことだよ。」と答えておいた。

 そんな知人から、またしてもの相談。

 「今度はなに?」と聞くと、「先日相談した続きなんですけど・・」と言う。

 それを聞いただけで、私には相談の内容がわかった。

 1週間前に建築会社について相談を受けたとき、それは、私のつきあいのある不動産会社が売りにだしていた建売住宅のことだとピンと来ていた。

 昨日の湯布院の話といい、この話といい、他の不動産屋でやっている商談について可否を聞かれるほど虚しいことはない。

 私が仲良くつきあっている、某市内大手の会社の社長なら、他社での商談の相談をうけたとしたら、まずその商談をぶち壊すだろう。

 そして自分のお客さんとして、別な物件を勧める事を考えるだろう。

 しかし、私は悪徳不動産屋でありながら、頼られると断ることができない。

 気持ちと裏腹に、他社での商談の後押しをしてしまうことになる。

 1週間前の相談のときがそうだった。

 いくら私が弱気な不動産屋だといっても、相手が嫌いな不動産屋だったら多少は足を引っ張りにいくかもしれない。

 しかし、そのとき相談を受けた物件を扱っている会社は、そうではなかった。

 私は、後押しをするような話をしていたし、おそらくその後契約になったものと思っていた。

 それで、その業者さんに会ったときに、「あの建売売れたでしょ?これこれで、私がバックアップしたんですよ」と、話をした。

 悪徳不動産屋としては、せめて、ちょっとだけでも恩をきせておこうという魂胆だった。

 そんな私に、その業者さんは「決まったような、決まらないような。困ってるんですよ」と、本当に困りきっているような感じだった。

 話を聞くと、展示会に来て、気に入って買うということになり、ついては価格の値下げ交渉をしてきた。

 それを呑んで契約をすすめようとしていたら、急にキャンセルを言ってきたというのだ。

 そのときは、不動産業をやっていたらこんなこともつきものと、キャンセルを承諾したというのだ。

 すると、その後、良く考えたけど、やっぱり買いたいと改めて購入の申込みをしてきたというのだ。

 その業者さんは、このお客さんの言葉になんとなく不安があったので、重ねて、本当に違いないんですね?と念を押した。

 その結果は、家族で充分話し合った結果だから今度は間違いないという返事だった。

 それで契約の準備に入り、住宅ローンの手続きも始めているのだが、その後また、お客さんの態度がはっきりしなくなっているというのだ。

 私は、「そんなに心配しなくても間違いないよ」と言葉をかけた。

 そんな話をしていたら、かの知人からの「先日の相談の続き」という言葉で、相談の内容がわかったという次第。

 お気の毒だが、この業者さんの悪い予感は当たっていたようだ。

 不動産業者として、決まった話のキャンセルは非常に困るのだ。

 自分の商品を売っていてキャンセルになっても困るのだが、売主さんがいる仲介の立場でキャンセルになったときは、本当に困りきって、逃げ出したくなることもある。

 買うという話になると価格交渉が入る。

 買うということで、安売りしたくない売主さんを口説き落として価格引き下げてもらった後に、平気でキャンセルされると、売主に会わせる顔がない。

 売主によっては、不動産業者がいいかげんな話をしたのだと誤解して、激怒する人もいる。

 知人の、「続きの相談」というのは、一度キャンセルして、再度買うことにしていた。

 不動産業者にも、何度も念を押された。

 業者は、他の商談は打ち切って、このお客さんの購入手続きに入ると言っていた。

 しかし、やっぱりキャンセルしたいというのだ。

 そして、相談の一番の重点は、この不動産会社から違約金を請求されるだろうかというものだった。

 さすがに、相談者も自分に非があることは理解しているらしい。

 しかし、昨日の湯布院の相談もそうだが、私なら違約金は請求しない。

 私は、悪徳不動産屋なのだが、いたって気が弱い。

 それに、よだきんぼ(宮崎弁でなまけもの)なので、面倒なことが嫌いなのだ。

 こんな誠意のない人間と一瞬たりともいっしょにいたくない。

 だから、こんなお客(お客とは言いたくない『悪魔』とでも言いたい)とは、早々に付き合いを終わらせたいと思っている。

 私は、相談にきた知人に「相手の不動産屋は、本当に迷惑していると思うよ。あなたには悪いけど、そんな人のために知恵を貸したくはないね」

 「それに、相手の不動産屋がどういう態度にでるかは、ボクに聞かれてもわからない」と、知人には気の毒だが、冷たい答えになってしまった。

 ちなみに、損害賠償というけれど、損害賠償を請求するためには、いざ裁判となると、請求する側が損害額の立証をしなければならない。

 裁判所に自分が請求する損害額を認めてもらうのは、なかなか難しい。

 さあて、今回の話の処理はどうなることだろう。

2013年4月13日 (土)

