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2014年2月27日 (木)

福岡岩田屋三越

 ちまたでは、アベノミクス効果で景気が良くなっているらしい。

 昨年10月、福岡の岩田屋三越で開催された「世界の腕時計展」では、4日間の期間中に過去最高の3億円弱もの売り上げを達成した。

 多くの家族連れやカップルが来場した。

 新聞の取材に答えた70歳代の主婦は、古希の祝いにご主人から100万円のフランクミュラーを贈られて喜んでいた。

 さらに記事によると、このところ時計をはじめ、宝飾品、オーダーメイドの服など、高額商品の売り場がシニア層賑わっているとあった。

 同じくシニア層である私にはまったく無縁の世界で、つくづく妻には申し訳ないと反省しつつこの記事を読み進むことになった。

 去年、福岡市内の百貨店売り上げは前年比2.2%増。

 6年ぶりに前年を上回った。

 一方、福岡以外の九州沖縄の百貨店は1.1%減。

 こちらは、
8年連続の前年比割れ。

 さらに注目すべきは、岩田屋三越のカード会員の購入分析だ。

 カード会員が13年に購入した総額は前年比5%増だった。

 これを、顧客県別に見ると。鹿児島23%増、大分19%増、山口18%増となっている。

 鹿児島の伸びが大きいのは新幹線効果なのだろう。

 九州経済の福岡一極集中の流れを見事に表している。

 当地(宮崎県の北端の街、延岡市)は陸の孤島と呼ばれ、どんな交通機関を使っても博多までは約5時間。

 便利の悪さで宮崎の経済は守られていたのかもしれない。
 来る3月16日に、延岡市民が切望してた高速道路 東九州道路の延岡・宮崎間が開通する。

 延岡の魅力を引き出さないと、まずは宮崎に延岡が吸い上げられることになるかもしれない。
 
 不動産業の動きも変わってくるだろう。

 しかしわが社は、まだ対策はなんにもできていないなあ。

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