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2013年9月25日 (水)

国語に関する世論調査

 文化庁の、国語に関する世論調査の結果が発表されていた。

 いつものことではあるが、言葉や慣用句の使い方の調査結果もあった。

 「役不足」については、正解の「本人の力量に対して役目が軽すぎる」と答えたのが41%に対して、「本人の力量に対して役目が重すぎること」という誤用の方が51%となっている。

 「流れに棹さす」については、本当の意味とは逆の「傾向に逆らって、ある事柄の勢いをうしなわせるような行為をする」というのが59.4%。

 正解の「傾向に乗って、ある事柄の勢いを増すような行為をする」が23.4%となっている。

 「噴飯もの」は、正解の「おかしくてたまらないこと」としたのが19.7%に対しては、誤用の「腹立たしくて仕方がない」が49%となっている。

 私は、このニュースを聞いて疑問に思った。

 それで、どんな調査の仕方をしているのかをインターネットで調べてみた。

 つくづくインターネットの凄さも思い知ることになったのだが、文化庁のホームへー時に、その詳細の記載があった。

 24ページにわたって、質問の内容、それに対する答え、そして解説に及んでいる。

 しかし、この内容は私の想像したとおりのことであった。

 「役不足」「流れに棹さす」「噴飯もの」「気が置けない」「潮時だ」という語句についての質問に対して、それぞれ本来の意味とされている答えと、それとは真逆の答え、そして分からないという答えに○をつけるというやり方だ。

 これでは、その言葉を使っていない人も、どれかに○を付けることになるわけだ。

 それぞれの語句について、「どのような意味でしょう?」と言う設問にして、「分からない人はわからない」に○をしてください、という質問のしかたに変えたら、分からないと答える人が圧倒的に多くなるのではないだろうか。

 なんとなく聞いたことがある程度で、その言葉を使ったことや、考えたこともない人が、山勘で○をつけた結果が結果に表れていると思われる。

 ちょっと聞いたことがある言葉だけど、どういう意味かは分からない。

 いい年した大人が、「分からない」と答えるには○はつけにくいから、エイヤッっと、思いついたほうに○をつけた結果だと思う。

 これに限らず、世論調査というのは、世論調査をする側の意向に沿った設問をしてくる傾向があるものだよなあ。

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