悪徳不動産屋日記 専任媒介契約

 一昨日のこと、高校の同級生のF君から「義兄が不動産のことで相談があると言っていたので、相談に乗ってやってくれ」との依頼があった。

 大分(県)に所有している中古住宅の売却についての相談だという。

 どういう内容かはわからないが、不動産業者にとって売却の以来を受けることが一番うれしいことだ。

 その日の午後、F君の義兄さんが来社された。

 ファイルを入れている封筒を持参されている。

 義兄さんは封筒から資料を取り出し、「実は、湯布院に姉が住んでいた住宅があって、そのことについて相談したい」とおっしゃる。

 「ん!住宅の売却の相談か?」と思いつつ、話の続きを聞く。

 「売却を現地の不動産会社に頼んでいるのだが、長いこと売れないんですよ・・」という言葉を聞いて、「なかなか売れないので当社にも売却を依頼したいといことなのかな」「しかし、現地の不動産会社が売れないものを頼まれても、なかなか売れないだろうな」などと勝手なことを考えながら、さらに話を聞く。

 依頼してある不動産会社の内容をたずねると、「専任媒介契約書」という書類を取り出した。

 媒介契約というのは、不動産業者に土地や建物の売却や購入を依頼する場合に、依頼者と不動産業者との間でを締結する契約のこと。

 媒介契約には、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3種類がある。

 簡単に説明すると、一般媒介契約というのは複数の不動産業者に売却の以来をするもの。

 専任媒介契約は、一社だけに依頼し、依頼した業者以外に重ねて依頼する事ができない契約。

 専属専任契約は、一社だけにしか依頼できないのは専任媒介契約と同じだが、自ら発見した相手方との売買契約もできないというものだ。

 つまり、専任媒介契約は一社だけにしか依頼できないが、自ら発見した相手方との契約をすることはできる。

 義兄さんが契約しているのは、専任媒介契約。

 これだと当社が重複して売却の依頼をうけることはできない。

 専任媒介契約の締結日を見ると、今年の二月になっている。

 まだ専任媒介契約を締結して二ヶ月足らずしか経っていない。

 媒介契約の有効期限は、法律で最長三ヶ月を限度とすること規定されている。

 その契約書を見て私は、「まだ依頼して二ヶ月足らずじゃないですか。二ヶ月くらい売れないというのは珍しい事ではないですよ」と助言するしかなかった。

 悪徳不動産屋とすれば、あと一カ月待って、「専任媒介契約が切れたときには当社にも依頼してください」と言うべきところなのだろうが、私にはそれができない。

 なんとも、私は、悪徳不動産屋の風上にもおけない気弱な不動産屋なのだ。

 私の言葉に、義兄さんは、「そうじゃないんです。最初に依頼したのは4年以上前なんです。そのときには、売却価格1280万円で契約したのです。

 しかし、まったく商談が進まないまま、その都度価格を下げて媒介契約を更新してきているというのだ。

 今年の二月に契約をし直したときの価格は780万円。

 資料を見ると、温泉の権利もついているようだが、780万円でも売れないのだろうかと思いつつ、義兄さんの話を聞く。

 義兄さんのおっしゃるには、「年をとった姉が不動産屋にまかせっきりにしていて、話が全然すすんでいなかった。聞くと、こんなに安くなってしまっていたので、自分が友人に声をかけたら、この値段なら買ってもいいと言う話になった」

