ダイエットは趣味
昨日の「ダイエットの弊害」に続いて、ダイエットの話をもう一つ。
昨日書いたように、私は、ジョギング(このところは10㎞走)と過食をやめたことで、体重が8㎏以上減った。
そうなって気づいたのだが、テレビや雑誌でダイエット特集の多いこと。
「○○ダイエット」「△△ダイエット」「□□ダイエット」
楽にやせることができるダイエット法が満ち溢れている。
それに加えて、ダイエットサプリメントCMの洪水。
そして、ちょっとやってみては挫折の繰り返しだった。
私も、テレビ欄や雑誌の見出しに「ダイエット」とあると必ず見ていた。
テレビのように簡単にやせるものはなかった。
古いところでは、リンゴダイエットにゆで卵ダイエット。
これはリンゴやゆで卵だけ食べるというダイエット法だった。
リンゴもゆで卵も大好きだったので、できると思って始めたのだが、3日やってみてリンゴも、ゆで卵も嫌いになってしまった。
その後も、寒天ダイエット、杜仲茶ダイエット、バナナダイエット、納豆ダイエット、トマトジュースダイエット。
一番新しいところでは、サバ缶ダイエット。
テレビで特集番組があると、寒天も杜仲茶も、バナナも納豆も、そしてトマトジュースも、スーパーの棚から消えてしまった。
それでも、なんとか手に入れてダイエットに挑んでみたが、私の体重がへることはなかった。
テレビが特番を組んで取り上げられた食品が、いっせいに日本中から姿を消してしまうという現象が度々おこっている。
しかし、いずれも2~3カ月で、スーパーに商品が戻ってくる。
やせたい人がたくさんいるから、そうなるわけで、太っている人はやせる努力が嫌いだから太っているわけで、それを承知でテレビや雑誌は簡単にできるダイエット特集をやる。
だけど、そんなに簡単にやせる方法はなくて、一瞬でブームは去る。
ほとぼりが冷めた頃に、また別の食品でダイエット特番をやる。
太った人は、懲りもせずそんなことを繰り返している。
私は、青島太平洋マラソン出場を公言してしまって、その練習を続けているせいで、8㎏もやせた。
やせてみてわかったことは、大食いしないで運動をすればやせるということ。簡単なことだ。
結局、これしかない。
12月8日の青島太平洋マラソンまでは、この状態が続きそうだ。
おかげで私は、テレビや雑誌のダイエット特集にはまったく興味がなくなってしまった。
そもそも今まで、「ダイエット」は私にとって趣味だったのだ。
「○○ダイエット」「△△ダイエット」と、新しいダイエット法をやってみることを楽しんでいたのだ。
車が趣味の人が、次々に新しい車に乗りたいように、ゴルフが好きな人がパターやドライバーを次々に買い換えるように、釣り好きが竿やリールをいくつも買うように、「ダイエット」が趣味だから、いろいろなダイエットを試してみたくなるのだ。
趣味の少ない私なのに、数少ない「ダイエット」という趣味まで捨ててしまったなあ。
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