国保滞納 差押え急増
国民健康保険の保険料を滞納者に対し、市区町村が給料などを差し押さえて強制的に滞納分を支払わせている。
厚生労働省の調べでは、国保の保険料滞納者に対し、全国の市区町村が12年度に財産や給料を差し押さえたのは約24万件、差し押さえ総額は約900億円にのぼる。
国保は08年度に保険料の徴収率が9割を割りこみ、厚労省は市区町村に徴収の強化を指示している。
市区町村はこれを受け、滞納が長引く人への差し押さえを増やし始めた。
だが、国保加入者は高齢者などの無職と非正規労働者が8割いて、年間所得が100万円未満の世帯が半分を占める。
一律に差し押さえをして滞納分を払わされると生活が苦しくなる人もいる。
「差し押さえ対象のうち、払えるのに払わない悪質な滞納者は1割に満たない」(中部地方のある市)という自治体もある。
(朝日新聞)
生活保護費と大差ない収入しかなくて、払いたくても払えない状況の人にまで差押えをすると、生活保護以下の生活しかできなくなる。
生活保護を受ければ医療費は無料だ。
その見極めは難しいだろうが、画一的な差押えによる徴収は、生活保護を増やす結果になるのではないだろうか
真面目に生きる人が生きにくい世の中にしてはいけないなあ。
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