 ついては、専任媒介契約を締結している不動産会社を入れずに売買することはできるか、ということだった。

 また、そのとき、不動産会社から手数料等の請求は受けないものかということも気にしておられた。

 答えは簡単。

 不動産会社抜きで売買契約はできる。そして、手数料の請求は受けないが、契約違反の違約金の請求を受けることはあり得る。

 私は、義兄さんが持参された媒介契約を提示して、簡単に説明してあげた。

 媒介契約書の約款はたった17条でしかない。

 約款というと難しく思えるが、各条項に簡易な見出しがついていて、見るだけで内容がわかるようになっている。

 さらに、約款の内容で重要な箇所を表題部でわかりやすく説明している。

 重要点はたった3点。

 大きな見出しで、1 成約に向けての義務(不動産会社の業務上の義務) 

2 媒介業務の内容(媒介にかかる不動産会社の業務内容) 

3 違約金等(ここに、お互いが約束違反したときの違約条項の説明がある)

 たった、これだけの内容だ。

 日本語がわかる、一般成人であれば誰でもわかる内容だ。

 私は、この違約条項の説明文を指し示す。

 そこには、こう記載されている。

 違約金等

1.甲(依頼者)がこの媒介契約の有効期間内に乙(依頼した不動産会社)以外の宅地建物取引業者(不動産業者)に目的物件の売買又は交換の媒介又は代理を依頼し、これによって売買又は交換の契約を成立させたときは、乙は、甲に対して約定報酬額に相当する額を違約金として請求することができます。

2.この媒介契約の有効期間内において、甲が自ら発見した相手方と目的物件の売買若しくは交換の契約を締結したとき、又は乙の責めに帰すことのできない事由によってこの媒介契約が解除されたときは、乙は、甲に対して、この媒介契約の履行のために要した費用の償還を請求することができます。

 こんな文章の意味くらいは理解していただきたいものだ、と悪徳不動産屋である私は思うのだ。

 つまり、1.は、依頼した不動産屋以外の不動産会社で契約した場合は手数料を請求しますよということ。

 2.は、自ら発見した相手方と契約した場合は、「この媒介契約の履行のために要した費用の償還を請求することができる」ということだ。

 そう説明すると、義兄さんは「いくらくらい払わなくてはならないんでしょうね?」と聞いてくる。

 私は悪徳不動産屋であるから、優しく教えることができない。

 「それは私にはわかりません。契約書には『請求することができる』とあるけど、『払わなければならない』とは書いてないですよね」

 「その不動産屋が、この何年か売却に向けて動いた費用を請求できるということだから、その不動産屋がどう考えているか次第でしょうね」

 と、ぶっきらぼうな答え方になってしまう。

 ちなみに私であれば、4年以上も売ることができなかったのなら、請求はできないだろう。

 なにせ、私は悪徳不動産屋の風上にもおけない気弱な不動産屋なのだから。

 今回の不動産屋さんの立場を考えると、不動産業者として適正な価格を指導しても、売主さんがそれを納得せず、高い価格を希望していて売りそびれることがある。

 それでも、なんとか売ろうと一所懸命努力して、それでも売れずに、ようやく売主さんが実勢価格を納得するということが多々ある。

 売主が納得するまでの不動産屋の努力がまったく認められないというのであれば、不動産屋としてそれは悲しいことだ。

 だから、それを強く主張して報酬を請求する不動産会社もあるだろう。

 今回の相談では、そんな深い経緯がわからないので、確定的な答えはだせなかった。

 「自分の知り合いに売ることは問題ないですよ」

 「ただし、不動産会社からは報酬を請求されることがありますよ」

 「その請求額については、私には検討がつきません」という、なんとも曖昧な答えしかできなかったが、義兄さんはそれなりに納得して帰って行かれた。

2013年4月12日 (金)

今日の寒さと、北朝鮮と、巨人の不調

 開幕から7連勝と快進撃を続けていたジャイアンツ打線が、突然不調になり31イニング無得点。

 開幕7連勝は球団72年ぶりのことと、開幕から7連勝したチームは優勝間違いなしなんて持ち上げていた思ったら、31イニング無得点は球団ワースト記録で2連破に危険信号がともったと突き落とす。

 31イニング無得点っていったって、負けは2つだけ。

 まだ、勝率7割7分8厘なのだ。

 良くも悪くも騒ぎ立てるのがマスコミの常。

 人心を不安に陥れる見出しのつけ方の上手いこと。

 北朝鮮のミサイル問題も、「撃つぞ撃つぞ」と、一番脅迫しているのはマスコミの仕業。

 今日は、ちょっと寒かったから、異常気象で冬に逆戻りしたって騒ぎ立てることだろう。

 

