ケシポンと、裏から見えない修正テープ
買い置きしていた修正テープを、やっとのことで使い果たした。
前々から、「プラス」から出ている「裏から見えない修正テープ」を買いたかったのだが、買い置きが無くなったら買うことにしていた。
修正テープは、ちょっとした書き損じをした箇所を、白色のテープを転写して修正するというもの。
以前は、白色の顔料を溶かしたものをペンキのように塗って修正していたが、液体だと乾くまでにしばらく時間がかかった。
その欠点をカバーするべく登場したのが修正テープだ。
修正してすぐに筆記できるという便利さから、ちょっとした修正に用いられている。
しかし、この修正テープで修正すると、修正したはずの文字が、裏からみるとくっきり見える。
私はこれが気になっていた。
私だけではなく、これが気になる人が多かったようで、裏から見ても修正した文字が見えにくくなく修正テープが「プラス」から発売されている。
この効果はこの通りだ。(プラスのホームページより転載)
上図の左が従来の修正テープ。「専門家」の「専門」の部分が裏から見ると、はっきり見える。
右の、「裏から見えない修正テープ」だと、「専門」の文字が見えない。
これは、同じく「プラス」のヒット商品「ケシポン」の技術を修正テープに組み込んだアイデアだ。
ケシポンというのは、ダイレクトメールなどを処分するときに住所や名前の上に「ポン」と押して見えなくするスタンプだ。
個人情報保護の意識から大ヒットした文具だ。
大ヒットして、今は類似品が百円ショップでも売られているから、使っている人も多いだろう。
「プラス」からは、機能を強化したさまざまな「ケシポン」が発売されている。
ケシポンローラー。消したい部分が広いときに便利である。
ケシポンテープ。1行だけ消したいときに使う。
この「ケシポンテープ」と修正テープを合体したものが「裏から見えない修正テープ」だ。
なんとなんと、一番目の図のように、白色層のテープの裏にケシポンのような特殊パターンのテープが印字されているのだ。
ずっと前から、この修正テープが欲しかったのだけど、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)最大の文具店「デサキ」にはこれがなかった。
当地、最大のスーパー「イオン」でも売っていなかった。
ネット購入で1個買いだと、定価以上の送料がもったいないくて、欲しいのを我慢してきた。
買い置きしていた修正テープがきれたのをきっかけに、通販ショップで交換テープを含めて5個まとめ買いをした。
「裏から見えない」効果には、まずまず満足。
しかし、いかんせん、修正テープとしての使い勝手は悪い。
慎重に扱わないと、テープがよじれてうまく修正ができない。
他に変わりなる商品が無いから仕方がないが、購入した5個を使い切るまでには改良してもらえるといいなあ。
それにしても、文具メーカーの開発研究にはわくわくさせられる。
私を新製品開発の外部社員として採用してもらえないかなあ。
老いたといえども、いいもの持っているんだけどなあ。
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