責任重大。長生きしなければ。
昨日、久々に飲みに出た。
出たついでに、1年くらい顔を出してなかったスナックに顔をだしてみた。
このスナックのママさんからは、土地を買っていただいている。
ご主人の、「人家が密集していない環境で、かつ利便性の良いところ」という、むずかしいご希望だったが、たまたま希望に合致する土地が見つかって、そこにセンスのいい自宅を建築された。
ほぼ希望通りの土地、家を手に入れられて、満足して暮らしていたのだが、それから間もなくして、ご主人は他界された。
癌だった。
奥さんは結婚前からスナックをされていたのだが、下戸の私は、お店には年に1、2度顔を出すだけだった。
昨日、久し振りにおじゃました。
昔話で盛り上がった。
話題が将来のことになって、ママさんから「情報館さんは、子どもさんにあとを継がせないんですか?」と聞かれた。
私の子どもに店を継がせる気持ちはない。
そう答えると、ママさんは「それでは困る」とおっしゃる。
なにが困るのかとたずねると、このご夫婦には子どもさんがいらっしゃらなかったので、ママさんは自分が死んだら自宅は福祉団体に寄付するという遺言書を作成しているというのだ。
かつて私がなにかの際に、公正証書遺言の話をしたのを覚えていて、ご主人が亡くなったあとに公正証書で遺言書を作られたらしい。
その遺言書によると、どうやら私が遺言執行者的な形になっているようだ。
このママさんは私より一回りも若い。
順番からすると、私が先に死ぬことになるだろ。
公証人さんが作成した遺言書だから、それを承知していない私が正式な遺言執行者にはなっていないのだろうが、手続きを私に頼むことにしてあると言う。
どんな内容なのか確認してみたいのだが、そのすべはない。
しかし、ママさんがそう思っているのであれば、責任重大。
長生きしなければと、意を新たにした。(ふーーー)
私一代で終りにする予定だった会社の後継者をつくらなくてはいけないのかな?
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