 

 

2013年4月11日 (木)

歩くランドセル

 今日、車で移動中のこと。

 信号待ちの車の中から外を見ると、ランドセルが歩いているではないか。

 ぎょっとして、よく見ると、小さな小さな小学生。

 ランドセルもA4対応で大きくなって、子どもの姿をすっかり覆いつくしていたのだ。

 頭もちょこんと見えるだけで、ランドセルのすぐ下から足がのぞいていて、まるでランドセルが歩いているようだった。

 本当にランドセルが、よっちよっちと歩いているように見えたのだ。

 隣に目をやると、おめかしをしたお母さんが歩いていた。

 どうやら今日が入学式だったようだ。

 それにしても、でっかいランドセルと、かわいいかわいい、ピッカピカの1年生だった。

2013年4月10日 (水)

今、私が恐いなと思っていること。ハイパーインフレ、原発、北朝鮮のミサイル。

 今、これから世の中はどうなっていくんだろうと、恐怖を感じることがたくさんある。

 私は、世界中が閉塞状況に陥っていて、人が行き場を失っているんではないかと思っているのだ。

  行き場を失った人類が、なんだか恐いことになってしまうんではないかと、根拠のない不安を感じることもある。

 その一つが、アベノミクス。

  閉塞状況から抜け出したくて、アベノミクスなんて騒いでいるが、バブルを作りだそうとする一群がいるんではないか。

  20数年前のバブルと違って、価値組の人だけがその恩恵を享受するだけで、インフレだけが誕生して庶民はハイパーインフレで困窮するんではないのだろうか。

  遠くでは、(遠くではないのかもしれないが)ユーロ危機。

  そしてもう一つの恐怖は、北朝鮮の動向。

  追い詰められて、やぶれかぶれて、戦争をしかけてきはしないか。

さらに、もう一つの恐怖は原発問題。

  福島原発のの汚染漏れ。

  福島原発の事故処理は、一向に進んでいない。



  どれも、
人類が破滅の道を歩くのではないかと思えるような恐いこと。

 しかし、今私が一番恐いと思うことは福島原発の事故処理だ。

 ハイパーインフレも北朝鮮発の戦争も、まだ発生していない想像上の恐怖だ。

 福島原発問題は、現在進行中の恐怖。

 東電や国の対策の遅さを攻めているが、メルトダウンを起こした原発の事故処理をどうすればいいのか、誰にもわからないことなのだ。

 人類には放射能を消しさるすべはない。

 汚染水は増え続けている。

 保管場所は満杯。

 一番恐いことは、メルトダウンを起こした原発は、いまだに安定していないということ。

 廃炉の目処はまったく経っていない。

 いったん事故を起こしてしまったら、それを人間の手で、それを収束させる方法はない。

 それなのに、安全だと言って原発を再開させることを認めてしまいそうなこと。

 ほんとうに、人類はどこに進もうとしているのだろうか。



 なんてね。

 つい書きはじめたら、深刻な話になってしまったけれど、今私が一番恐がらなくては行けないのは、話が頓挫している商談のこと。

 頓挫しかけている商談を成約に向かわせないと、原発や戦争やハイパーインフレで殺される前に、自滅してしまうのである。

 結局これが私の一番恐いことなのだなあ。

2013年4月 9日 (火)

