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2014年7月26日 (土)

メガソーラ反対運動の声

 全国でメガソーラの建設が相次いでいる。

 メガソーラというのは、出力1メガワット(1000キロワット)以上の大規模な発電施設のことである。

 再生可能エネルギーの普及を後押しするため、2012年7月に固定価格買い取り制度が導入された。

 この制度は、電力会社が太陽光発電の電力を10~20年間、一定価格で買い取るというものである。

 太陽光の場合、初年度の12年度の買い取り価格は1キロワット時あたり40円(税抜き)。

 世界的にも最高水準の買取価格で、事業として安定した利益が見越せるため、建築関係や不動産などの業者が続々参入している。

 資源エネルギー庁によると、今年2月末までに設備認定された出力10キロワット以上の太陽光発電は全国で約40万5千件に上る。

 周辺住民との十分な合意形成がないまま進められる開発計画に対して、各地で反対の声が上がっている。

 今朝のワイドショーで、長野県上田市の飯沼地区の反対運動が取り上げられていた。

 東京の開発業者が、同地区の山林20ヘクタールを取得し、最大11メガワットの発電施設の建設を予定しているというもの。

 山林を伐採しての開発に対して、「里山の景観を損なうだけでなく」、「伐採することで森林の保水力が失われ、大雨による土石流や大水で麓の集落に被害が及ぶ危険が増す」として、反対運動が起こった。

 業者側は、「雨水をためる調整池を作れば土砂崩れは防止できる」と主張し、計画を継続している。

 太陽光発電所建設について法的には規制するものは無く計画を中止させる事はできないだろう。

 この報道を見ていて、私は気になる事があった。

 反対住民が、災害の危険性を問題にして反対しながらも、太陽光発電の必要性は認めている点だ。

 再生エネルギーの必要性については全面的に認めているのだ。

 自ら、太陽光発電は、今の日本に必要だと発言していた。

 必要なものだけど、自分たちの地域に作られるのは困るというのは、はたからみるとエゴととられられかねない。

 私は、今の太陽光発電のあり方は正しいとは思わない。

 太陽光発電を行う事業者が「環境のため」を口にするのには異議を申し立てたい。

 すなおに、「こんなにうまい金儲けを見過ごす事はできないよ」というのなら納得する。

 現在、私たちが払っている電気料金は1キロワットあたり17~18円。

 太陽光発電の電力の買取価格は12年度申請分だと42円。

 差額の25円は、我々消費者の電気料金に上乗せされることになっているのだ。

 太陽光発電事業者の儲けは、私たち消費者がわかちあって支えているのだ。

 企業が営利を目指すのは当たり前のこと。

 こんなに美味しい儲け話はないと、資金力のある企業は競い合って太陽光発電事業に参入している。

 環境を錦の御旗に太陽光発電が増え続ければ、私たちが支払う電気代は上がり続けることになる。

 金持ちを儲けさせるための原資を、私たち一般庶民から薄く広く巻き上げているわけだ。

 これって、おかしいでしょう?

 反対運動をする人たちは、「環境のためには必要」なんてきれいごとは言わずに、ひたすら自分のためだけに反対運動を展開してほしい。

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