何が真実? 血圧、血糖値、コレステロール
人間ドッグ学会が発表した健康診断の新基準で、私は完全無欠の健康体になった。
そのことは4月25日のブログに書いた。
私は、健康体を手に入れて喜んでいたのだが、一部マスコミでは大問題化してるようだ。
今週の週刊ポストの見出しにはこうあった。
大反響 「健康値」を厳しくして「患者」を増やし、ぼろ儲けした「高血圧マフィア」の大罪
血圧、血糖値、コレステロール 下げすぎると早死にする
なんと、「マフィア」とまで断罪されている。
週刊現代は、さらに過激だ。
まずは、「全国民必読」とある。
必読と言われても、私は週刊誌は立ち読みでしか読まないので、週刊現代のマーケティングには乗らない。
「必読」に続いて、「スクープ!」の活字。
人間ドッグ学会理事長がついに告白。「高血圧なんて、本当はきにしなくていい」というのだ。
それに続く見出しが、「だったら、降圧剤は必要ないのか?」
こう言われると、詳しく読んで見たくなる。
さらには、「飲まなくていいクスリ」「飲まないほうがいいクスリ」
そして、「世界の健康診断基準値を大公開」「アメリカ人は健康診断なんて受けない」とある。
どうです?読んで見たくなるでしょう?
週刊誌の見出しは魅惑的だ。
これに対して、日本高血圧学会や動脈硬化学会などの専門学会は猛反発している。
それは当然のこと。
人間ドッグ学会の基準値をそのまま認めていたら、多くの患者を失ってしまうことになる。4月25日のブログ参照。
高血圧患者とコレステロール患者を飯のタネにしてるお医者さんにとっては死活問題だ。
私は、以前の基準でも、ちょっと血圧が高めという程度で、そんなに気にしていなかったのだけど、運動を取り入れて少し血圧は下げようと思っている。
問題は、血圧のクスリを飲んでいる人たちだ。
一方ではクスリを飲んで血圧を下げろと言われ、一方では血圧を下げすぎると早死にすると言われる。
一体、何を信じればいいのだろう。
すべては金儲けで生きる人間のなせる業。
医も算術。政治も算術。法曹も算術。
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