やっぱり面白くなかった、亀田選手の試合。面白かった、山中選手の試合。

 ブログのアクセス解析を開いてみると、「亀田」を検索ワードとして私のブログへのアクセスが増えている。

 一昨日の亀田選手のタイトルマッチについて検索する人が多かったのだろう。

 検索ワードのフレーズをいくつかあげてみよう。

 「昨日の亀田の試合」

 「亀田の試合は何故勝った」

 「亀田は勝ったの」

 「亀田昨日の試合感想」

 「昨日の亀田の審判は」

 私はボクシングの中継は好きなのだが、亀田さんの試合については余り見ないことにした。

 そのことについては、去年の4月5日の私のブログに書いた。

 あの時の試合で勝てるのだったら、亀田さんが判定で負けることはない。

 しかも対戦相手に素性のわからない弱い選手を指名しての結果だ。

 日経新聞には「裏街道をひた走るチャンピオン」とまで揶揄された。

 しかし、良くも悪くも、TBSは視聴率のとれる役者として手放さない。

 TBSの演出で悪役を演じてきた亀田さんだが、結婚して子どもができたこともあり、若干イメージチェンジをはかりつつあるように感じていた。

 大人になって少々たくましく感じた。

 それで、見ないと決めていた亀田さんの試合を見たのだが、(他局特番とかけもちで)やっぱり同じだった。

 ランキング8位の格下の選手を相手にして、防戦一方。

 危ない場面もあったが無事判定に持ち込んだ。

 少し演出が上手になっていて、3対0の判定ではなく、2対1での判定勝ちにした。

 判定は、見方でポイントが変わるものだという言い訳に使われていた。

 私のブログのアクセス解析を見てわかることだが、判定に疑問を持つ人が多いようだ。

 今回の試合については、私は、テレビのチャンネルを切り換えながらの観戦だった。

 だから、見終わったあとの不満は少なかったけど、真剣にテレビを見ていた人や、まして高いチケットを買って観戦した人は、不満のつのる試合だっただろう。

 しかし、お金を払って亀田さんの試合を観に行く人は、それも含んでのことなんだろう。

 亀田さんのような試合の放映を続けていたら、ボクシングはますますファンをなくしていくだろうと思っていたら、今日の山中選手のタイトルマッチはボクシングの面白さを再認識させてくれた。

 12ラウンドKOで山中さんが勝ったが、1ラウンドから12ラウンドまで文字どおり手に汗握る、一瞬もテレビの画面から目を離せない面白さだった。

 これがボクシングの醍醐味。

 大きな口を叩いていたわけでもなく、試合でボクシングの面白さを見せてくれる。

 これぞボクシング。

 こんなボクシングを見ていると、勝っても負けても声援を送りたくなる。

 観客は負けた挑戦者にも大いに拍手を送っていたし、負けた挑戦者も負けて悔いなしといったところだろう。

 観客席に亀田興毅選手の弟さんが来ていたが、兄の試合と比較してどう感じたのだろう。

 

2013年4月 8日 (月)

久々の飽食

 昨晩、久々に食べすぎてしまった。

 糖質制限を試してみて約2ヶ月。

 糖質制限食が体質にあっていたみたいで、大好きだったご飯、めん類の量が激減していた。

 最も大きな変化は、1ヶ月に10,000円以上食べていた、お菓子を全然食べなくなったこと。

 食べないことに全然苦痛を感じることもなく、糖質を制限した食習慣が身についてしまったと思っていた。

 それが昨晩、自己規制していたスイッチがプッツリ切れてしまったようだった。

 昨日の晩飯のメニューは、牛肉の身にステーキ2枚。もやし炒め。旬の竹の子の煮物。

 竹の子は私の大好物である。

 煮物の具材は、竹の子の他に、ふき、油揚げ、あげみ(魚のすり身を揚げたもの。さつま揚げのようなものだが、さつま揚げより美味い)

