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2013年11月 1日 (金)

九州一周駅伝 今年で終了

 九州一周駅伝が、第62回の今年をもって終了する。

 今日のコースは、宮崎県庁を出発して、延岡市役所がゴール。

 地元を走るコースとあって、精鋭を集め、ライバル福岡を引き離してトップでゴールした。

 毎年、宮崎と福岡の優勝争いで、 1990年から2004年まで宮崎が24連破した。

 宮崎県民としては誇れる大会で、県民こぞって声援を送ってきた大会だった。

 1000㎞を超すコースを10日間かけて走る世界最長の駅伝大会と言われ、伝統ある駅伝大会だったが、交通量の増加による警備などの運営費の増大や、選手の安全の確保ということで、今年の大会をもって終了することになった。

 一昨年の60回大会から、九州一周を切れ目なく結ぶコースを、8つのコースぶつ切りにして、呼称も「グランツール九州」と名付けた。

 私は、最初に「グランツール九州」という名称を聞いたとき、別なレースが始まったのかと思った。

 これが九州一周駅伝だとわかったとき、どうして「グランツール九州」なんて名前をつけるんだ。

 またしてもカタカナ語かぶれかとと、ちょっと腹立たしく思っていた。

 「九州一周駅伝」と言えば、即、その内容はわかる。

 しかし、「グランツール九州」なんて聞くと、その内容はわからない。

 またしても西洋かぶれの結果かと、怒っていたのだが、この大会の人気がなくなっていたようだ。

 宮崎は、常に優勝争いに加わっていて、24連破という大記録も作った。

 それに対抗するのが福岡で、このところは福岡と宮崎が交代で優勝していた。

 宮崎県民は、毎年優勝争いを楽しんでいるが、他県は優勝争いは蚊帳の外。

 他県民は、宮崎県民のような愛着を持てない大会だったのかもしれない。

 交通量の増加で、警備も大変だというのも本当だろうし、残念だが終了もいたしかたがないことなんだなあ。 

 

交通量の増加による警備などの運営費増大や、選手の安全確保の問題か

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