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2013年9月12日 (木)

当然の井岡選手の勝利。微妙判定の宮崎選手の試合も面白かった。

 昨晩のボクシング ダブルタイトルマッチ。

 井岡選手は、自らの「書くの違いを見せる」の言葉通り。見事なKO勝ち。

 攻守バランスのいいボクシングで、いつ倒すかいつ倒すのかとワクワクしながらの観戦になる。

 もう一人のチャンピオン宮崎選手は、微妙な判定勝ち。

 バッティングで両まぶたを切り、血まみれで闘っての勝利。

 勝利者インタビューで、「しようもない試合して、すいません」と言っていたように、本人も判定に忸怩たるものを感じていたようだ。

 しかし、逃げまくるわけでもなく、固くガードをかため亀の甲羅にとじこもるでもなく、自分が倒されるかもしれないが、その前に相手を倒すという気迫にあふれた試合内容は、ボクシングの面白さを充分に味わわせてくれた。

 私のブログにときどきコメントをいただく、ボクシング日本チャンピオンを経験されているジョニータピアさんによると、3兄弟の試合もそれなりに評価できるものだそうだが、私にとって3兄弟の試合は面白くない。

 素人の私には、3兄弟の試合は、KOされずに12ラウンド逃げ回っての勝利に見えてしまう。

 いつ倒すか、いつ倒されるのかと、はらはらしながら見るのがプロボクシングの醍醐味。

 絶対に、倒すことも、倒されることもないとわかっている試合は見るに値しない。

 

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