 糖質制限といっても最近は軽い制限しかしていないのだが、食べ方が以前とは違っている。

 昨日の食事を例にとると、まずもやし炒めを食べる。

 次に、竹の子の煮物。竹の子、ふきをメインにして食べる。

 つゆのしみた油揚げがたまらなく美味い。

 そしてミニステーキ。

 ここまでご飯には手をつけていない。

 別にストイックに我慢しているのではなく、おかずをじっくり味わいながら食べているだけだ。

 今までは、食事というと、おかずと飯(メシ)を口に詰め込み、一気に流し込んでいたのだが、今は、ゆっくりと味わっているという感じになっている。

 味わって食べるようになって、我が奥さんの料理上手を再認識している。

 糖質制限食の思わぬ付録である。

 この2ヶ月ですっかり習慣化してしまったと思っていた糖質制限のスイッチをきったのは息子の一言だった。

 夕食の時間に遅れて帰って来た息子は、家内のつくったおかずと別に、自分で焼きそばを作り始めた。

 そして食事の終りかけていた私に、「焼きそばを作りすぎたから、少し食べん?」と聞いてきた。

 別に食べたくはなかったのだが、余らしてしまうのはもったいない。

 「じゃー、すこしもらおうか」

 「糖質制限しているのに、いいと?(いいの?)」

 「軽く制限しているだけだから、このくらいいいだろう」

 と、焼きそばを口にした。

 息子が、「糖質制限しているから、食べないかと思っていたけど、よく食べるね」「芋けんぴ(さつま芋をかんりんとう状にしたお菓子)もあるけど食べるけ?」と来た。

 焼きそばを口にしたときに食事制限していたスイッチが切れたようだ。

 「いいねー」と言って、芋けんぴも完食。

 その日の夕食(もやし炒め、ミニステーキ、竹の子の煮つけを通常の人の2人前、ご飯軽く1杯)を食べたばかりだというのに、いくらでも入る。

 こうなると、まだ食べたくなるのが不思議。

 わざわざコンビニに買い物に出かけることになった。

 そして、黒糖かりんとうと亀田の柿の種フレッシュパック6袋入を牛乳1ℓと共に食べ尽くす。

 あー、久々の飽食。

 かくして今朝の体重は77㎏。1食にて2㎏の体重増。

 なぜか、グレシャムの法則「悪貨は良貨を駆逐する」が頭をよぎる。

 さすがに今朝は食欲無し。

 お昼を過ぎても空腹を感じない。

 もう少ししてお腹が減ったらチーズをかじるくらいにして、夕食から糖質制限食に復帰しようと思っている。

 

 

  

2013年4月 7日 (日)

明日のワイドショーのトップは風

 昨日、今日と風が強かった。

 台風並の猛烈な風だった。

 明日のワイドショーでは、テレビ各局が猛烈風合戦をくりひろげるんだろうな。

 新米アナウンサーが、強風の中に絶たされて、吹き飛ばされそうになりながら中継する映像が目に浮かぶよ。

 

2013年4月 6日 (土)

責任重大。長生きしなければ。

 昨日、久々に飲みに出た。

 出たついでに、1年くらい顔を出してなかったスナックに顔をだしてみた。

 このスナックのママさんからは、土地を買っていただいている。

 ご主人の、「人家が密集していない環境で、かつ利便性の良いところ」という、むずかしいご希望だったが、たまたま希望に合致する土地が見つかって、そこにセンスのいい自宅を建築された。

 ほぼ希望通りの土地、家を手に入れられて、満足して暮らしていたのだが、それから間もなくして、ご主人は他界された。

 癌だった。

 奥さんは結婚前からスナックをされていたのだが、下戸の私は、お店には年に1、2度顔を出すだけだった。

 昨日、久し振りにおじゃました。

 昔話で盛り上がった。

 話題が将来のことになって、ママさんから「情報館さんは、子どもさんにあとを継がせないんですか?」と聞かれた。

 私の子どもに店を継がせる気持ちはない。

 そう答えると、ママさんは「それでは困る」とおっしゃる。

 なにが困るのかとたずねると、このご夫婦には子どもさんがいらっしゃらなかったので、ママさんは自分が死んだら自宅は福祉団体に寄付するという遺言書を作成しているというのだ。

 かつて私がなにかの際に、公正証書遺言の話をしたのを覚えていて、ご主人が亡くなったあとに公正証書で遺言書を作られたらしい。

 その遺言書によると、どうやら私が遺言執行者的な形になっているようだ。

 このママさんは私より一回りも若い。

 順番からすると、私が先に死ぬことになるだろ。

 公証人さんが作成した遺言書だから、それを承知していない私が正式な遺言執行者にはなっていないのだろうが、手続きを私に頼むことにしてあると言う。

 どんな内容なのか確認してみたいのだが、そのすべはない。

 しかし、ママさんがそう思っているのであれば、責任重大。

 長生きしなければと、意を新たにした。(ふーーー)

 私一代で終りにする予定だった会社の後継者をつくらなくてはいけないのかな?

