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2013年6月 6日 (木)

富士山「弾丸登山」に自粛を、の声

 今朝のワイドショーで、富士山の「弾丸登山」を自粛を呼びかけているという報道がされていた。

 今月下旬に世界文化遺産の登録決定されると、さらに登山者の増加が見込まれるため、取り組みの強化が検討されている。

 「弾丸登山」というのは、富士山頂で日の出を見るために、夜通し歩いて山頂を目指すというものだそうだ。

 その様がテレビ画面に映し出されていた。

 登山者が頭に装着したヘッドライトが、まるで天の川のようにきらめいていた。

 Img_8445                        @nifty  デイリーレポーターというサイトの画像です。

 毎年季節のニュースで取り上げられる、蛍イカ漁の映像を思い起こさせられた。

 到着した山頂は大混雑。

 当地(宮崎県の北端の街、延岡市)の最大のお祭り「お大師祭り」でもこんな人出はない。

 朝のラッシュ時の新宿駅や東京駅の構内よりも混雑している。

 それは、まるで休日の原宿竹下通りのような混雑だ。(といっても、竹下通りに私は行ったことはなくて、これまたテレビで見た竹下通りの映像を思いおこした次第)

 Img_8502      これも、 @nifty  デイリーレポーターというサイトの画像を拝借しています。

 今回問題にしているのは、「弾丸登山」は危険なので自粛してもらいたいというものだった。

 「弾丸登山」をする人は5号目までは車やバスで来て、夜のうちに一気に山頂を目指し、日の出を見るとすぐに下山するというやりかたをとっている。

 一気に山頂を目指すことにより、高山病にかかるリスクが増す。

 また、前の人を追い越そうと登山道をそれて登る人がいて、下にいる人に膣癖気の危険を及ぼすこともある。

 それで、「弾丸登山」に自粛を呼びかけるということになったわけだ。

 しかし、問題は「弾丸登山者」だけではないだろう。

  「弾丸登山」は登山者の30%というから、登山者はその3倍以上になるわけだ。

 現在、年間の登山者数は35万人から40万人。

 その登山者たちが、3776メートルの山頂で、喰らい、垂れ、捨てるわけだ。

 下水道が完備されているわけもなく、バキュームカーやごみ収集車が来れるわけでもない。

 富士山は下から眺めるのがいいのかもしれないなあ。

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