« 世界遺産登録後の富士山 | トップページ | 麻生さんのヒトラー騒動 »

2013年8月 2日 (金)

亀田和毅選手 世界戦

 昨晩、亀田和毅選手のWBOタイトルマッチ戦があった。

  見ようか、見まいか、迷ったあげくに見た。

 亀田選手が挑戦者の立場だったし、和毅選手が亀田三兄弟の中で一番才能があるというし、天才だというし、積極的な試合展開を期待した。

 結果は、大差の判定で亀田選手が王座を奪取した。

 専門家も、亀田選手の勝利を讃えていた。

 確かに、亀田選手は、チャンピオンに試合をさせていなかった。

 和毅選手の戦術は、軽快なステップワークを使って距離をとって相手のパンチをかわす。

  というより、スピードに欠けるチャンピオンは、逃げ回る和毅選手に手を出すことができない。

  和毅選手は、逃げ回りつつ(私にはそう見えた)、隙をついてパンチをくりだす。

  そのパンチは、素人目には軽く、相手にダメージを与えるという感じはしない。

  動き回って相手のパンチを受けず、相手を倒すことはあり得ない軽いパンチではあるが、手数をだしてポイントをかせぐ。

 1、2ラウンドを見ていて、このまま12ラウンドまでいくのだろうなと想像していたが、その通りになった。

 興毅選手と大毅選手は、亀の甲羅のようにガードを固めて負けない戦法。

 和毅選手は、フットワークで逃げ回っていて負けない戦法。

 大きな失点をしないで、合間に手を出していれば、ジャッジが有利な採点をしてくれて勝利を手にする。

 ともあれ、亀田プロモーションとTBSの協力で3人のチャンピオンを生み出したのだからすごい。

 とはいえ、私がリングに立たされたら、逃げ回っていたって1ラウンドでKOされるのは間違いない。

 だから、強いのは強いのだろうが、亀田一家が一番強いものは興行力だろう。

 勝てる相手をみつけてきて、なんだかんだって、世界チャンピオンになるんだから。

 でも私は、今後亀田3兄弟の試合は絶対に見ない。

 勝っても、面白くないものなあ。

 金輪際、亀田選手の試合は絶対に見ない。

 ただし、同じバンタム級WBCチャンピオンの山中選手との統一戦をやるんだったら、絶対に見るけどなあ。

 

 

« 世界遺産登録後の富士山 | トップページ | 麻生さんのヒトラー騒動 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

確かにパンチはスピード重視で軽いっすね

亀田兄弟3人ともフック系特にボディはなかなかのものですが

ストレート系は腰が入ってなく軽いっすよね

しかし、3男は他の二人と違いしっかりとしたテクニカルなボクシングですね

パンチ力以外はけっこう良い感じっすね

山中との統一戦ぜひ見たいですが

亀田サイドが絶対やらないでしょうね

 ジョニー・タピアさん、いつも「いいね」ありがとうございます。

 3男のテクニックはしっかりしているのかもしれないけど、
私みたいな素人ボクシングファンには、亀田一家のボクシング
は面白くないです。

 テクニックのあるチャンピオンの、井岡選手の試合は面白いんですけどね。
 
 同じフットワークを使うにしても、パンチ力があって、KOしようと闘っているのと、ポイントを取って勝とうという作戦との違いなんじゃないかと思います。

 試合前の大言壮語と試合の細かさのギャップも見ているもののストレスを増幅させるような気がするんですけどね。

 それと、亀田3兄弟は顔で損していますよね。

 顔が、井岡さんや山中さんみたいに端正な顔だちだったら、興行的に別な作戦がとれるんでしょうけどね。

 とにかく私は、亀田一家の試合は見ないことにしました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 亀田和毅選手 世界戦:

« 世界遺産登録後の富士山 | トップページ | 麻生さんのヒトラー騒動 »

2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