携帯電話はマナーモードにするか電源を切るように!
昨日は、延岡日向宅地建物取引業協会の忘年会。
協会員、約150社で、今日の参加者は約90人。
当地(宮崎県の北端の街、延岡市)の不動産業者の大半が会員で、同業者でありながら、すこぶる仲がいい。
今年は、私に司会の役がまわってきた。
例年司会をやっているS不動産のM氏が、今年はどうしても引き受けてくれなかったらしい。
忘年会担当役員が私の同級生で、彼から「司会者のなり手がないから、やってもらえないか」と依頼があった。
さらっと頼まれたもので、仲間うちの忘年会だからと、難しいことは考えずに引き受けてしまった。
しかし、例年、市長や商工会議所会頭を始めとする来賓が列席する。
ちゃらんぽらんにやるわけにはいかないから、一応、式次第に併せて原稿を作ることにした。
まずは、開会前の挨拶。
忘年会に限らず、人が集まるところでは、必ず「携帯電話はマナーモードにするか電源をお切りください」とのアナウンスがある。
それにもかかわらず、必ず携帯電話の着信音を鳴らす輩がいる。
私が司会をするからには、絶対にそれを許さないぞと思った。
それで私は、携帯電話を鳴らした人に歌を唄ってもらうということにした。
「えー、時間になりましたので、席についてください。重ねて申し上げますが、携帯電話はマナーモードにしてください。今日の忘年会では、携帯電話を鳴らした方は、余興のときに、舞台にあがってもらって歌を唄ってもらいます。」
それを、しつこく2回も、繰り返した。
そして、開会。
開会のことば。
次に、理事長挨拶。
ざわついていた会場も、しんと静まっている。
そこに、突然、けたたましい携帯電話の音。
音は、私の胸ポケットから。
理事長挨拶に耳を傾けていた場内の全員の目が私に集まる。
そして、所内は爆笑の嵐。
やっちまったよ。
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