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2014年4月 1日 (火)

往生際

 往生際という言葉がある。

 広辞苑には、「①死にぎわ。②ぎりぎりのところまで追いつめられたとき。また、そのときの態度」とある。

 往生際が悪いという使い方をするのだが、最近往生際の悪い人が目立つ。

 猪瀬前都知事の5000万円。

 どうみても5000万円は政治資金なのは明らかだが認めなかった。

 これは、つい最近になって全面的に認めた。
 
 聴覚障害の作曲家の佐村河内守氏。

 テレビの画面でも聞こえているのは誰の目にも明らかなのに聞こえないふりをする。

 ただし、嘘が下手で手話通訳を介さないで答えたりする。

 渡辺喜美さんの8億円問題。

 個人的な借金だから問題ないと言い張っている。

 つい最近、猪瀬さんや細川さんを責めたてたのも忘れて、言い訳を続けている。

 そして、とどめは小保方さん。

 STAP細胞の論文に意図的な不正行為があったことが認定されたことに対して、「驚きと憤りの気持でいっぱいです」と反論している。

 いずれも、往生際が悪すぎる。

 往生際を正しても罪が許されるわけではないが、こうまで往生際が悪いと、人間性そのものの救いようがない。

 よだきんぼ(宮崎弁でなまけもの)おじさんの私は、自慢できる生き方はしてこなかったが、往生際だけは彼らに勝ると、ちょっとほっとさせられている。

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