再利用ロケットで格安宇宙旅行。
打ち上げ費用が数百億円かかるロケットの機体は使い捨て。
使い捨てにしていた機体を無傷で回収して再利用すれば、打ち上げコストが大幅に削減される。
アメリカのスペースX社がそんな開発をしているそうだ。
その名は「ファルコン9」。
5月の実験では、1段目だけを打ち上げ、上空1㎞まで上昇した後、ゆっくりと発射場に着陸した。
というと簡単なようだが、エンジンを再点火して、姿勢を制御しながら垂直に、狙いどおりの着陸点に、きっちりと着陸したのだ。
通常のロケットと違い、下部に4本の脚がついていて、着陸のときは脚を広げてふわりと軟着陸をする。
機体の再利用が成功すれば、毎回かかる費用は燃料費のみ。
これまでにも、スペースX社は、製造についてもさまざまな開発を進めていて、驚異的な低コスト化を達成している。
機体の再利用により、さらなるコスト削減が可能になる。
スペースX社が宇宙事業に参入した理由は、火星移住を実現するため。
火星に温室を建設し、10人程度のコロニー建設から始め、将来は人間が住む町をつくるという壮大なものだ。
旅行費は1人50万ドル(約5,000万円)を見込み、火星行きロケットの間は胃を10年~12年後と予測しているそうだ。
宇宙旅行が現実のものになるのも夢ではないようだ。
とはいうものの、私個人的には、5,000万円の費用を作ることが現実的ではないかな。
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