静かな海開き。住民のためと思っていたら・・・
今朝のワイドショーニュースで、各局とも逗子海水浴場の海開きを報じていた。
関東で最も早い海開きだそうだが、今年3月に施行された条例で、スピーカーやマイクを使った音楽を流すことや、砂浜でのバーベキューや飲酒が禁止されている。
海の家の営業時間も6時半までに定められた。
クラブ化した海の家が流す大音量の音楽や、浜辺でバーベキューや飲み食いをした後のゴミの山に、近隣の住民から苦情が相次ぎ、それに対応した結果、この条例が制定されたようだった。
各局の報道は、住民の平穏な生活を守るために条例が制定されたというものだった。
しかし、よくよく聞いていると、住民の生活のためばかりではないという真実が潜んでいた。
このところの、海の家のクラブ化に伴い、騒音や酔客のけんかなどが問題となり、去年7月に殺傷事件が発生。
そのせいか、一昨年73万人だった海水浴客が去年は41万人に激減した。
海の家のクラブ化を規制して、家族客を取り戻そうということが本音のようだ。
近隣住民の住環境のためかと思っていたが、一番の原因は来場客の増加をはかるため。
しかし、クラブ化営業をしていた海の家にとっては、売り上げ減。
海の家事業者側は条例取り消しを求めて提訴している。
条例が住民の利益のみを目的としているのだったら大儀がたつのだけど、海水浴客の増加を図ることが目的だと、利害が相反する人からの抵抗はやむを得ないことだろうなあ。
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