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2013年6月 8日 (土)

富士山の写真で思い出したエベレスト

 一昨日、富士山頂の混雑を紹介した。

 そのきっかけとなったのは、朝のワイドショーの映像だった。

 まだ暗い中、富士山頂をめざす人々のヘッドライトがネオンサインのように輝いていた。

 この映像を見て、あの日のブログになったのだが、同時にその3日前の朝日新聞の日曜版「globe」に掲載されていた写真のことも思い出した。

 「満員のエベレスト」という題の記事で、夜明け前の写真がいっしょに掲載されていた。

 夜明け前のうっすらと赤味がかかってきた空を背景にエベレストの姿が浮かび上がっていた。

 山頂に白く残雪が見える。

 しかし、その残雪に見えた白いものは、登山者たちのヘッドランプの灯だった。

 100人以上が山頂をめざしているのだという。

 エベレストの最後の難関である、高さ12メートルの岸壁「ヒラリー・ステップ」での登頂待ちは2時間以上に及び、列をなした人々は寒さに震えながら体力を消耗するとある。

 「今や、山頂を目指すひとの約9割がガイドを雇った『お客様登山者』で、多くは登山の基本的な訓練を受けていない」らしい。

 三浦さんが80歳で登頂に成功したばかりで、その偉業に感動していた私は、水をさされるような気持ちで記事を読むことになった。

 今週発売の週刊文春には、「三浦雄一郎さんのエベレスト登頂は本当に快挙なのか」と、疑問を呈する記事が掲載されていた。

 気になって本屋で立ち読みしてきたが、この記事ではエベレスト当庁舎を「大名登山者」と称していた。

 地元出身のシェルパが登山路を確保して、登頂に必要な荷物はすべてポーターが運ぶ。

 500万円から600万円かければ、登山経験の無いものでも登頂は可能だということだった。

 しかし、それは可能性の問題だけであって、だれもが登頂に成功するわけではないだろう。

 また、このことで三浦さんの偉業が否定されるものではない。

 ただ、富士山は下から眺めていた方が良いと思ったのと似た感情が、うねうねと私の中をかけめぐっている。

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