やっぱり面白くなかった、亀田選手の試合。面白かった、山中選手の試合。
ブログのアクセス解析を開いてみると、「亀田」を検索ワードとして私のブログへのアクセスが増えている。
一昨日の亀田選手のタイトルマッチについて検索する人が多かったのだろう。
検索ワードのフレーズをいくつかあげてみよう。
「昨日の亀田の試合」
「亀田の試合は何故勝った」
「亀田は勝ったの」
「亀田昨日の試合感想」
「昨日の亀田の審判は」
私はボクシングの中継は好きなのだが、亀田さんの試合については余り見ないことにした。
そのことについては、去年の4月5日の私のブログに書いた。
あの時の試合で勝てるのだったら、亀田さんが判定で負けることはない。
しかも対戦相手に素性のわからない弱い選手を指名しての結果だ。
日経新聞には「裏街道をひた走るチャンピオン」とまで揶揄された。
しかし、良くも悪くも、TBSは視聴率のとれる役者として手放さない。
TBSの演出で悪役を演じてきた亀田さんだが、結婚して子どもができたこともあり、若干イメージチェンジをはかりつつあるように感じていた。
大人になって少々たくましく感じた。
それで、見ないと決めていた亀田さんの試合を見たのだが、(他局特番とかけもちで)やっぱり同じだった。
ランキング8位の格下の選手を相手にして、防戦一方。
危ない場面もあったが無事判定に持ち込んだ。
少し演出が上手になっていて、3対0の判定ではなく、2対1での判定勝ちにした。
判定は、見方でポイントが変わるものだという言い訳に使われていた。
私のブログのアクセス解析を見てわかることだが、判定に疑問を持つ人が多いようだ。
今回の試合については、私は、テレビのチャンネルを切り換えながらの観戦だった。
だから、見終わったあとの不満は少なかったけど、真剣にテレビを見ていた人や、まして高いチケットを買って観戦した人は、不満のつのる試合だっただろう。
しかし、お金を払って亀田さんの試合を観に行く人は、それも含んでのことなんだろう。
亀田さんのような試合の放映を続けていたら、ボクシングはますますファンをなくしていくだろうと思っていたら、今日の山中選手のタイトルマッチはボクシングの面白さを再認識させてくれた。
12ラウンドKOで山中さんが勝ったが、1ラウンドから12ラウンドまで文字どおり手に汗握る、一瞬もテレビの画面から目を離せない面白さだった。
これがボクシングの醍醐味。
大きな口を叩いていたわけでもなく、試合でボクシングの面白さを見せてくれる。
これぞボクシング。
こんなボクシングを見ていると、勝っても負けても声援を送りたくなる。
観客は負けた挑戦者にも大いに拍手を送っていたし、負けた挑戦者も負けて悔いなしといったところだろう。
観客席に亀田興毅選手の弟さんが来ていたが、兄の試合と比較してどう感じたのだろう。
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