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2014年6月21日 (土)

野垂れ死ぬはずのない二人が「野垂れ死にが普通になる」と言っている。

 「これからは野垂れ死にが普通になる」

 今日の朝刊に掲載されていた、曽野綾子さんと近藤誠さんの対談集の広告の題名だ。
 曽野綾子さんは、大ベストセラーとなった「老いの才覚」を始めとして、このところ人生のしまい方に関する本を次々と出版されている。
 近藤誠さんは、いしゃでありながら「がんは放置した方がいい」と主張しておられる。
 十数年前に「患者よ、がんと闘うな」という本が大ベストセラーとなり、最近は「医者に殺されない47の心得」がベストセラーとなっている。
 近藤さんは、がん放置療法を説くにとどまらず、現在の医療のありかたにも異論を唱えておられる医療従事者である。
 このお二人の対談本で、題名が「これからは野垂れ死にが普通になる」とくれば、内容はおおよそこんなものだろうと推察される。
 しかし、功成り名を遂げておられる二人が何とおっしゃろうと、野垂れ死にすることはできない。
 野垂れ死にしたくとも、野垂れ死にさせてはもらえない。
 そんな境遇のお二人が、「これからは野垂れ死にが普通になる」と説くのは、ひねくれ者のおじさんとしては、下々の者は野垂れ死にを覚悟しろと言っているように感じてしまうのだなあ。

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コメント

一昨年の冬、11月頃から翌年の4月ごろまでの半年ぐらいの間に、路上と公共施設の場で、合計5人の倒れた高齢者に出くわしました。1人は消防の救急隊が人工呼吸していましたが命はないようでした。後は私やその場にいた人たちとともに家に送って行ったり、救急を呼びました。人生で経験したこともないようなことが続いています。今年は駅と路上で倒れた人に2回遭遇しています。おそらく高齢者の行倒れ現象は全国各地で起きているのではないかと想像しています。

コメントありがとうございます。

 核家族化と格差社会の競合で、下流独居老人の行き倒れ現象はますます増えていくのでしょうね。

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