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2013年7月21日 (日)

投票率アップは体制の要請では?

 参議院選の投票に行ってきた。

 投票所がいつもりより閑散としているように感じたのは、マスコミによる先入観だろうか。

 今回の選挙は棄権をしようかと思っていた。

 まかせる人も政党もいない。

 それでもテレビでは、投票に行こう投票に行こうとうるさく言う。

 評論家、学者、知識人と言われる人たちが、口を揃えて、それでも投票で政治は変わるという。

 私は、自民党の圧勝で強権に走る安倍政権に危惧の念を抱いている。

 しかし、どうあがいても自民党の勝利は確実だろう。

 結局私は、テレビが異口同音に言う、何にも意思表示をしないことはいけないと。

 マスコミ、メディアは、総掛かりで投票率アップを訴える。

 私は、その言葉に押されて投票に行くことになったような気もする。


 投票はしたが、選挙結果は自民党の圧勝だろう。

 マスコミが口うるさく投票を呼びかけて、投票率がアップしても結果はいっしょだろう。

 私は、ふと思った。

 これは権力者の策略ではないのか。

 極論の方がわかりやすいので、仮に投票率が30%未満だったと仮定してみよう。

 もっと極端に言えば、投票率が10%で誕生した政権が、堂々と胸を張って国民から政権を託されたと強権を振るえるだろうか。

 マスコミも結局は権力者の一群。

 権力者が弱きものを組み敷くための錦の御旗として、一定の投票率が必要なのではないだろうか。

 

 選挙でしか政治は変わらないと言うが、積極的な意思表示としての棄権票を増やすことで政治を変えることはできないものかなあ。

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