 

2013年4月 5日 (金)

成年後見人の弁護士、3900万円着服。

 成年後見人になっていた弁護士が、依頼者の金を3900万円を着服したという事件が「とくダネ!」で報じられていた。

 この松原厚弁護士は東京弁護士会の副会長まで務めたというのだが、テレビで報じられるその様子は、正気を逸しているように感じられた。

 インタビュアーに「3900万円着服しましたね」との質問に、「3900万円は着服していない。着服したのは1400万円だ」と反論していた。

 その金額が3900万円なのか1400万円なのかはということより、弁護士が依頼者の金を着服したこと自体がが重大な問題だ。

 さらには、「着服したと言われるが、諸々の事情があるのだから、それを理解して欲しい」とも言っていた。

 2500万円は必要経費だと言い訳する弁護士に対して、「何に使ったのか」と問い詰めると、「必要経費は、依頼者のところに行く交通費が5、6万円かかるし、その途中にラーメンを食べることもある」とわけのわからない説明をしていた。

 2500万円の使途の説明に、ラーメン代を持ち出すなんてのは、その意味がさっぱりわからない。

 また、金を着服した諸事情として、「自宅のローン返済があったから」と、平然と言ってのけていた。

 当然の理由のように「自宅のローン」を諸々の事情の一つとしてあげていたので、依頼者の自宅のローンがあったのかと思って聞いていたら、弁護士の自宅のローンの支払いのためだったというではないか。

 この弁護士、弁護士という資格者だから正常だと勘違いしてしまうが、加齢による認知症にかかっているのか、認知機能が低下しているとしか思えない。

 そもそも、この成年後見制度とは、知的障害を持つ人や認知症のような、判断能力が不十分な人を保護するために、本人のために法律行為を行なったり、本人による法律行為を助ける者を選任する制度だ。

 裁判所の審判による「法定後見」と、本人が判断能力があるうちに後見人を選んで契約しておく任意後見がある。

 現在のところ、その多くは法定後見だが、法定後見の後見人は裁判所が選定することなり、弁護士や司法書士が後見人に選定されることが多い。

 後見人は、依頼者(被成年後見人)の財産管理もすることになり、その使途が問題になった事件が露顕することはまれではない。

 行政書士の中にも成年後見人を目指している人がいて、私の所属する宮崎県行政書士会にも成年高婚任活動をしている方がおられる。

 しかし、行政書士が後見人に選定されることは、まだまれなようだ。

 選定されるケースをみていると、財産が有り後見費用が見込める依頼人は弁護士、司法書士が引受け、費用が捻出できなくて引き受け手のない依頼者の後見を引き受けているのが実態のようだ。

 以前、ブログにも書いたことだが、その活動には頭が下がる思いがする。

 世間では、弁護士、司法書士というと法の番人であり、正義の使者ととらえられているが、特権的資格を利用して営利に走る人も少なくない。

 金がすべてを支配する世の中で、金にとらわれずに生きるのは難しいことだが、後見制度の運用については、今後ますます検討が必要になることだろう。

2013年4月 4日 (木)

今の税理士に満足していますか?

 「今の税理士に満足していますか?」という、衝撃的なチラシが入っていた。

 「今なら、お支払いの税理士報酬20%off」とある。

 「税理士の変更は今や常識です」「税理士への不満ランキング」と続く。

 ちなみに税理士への不満ランキングの第1位は「税理士が会社に来ず、無資格従業員が来る」である。

 この税理士さん、顧問先にすべて自分で顔出しして会計処理を担当するのだろうか?

 顧問先のすべてを、資格者の自分が訪問するのであったら、顧問先に限りがあるだろうな、なんて余計な心配をしてしまう。

 不満の第2位は、「節税や売上アップにつながる提案がない」とある。

 これは同感。しかし、多岐にわたる顧問先のそれぞれに、門外漢の税理士が売上アップの提案なんてなかなかできないのも当然な気がする。

 そもそも税理士に売上アップの相談をする経営者ってのが疑問である。

 不満の第3位が「毎月の料金が、とにかく高い」である。

 だから、自分のところに乗り換えてくれれば20%安くしますよってことなのだろう。

 ちょっと以前は、医師、弁護士、税理士等の士業と言われる業種の宣伝広告が制限されていた。

 規制緩和で、士業といわれる業種の広告宣伝の規制が外れ、自由競争が許されるようになった。

 だから、こんな広告もあたりまえといえば当たり前。

 当たり前なのかもしれないチラシを、私が「衝撃的」に感じたのは、このチラシが延岡商工会議所の会報と共に配布されてきたこと。

 商工会議所はチラシ配布料で収益が上がるのかもしれないし、自由競争原理という観点からして、顧問料が安くなることは会員の利益との考えなのかもしれない。

 しかし、公共的な機関の広報誌に、こんなに挑戦的な営業チラシを配布することには違和感を感じた。

 そんなことを思うのは、私のような年寄りの感覚なのだろうか。

 そして、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)のような小さな町の、談合的な商売人の感覚なのかもしれない。

