初の、宮崎までの高速道路
昨日、久しぶりに宮崎(市)に行った。
3月16日に延岡・宮崎間の高速道路がつながってから、始めての宮崎だった。
宮崎まで90㎞弱。
今までは、どんなに急いでも2時間ちょっとかかっていた。
区間のほとんどが、片側一車線道路。
追い越しもできず、いつも渋滞するところがあって、いらいらしながらの2時間の旅であった。
それが、高速道路がつながったことによって1時間短縮されることになった。
遅ればせながら、高速道路を使ってみることになった。
インターチェンジから高速道路に乗る。
思いのほか、道路は空いている。
高速道路といっても、片側1車線の対面道路のため、制限速度は70㎞だ。
とはいえ、なんといっても高速道路。
車の流れはスムーズ。
流れに乗って、制限速度を20㎞くらいオーバーして走っていた。
しかし、そんな快適な気分は5分足らずで終わってしまった。
前の車に追いついてしまった。
車が連なっている。
速度メーターを見ると60㎞台。
前方を見ると、10台くらい前のトラックがゆっくり走っている。
高速道路といえども、片側1車線。
遅い車が前にいると、ついていくしかない。
延岡のインターからだと、追い越し斜線があるのは日向インターの手前までは無い。
今まで高速道路が無かった私たちにとっては、片側1車線でもありがたい話。
一般道路の渋滞と信号待ちを思えば、信号待ちがなく70㎞でスムーズに走れるんだから文句は言えない。
ましてや、法廷の制限速度は70㎞。
とはいえ、度量の小さい私は、このトラックに怒りがつのる。
やっとのことで追い越し斜線に入った。
それ行くぞー、と思っていたのだが、各車いっせいに100㎞くらいにスピードアップしてこのトラックを追い越した。
その抜き様を見ていると、度量の小さいのは私だけではなかったようで一安心。
自分の度量の小ささに、自分が嫌になっていたところだった。
高速道路という名前なのに高速ではないからストレスが溜まる。
それで、帰りは一般道路で帰ってみることにした。
というのも、2、3日前の新聞で、高速道路が開通したことで一般道路の通行量が減って、渋滞が緩和されていると報じていたのを思いだしたからだ。
特に渋滞がひどかった都農・美々津間の渋滞が、開通前700mの渋滞していたものが開通後は渋滞が0mだったということだった。
帰りは別に急ぐことはないし、一般道路で信号待ちをするのは当たり前。
高速道路なのに遅い車がいるとストレスを感じる。
一般道路で信号にひっかかるのは当たり前。
それを承知の上であれば、その方がストレスもたまらないと思って一般道路に入った。
ところがである、宮崎市街地からの道路は、以前同様の渋滞であった。
すぐに、一般道路に入ったことを後悔した。
西都(市)インターから高速道に乗ろうと思いつつ渋滞した道路を走ること数分。
ようやく、西都のインターチェンジに向かう交差点が近づいたのだが、流れががスムーズになってきた。
それで、またまた予定を変更して一般道路を走り続けることにした。
それが大失敗。
すぐに渋滞してきた。
大後悔したが、すでに遅し。
いまから引き返すわけにもいかず、このまま一般道路で行くことにした。
佐土原を通過し、新富町の入り口にかかる。
ここは、いつも渋滞するところでなのだが、高速道路ができた効果はまったく感じられない。
あの新聞記事はなんだったんだ。
このまま行くと、例の大渋滞の都農・美々津も以前と同様の大渋滞なのだろう。
私は、高速道路を利用しないことをつくづく後悔した。
折角つながった高速道路を使わない馬鹿さかげんをうらんだが、すぐに思い直した。
この一般道路の渋滞のいらいらに比べたら、制限速度で高速道路を走る車の後ろを走る方がましだと思いいたった。
今日、一般道路の経験をしていなかったら、また次に、制限速度で走る車にストレスを感じることになったはず。
今日の経験で、高速道路でストレスが少なくなるだろう。
そう思ったら、今日の経験も無駄じゃなかったと、なんだか気持が晴れた昨日の出来事だった。
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