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2013年8月10日 (土)

田上長崎市長、平和宣言で政府を批判

 昨日,昼食時の「笑っていいとも」の71歳の若手女芸人のことを書いたが、もっと書きたかったことがあった。

 それは、ニュースで聞いた田上長崎市長の平和宣言。

 今年4月に提出された核兵器の非人道性を訴える共同声明に日本政府が署名をしなかったことに触れ、毅然とした態度で政府を批判していた。

 共同声明には、80カ国が署名している。

 南アフリカなどの提案国は、被爆国であるわが国にも賛同の署名を求めたのだが、日本は「人類のいかなる状況においても核兵器を使うべきではない」という文言が受け入れられないとして署名しなかった。

 田上市長は、「核兵器の使用を状況によっては認めるという姿勢を日本政府は示したことになる。これは2度と、世界の誰にも被曝の経験をさせないという、被爆国としての原点に反しますと厳しく糾弾していた。

 印象的だったのは、長崎市長の平和宣言の音声に、平和祈念式典に出席していた安倍総理大臣の顔がアップで映し出されていたこと。

 総理大臣を目の前にして、政府を批判する長崎市長の口調は穏やかだった。

 そして、それを聞く安倍総理の表情は微動だにしなかった。

 日本政府がこだわったのは、「いかなる状況においても」という文言だったようだ。

 それは、あきらかに米国を意識してのもの。

 見えないところで、どんな政治取引があっているのだろう。

 

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