 ぬるま湯の中で、闘うことなく、何となく生きてきた私にとっては、火傷しそうに熱いお湯をぶっかけられたようなショックを受けた。

 都会は、世界は、今やビジネスの世界はすべて、弱肉強食で成り立っていることを再認識させられた。

 それと同時に、大きな争いごともなく生きて来れた自分の運勢にも感謝させられたチラシだった。

 

2013年4月 3日 (水)

宮崎県新富町の柴桜

 我が郷土宮崎県の新富町の黒木さん宅の芝さくらが満開になっている。

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 黒木敏幸さんが、糖尿病で目が不自由になった奥さんのために育ててきたというエピソードも有名だ。

 目が不自由な奥さんのためというのは不思議な感じもあるが、奥さんを元気づけようとして自宅の周りに芝さくらを植え続けていたら、多くの見学者が訪れるようになって、そんなお客さんと話すことで奥さんが元気になっていった。

 それを見た黒木さんは、さらに周りの山を切り開いて芝さくらの庭を拡げていった。

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 そんなエピソードとともに見事な芝さくらの庭園が、何度もテレビで取り上げられて、今では全国から多くの人が訪れる名所になっている。

 今年は、例年にも増して見事に咲き誇っているらしい。

 3月の末に満開になって、4月末まで見頃が続くそうだ。

 今年は、宮崎にいくついでに、絶対に見てみようと思っている。

2013年4月 2日 (火)

長嶋さん、松井さん、国民栄誉賞。

 長嶋さんと松井さんに国民栄誉賞が贈られる。

 プロ野球はジャイアンツしか知らない程度の私だが、長嶋さんも松井さんも大好きだった。

 国民栄誉賞ってのは、言葉の通り「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望をあたえる事に顕著な業績返ったものについて、その栄誉を讃える」賞である。

 話題性では叙勲にも勝るとも言える賞だが、表彰者の人選は総理大臣が「本表彰の目的に照らして表彰する事を適当と認めるもの」となっていて、時の総理大臣の政権運営の都合に大いに左右されていると感じる。

 それは私だけの感想ではないようだが、今回の長嶋さんの授賞は全国民が納得するものだろう。

 むしろ、長嶋さんが国民栄誉賞をとってなかったことが不思議に思えるというものだ。

 二人での同時授賞というのは初めての事で、安倍さんの人気取りという意見も散見するが、このお二人が国民栄誉賞にを受けることに異論をはさむ人はいないだろう。

 また、長嶋さんは遅すぎたという声が多いが松井さんの授賞が早すぎるなんて声も聞こえるが、お二人の、それぞれ、相手を讃えるコメントを聞いていると涙が出そうなくらい感動させられた。

 あれこれ水をささずに、素直に、お二人の授賞を心からお喜び申し上げたい。

 

 

2013年4月 1日 (月)

デフレ脱却。物価だけが上がりっぱなしだったらどうしよう。

 アベノミクスだか、何だかわからないが、脱デフレを最大目標にした安倍政権になって、円安株高になって、景気がよくなったような気にさせられている。

 そして、安倍さんが直々に企業に賃上げ要求をした結果、大手企業の賃上げ報道。

 コンビニ3社が相次いで賃上げ発表をし、春闘では自動車大手の満額回答。

 日本談合メディア連合は、景気が好転していると、足並みを揃えて報道している。

 そんな報道にまぎれて、国民保険料が値上げされ受け取る年金額が減額された。

 そんな中、円安と減量価格の高止まりで食品の値上がりが相次いでいる。

  景気が良くなったというのは、株価と為替差益の恩恵に浴する人たちと、投機にわく都会の不動産に関連する人たちだけのこと。

景気が好転しいるというものの、私にはバブルの再開のようにしか感じられない。

20数年前のバブルのときは、末端の人までバブル景気の臭いくらいは嗅がせていただけのだが、今回のバブルは一部の持てる人だけに恩恵をあたえるだけではないのか。

持てる人がバブルに乗じて儲ける代りに、持たない人の生活が、さらにきびしくなることのないように願いたい。

 

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