元気をもらった。遅咲きすぎるDJ SUMIROCkさん。
昨日の朝日新聞のコラム「ひと」に、嬉しい話が載っていた。
「遅すぎるDJ SUMIROCKさん」のお話。
御年79歳。
東京・高田馬場で、父の代から60年続くギョーザ店を営む。
ダンスが好きで、客としてパーティー通いにいそしんでいたが、主催者の勧めで一昨年にDJ(ディージェー)を始めた。
本名は岩室純子(いわむろすみこ)。「純」と「岩=ロック」をとって、遅すぎるSUMIROCKと名乗る。
「よく驚かれるけれど、自分では年取ってるなんて思わない。気後れすることもないですね」
DJプレーの冒頭で必ず流すのが「鉄腕アトム」。
年代もジャンルも関係ない。
キャノンボール・アダレイのジャズ、セルジュ・ゲンズブールのシャンソン、ダフト・パンクのダンス音楽……。
深夜、クラブなどでお気に入りの曲をかけては、孫ほども年の離れた若者たちを沸かせる。
「自分のDJでお客さんが盛り上がってくれるのが、一番の喜び」と語る。
「週1回、DJ学校に通って腕を磨く。機械操作だけで一苦労。曲と曲をスムーズにつなげられるように、一生懸命練習しています」というのだ。
「選曲の幅を広げるため、レコード店で音源を「掘る」(探す)作業も欠かさない。
特記すべきはここから。
何があっても怖くない。生きてさえいれば、何だってできる――。空襲で家を焼かれ、命からがら逃げのびた戦争体験を通じて、そんな人生哲学を培った。
夢はニューヨークでのDJデビューだ、と言う。
「人間は、何歳になっても変われるんです」 だって。(朝日新聞 「ひと」より)
このところ、人生の先行きに寂しい思いを抱くことのあった私を元気づけてくれる言葉だった。
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