三鷹女子高生殺人事件 警察のストーカーへの対応
三鷹の女子高生殺人事件において警察の対応が問題視されている。
被害者は、ストーカーに対する不安を2度も警察に相談していた。
最初は、女生徒から相談を受けた学校が杉並署に相談していた。
相談を受けた杉並署は、女性との自宅のある三鷹署に相談するように伝えた。
訴えを受け付けた三鷹署は、容疑者の携帯電話に3度連絡をして、留守番談話にメッセージを残した。
そのメッセージというのは、「三鷹署に連絡するように」というものだったらしい。
容疑者が、被害者が警察に相談したことに逆上したことが事件につながったのではないかという話が出ているというのだ。
警察にストーカー被害の相談をしていたにもかかわらず殺人にいたった事件が度々問題になる。
つい3,4カ月前の長崎のストーカー事件は記憶に新しい。
またしても起こったストーカー殺人事件。
男女関係が原因となっているし、被害者女性が芸能界を目指していたことあって、ゴシップワイドショーの格好のネタになっている。
今朝のゴシップワイドショーで、「ストーカーにあって大事件にならないための対策として、まずは警察に相談すること」なんて言っていた。
その直前に、警察に相談したのになんにもしてくれなかったと報じていながら、こんな答えはないだろう。
本当に被害を無くすために番組を作るのだったら、警察の対応が悪いときの対策を教えてもらいたいものだ。
本気で容疑者に連絡を取ろうと思うのだったら、被害者の携帯から電話すればいい。
警察がその気になれば、容疑者の携帯電話から発する電波を探知すれば、容疑者の所在もつかめるはずだ。
犯罪研究の専門家なら、警察の不手際を指摘するだけではなくて、容疑者自らが警察を指導するための方策を教えてくれるといい。
人の不幸は蜜の味。人の不幸は視聴率。
視聴率をとることだけがテレビ報道の目的だから、役に立つ報道なんて関係ないのだろうなあ。
« 悪徳不動産屋日記 振込過ぎの家賃 | トップページ | 暑い »
「ニュース」カテゴリの記事
- 大雨警戒情報(2023.06.02)
- 大谷選手 感服(2023.05.05)
- 自民党茂木幹事長 旧統一教会との決別宣言(2022.08.08)
- 「こうのとりのゆりかご」の慈恵病院の「内密出産」 (2022.02.14)
- 池袋暴走母子殺害事故の飯塚幸三が控訴しないことを表明 収監されることなく幕引き(2021.09.15)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 佐々木朗希 一安打で黒星(2023.06.04)
- 晴天(2023.06.03)
- 6月1日 オオタニさん(2023.06.01)
- はい、また、明日から(2023.05.07)
- 92 歳の食いしん坊 切なる願い(2023.05.04)
コメント